先週日経新春杯は本命のレッドバリアンテが負けてしまいました。もう少し時計が掛かってスロー瞬発の方が向いてるのかもしれません。次走また人気していなければ掛けるかもしれません。ハーツコンチェルトは左回りの方が向いてるのかな？ただ斤量恵まれてこの結果なので左回りでもG1を戦うなどは現状厳しいのかもしれません。成長を期待したいです。サヴォーナは阪神大賞典、サトノグランツは海外挑戦。今回期待以上の走りでしたので応援したいです。

【過去ペース】

過去10年中7年でスロー、3年でミドルペースでした。ただスローとはいえ瞬発戦は2回のみ。淀みないペースでミドル寄りの物やロンスパ戦で長く良い脚を使える馬の好走が目立ちました。今回はメンバー的にスロー想定。馬場は重〜不良で予想します。

【🐎各馬考察🐎】

アドマイヤハレー　田辺　差し

スローでは無く、ペースが流れた時に良い脚を使えるタイプ。中山2200という舞台は瞬発力戦になりづらい事からもこの馬に取ってプラスだが、前走は小頭数で丹内ジョッキーの早仕掛けが見事ハマってのもの。出遅れ癖もあるし多頭数、メンバーレベルが高くなる点を見ると買いづらい。重馬場実績あり

総評…D

カラテ　　明良　　先行、差し

ベストの距離は1600から1800で、長くても2000。2000でもスローで展開向くか馬場が重くならないと厳しく、流石に2200は長すぎる印象で今回は買い時では無いと思われる。馬場が渋りそうなのはプラス。

総評…C

クロミナンス　ルメール　差し

前走はインが伸びている中骨折明けで外から上がり最速で差す強い内容。
瞬発力はある程度期待できる馬で好走条件はスロー瞬発戦。中山で好走歴はあるものの馬質的に東京の方が合いそう。2200は初。7歳だが10戦と数は少ない。道悪よりかは良馬場の方が良い。ルメールで人気するようであれば疑いたい。

総評…C

サンストックトン　キングスコ　差し

中山や札幌で好走しているように割とタフな競馬場は得意なタイプでパワーもある瞬発型か。人気落とすようであればここは買っても良いかなと思う。キングスコ騎手との手が合うかどうかが気掛かり。距離はこなせそう。

総評…B

ショウナンバシット　和生　差し

良馬場の時はメンバーレベルの低い未勝利戦の1着と小頭数のすみれSの2着。それ以外は着外に沈んでおり、馬場が渋らないと買い辛い。スロー瞬発戦は苦手で流れた方が良いタイプ。馬場が渋りそうなので評価は上げたい。

総評…B

シルブロン　ビーヒュレク　差し

前走は距離的に度外視、札幌OPは休み明けとスロー瞬発戦で展開向かず、メトロポリタンSは降雨の影響とスロー瞬発戦で展開向かずと言い訳は出来る内容。ただ適性は確実に長距離、そして出来れば左回り。舞台適性がどうかだが相手を広げるなら抑えても。良馬場の方が良い。

総評…C

チャックネイト　キング　差し

切れ味がある馬ではないのである程度上がりがかかった方がいいタイプで重馬場もこなせる。しかしこの馬の向いている舞台は東京で中山となるとどうか。鞍上は強化されたが今回はマイネルウィルトスと前走とは違くハンデは無しはどうか。相手には入れたい。

総評…C

ホウオウリアリティ　大野　先行、差し

前走は位置が後ろすぎたのが原因。雨で重くなった馬場が得意なタイプで雨が降れば善戦は可能で中山も合う。とはいえ今回はメンバーレベルが大幅強化。善戦までで着内となると少々荷が重いか。

総評…C -

ボッケリーニ　浜中　先行

今年で8歳とはいえG2以下では安定した成績を残す。前走チャレンジCは直線で内に切り替えるロスありながらもタイム差無しの2着、京都大賞典では抜け出すとソラを使うというコメントがあったのでその点が問題点になりそうだがあのメンバーでタイム差無しの2着。このメンバーでは流石に1枚上手か？重馬場も問題無し。軸候補。

総評…A

マイネルウィルトス　武史　差し

アルゼンチン共和国杯では道中で外外を回されるロスの多い展開だったが2着に食い込む強い内容でこの時チャックネイトより1キロ多く背負ってると考えるとこちらの方が大分上手か。馬質的には直線急坂の中山よりかは京都などの下り坂からスパートを掛けられる方が向いてそうなので舞台設定がどうか？重馬場でも苦にしない。相手に入れておかなければならない。

総評…B

モリアーナ　典さん　　差し

秋華賞は稍重ではあったが本質的にスロー瞬発戦でこの馬には不得手なレース展開。
紫苑SはHペースで後方勢に恵まれた展開で相手関係も希薄。評価はしづらい。

上がりのかかる中山は合いそうで、2200もこなせそう。とはいえ勝ち鞍の紫苑Sは評価しづらく、鞍上は典さんなので後方からの追い込みになりそう。展開が向かずとも追い上げるような強さは感じなく、展開が向かないと厳しいだろう。オッズ妙味も無いので評価は下げる。
重馬場も可。

総評…C

ラーグルフ　三浦　差し

札幌記念は追い切り時から動き悪く調整不良が原因だろう。大阪杯では初の長距離輸送が原因と見る。この馬はスピード持続力タイプで瞬発力を問われづらい中山の舞台はプラスで馬質的には重馬場もこなせそう。とはいえ鼻出血明けでローテがずれての今回。これをどう見るか。鞍上は三浦騎手だが前々へ行く姿勢はあるので先団辺りで粘りこむ競馬を期待したい。鞍上で人気を下げるようなら妙味あり。

総評…B

【まとめ】

A…ボッケリーニ
B…サンストックトン、ショウナンバシット、マイネルウィルトス、ラーグルフ

C…カラテ、クロミナンス、シルブロン、チャックネイト、モリアーナ

C -…ホウオウリアリティ

D…アドマイヤハレー

今回は降雨の影響も予想され、実力もそこまで離れておらず魅力的な穴馬が多いので荒れる事を期待して3連系でボッケリーニ軸で広めに流すのも１つアリかなと思います。個人的に期待しているのはサンストックトンとショウナンバシットの2頭。好走して穴を開けてくれ〜。