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リーダーは事実をありのままに見ているか?リーダーの最重要スキル

リーダーにとって、事実をありのままに認識するスキルは非常に重要です。

事実をありのままに認識する能力とは、
内部の思考や感情と、外部の事実や状況を、区別できる精神的な能力のことです。

事実に基づいた意思決定、コミュニケーションスキル、思考の柔軟性が欠かせないリーダーにとって、現実検討能力は、最重要な能力といっても過言ではありません。

そこで今回は、現実検討能力の重要性を、現実検討能力が発揮できるような具体例を加えながら説明したいと思います。


事実に基づく意思決定

リーダーは日々、重要な意思決定を行います。しかし、自分の中にある認知の歪みや、感情的な葛藤があると、事実に基づく意思決定は難しくなります。

例えば、
「完璧か、それ以外は全て失敗」と考えるような、事象を極端に分類し中間地点を認めない認知の歪みがある場合、妥協するような意思決定ができません。

わたしたちは、時には妥協を含みながら、全体をうまくまとめていくこともありますよね。

また、劣等感のような、自分の問題としての心の葛藤を抱えていると、プロセスよりも結果にこだわる意思決定になりがちです。

自分の考えに歪みや癖がないか、判断に影響するような葛藤を持っていないかを、振り返ってみましょう。


コミュニケーション

人の感情を適切に受け取ることは、多くの人に関わるリーダーにとって欠かせないスキルです。

過剰に反応しすぎることなく、過小に対応しすぎることなく、適切に相手の感情を受け取っているでしょうか。

例えば、
自分の一言がきっかけで相手が激怒した場合、相手が過剰に反応しすぎているのか、激怒するのが当然の態度なのかを見分けて、相手の感情を受け取っているか。

自己肯定感が低いと、激怒された瞬間に自分の責任を強く感じてしまいます。しかしそんな時こそ、現実検討能力を働かせて事実を確認しましょう。

どう受け止めるかを現実的に考えられると、相手の感情に巻き込まれずに対応できます。

また、相手が精神的なキツさも含めて相談してきた場合、過小評価せずに、精神的な対応も含めてサポートが必要と判断できるかどうかも現実検討能力に関わっています。

相手の感情を適切に受け取るためには、普段から自分の感情に気づいて、自分の気持ちを自分で受け止めるようにするのが、一番の訓練になります。


思考の柔軟性

何か問題が起こった時や、問題が行き詰まった時、
「待てよ、自分の考えは間違っていないだろうか」
「別のアプローチはないだろうか」と、
柔軟に現実を検討し直すことは非常に重要です。思考を柔軟にできることも現実検討能力には欠かせません。

例えば、
「なぜもっと早くに相談してくれないんだ。相談にくるのは当然だろう」と思うことが続いた場合、

・相談しやすい雰囲気を出していただろうか
・過去に相談に来たとき二度と相談したくないという態度をとっていないだろうか
・別の人に相談していたのかもしれない
・同じことが続くのはこちらに何か原因があるのではないか
・業務に追われているために、相談する余裕がないのかもしれない
・その問題を重大とは思っていない可能性がある

など思考を柔軟にすることで、今までとは違う行動をとることができます。今までと違った行動をすることは、問題解決ではとても有効です。特に、問題が行き詰まっている時は、思考を柔軟にして別のアプローチをしてみてください。


まとめ;

現実検討能力は、認知の歪み、心の葛藤、自己受容、多角的思考、オープンマインドなどの、多面的な能力が組み合わさっています。

今回は深い説明には至っていませんが、認知の歪みについては、また別の機会にご紹介しますね。

最終的に、現実検討能力を高めることは、無用な自己嫌悪がなくなり、自己肯定感が高まることにも繋がります。

感情や思考に引っ張られないように、現実を現実のままに、事実を事実のままに、ありのままに見る努力を続けたいですね。

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