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アイマスのボーイッシュはスルメでした

皆さんこんにちは。

アイマスのボーイッシュアイドルは、知れば知るほど好きになるよなってお話です。
自分はミリシャニしか知らないので、ジュリアと樹里とちょろっと真に触れる内容になります。


ジュリア


かっこいい

自分にとってのアイマスの入り口がミリオンライブだったので、まずはジュリアについてです。
初めてミリシタを触っていて、ジュリアを最初に見た時の感想は「このいかつい奴もアイドルなん?」でした。
ミリアニの感想で、ミリオンを知らない知り合いにミリアニを見せたら「このギターの子もアイドルなの?」みたいなことを言っていたという感想もどこかで見ました。
外見の可愛さに全くステータスを振っていない子なので、男性にとっての第一印象は大体似たようなものな気がします。
でも、自分の場合はちょっとずつ興味を持つようになるうちに、大好きなアイドルの一人になっていました。

自分が一番初めに興味を持つようになったのは、6thライブツアーのD/Zealを見てからでした。
静香とジュリアのツインボーカルがとにかくかっこよく、アライブファクターを見た時には「アイマスのボーカル担当ってこんなに凄いんだ!」と感動したのを覚えています。
そして、ツアー内で同じく披露されていた流星群やスタートリップを聞いたり、ミリシタのコミュを見るなどしてジュリアが本当はバンドがやりたかったのにアイドルになってしまって、でも頑張っている子であることの理解を深めていました。

更にぐっと好きになったきっかけは3thライブツアーのプラリネ→アイルを見たことです。
時系列はおかしいですが、自分がそういう順番で円盤を買っていたので…。
エモーショナルにプラリネを歌った後、いっぱいいっぱいの翼(machicoさん)を優しくサポートしながら歌うアイルにとても感動し、かっこいいアイドルも最高だなと思い始めました。

そして完全にやられたのはこの前の10thライブact2のアロー彗星です。
笑顔でちょっとキュートに歌うジュリアを見て、流星群からアロー彗星までのソロ曲が完全につながったんですよね。
これから前向きにアイドルを頑張っていく決意を歌う流星群、アイドルに挫折を感じつつも大人になって頑張りたい気持ちを歌うプラリネ、福岡での思い出を懐かしみつつも前を向くスタートリップと来て、ちょっとかわいい曲調であなたへの恋心を歌うアロー彗星へとつながっているわけです。
スタートリップまでは理想と現実の間に揺れるジュリアの内面を描いているように思いますが、アロー彗星は吹っ切れてアイドルジュリアとして歌っている歌になっていると思います。
このジュリアの内面の成長とジュリア(愛美さん)の笑顔になんだか涙が出てきていました。

ジュリアってアイドルになった経緯からこれまでのソロ曲を通して、理想と現実のギャップに悩む若者という、誰もが一度はぶち当たるストーリーを持っていて、その中で明るく前に進んでいるところがとても魅力的なアイドルだなと思います。

ただ、自分がここまでたどり着くのに1年かかっているので、好きになるハードルは高めだったなとも感じています。

西城樹里


放クラの花

この子のせいでこの記事を書き始めました。

第一印象はシャニマスのボーイッシュ担当だなという、ジュリアとあまり変わらない感じで何かが刺さるということもなかったです。
でも、放クラのイベントコミュを読み進めるうちにあるコミュと出会い印象が大きく変わることになりました。

「階段の先の君へ」

初めて読んだとき、めちゃくちゃ感動したのでググってみたら皆大好きなコミュっぽいですね?
読んだことがない方向けに概要をお伝えすると、放クラが地元商店街のイベントを受けることになった際、樹里が仲良くしていた精肉店が店じまいをして引っ越すことを知り・・・というような内容で、樹里は精肉店のおじちゃんのためにもこれからのアイドル活動を頑張っていく決意をします。
樹里の素朴な優しさと、身近な人がそれに惹かれる様子が描かれていてじんとくるストーリーなのですが、以下のセリフが自分に刺さってしまいました。

これを見た後に永井さん演じるライブの樹里の姿を見る目が変わりました。
とにかく振りが大きく元気いっぱいに踊る印象があり、ボーイッシュで元気キャラだからだろうくらいの認識だったのですが、コミュで裏付けがあり、できる限り遠くまで届けようとの思いからあのパフォーマンスがあるのだと思うと以前より心にくるようになりました。
コミュってステージに立つ演者が背負っているものなんだと明確に意識した瞬間でした。
これが樹里に興味を持ったきっかけでした。

STEPコミュも結構衝撃的だと聞いていたので次はSTEPコミュを読んでみたのですが、ここで完全に落ちたような気がします。
樹里のSTEPコミュはバスケへの挫折とアイドルとの出会いを通した再生の物語となっているのですが、多くのPと同じようにバスケをやっている中で陰湿ないじめにあっていた樹里の姿に衝撃を受けました。
でも、辛い思い出から立ち直った樹里だからこそ、周りに自然な優しさを与えることができるんだという裏付けのコミュになっていたと思います。
年々歳をとるごとに素朴な優しさというものに弱くなっている自分がいまして・・・自然体で周りを大切にできる樹里って素敵なアイドルなんだなーと好きになることができました。
”光のそばに陰あり”なのがシャニマスなので、樹里ってめちゃくちゃシャニマスらしいアイドルですよね。

菊池真(MOIW2023の感想)


真に関してはにわかです

真のことはあまり詳しくないんですが、アイマスのボーイッシュの始祖ということでちょっとだけ思い出を語ります。
MOIW2023で初めてライブパフォーマンスを見たのですが、ムンナイで完全にやられましたね。
平田さんの渋さと色気が合わさったパフォーマンスがムンナイにめちゃくちゃはまっていて、真として十数年築いてきたものは伊達じゃないなとモニターの前で唸ってしまいました。
当時ジュリアも樹里もまだ良さに気づく前だったので、ここでボーイッシュアイドルがいる意義に気づいたように思います。

まとめ

ジュリアと樹里ってどっちも"ジュリ"じゃん。
それは偶然でしょうけど、ボーイッシュなアイドルって基本的にはニッチな需要を満たすための存在であるように思います。
ニッチが言い過ぎだとしても、運営側も主役というよりは脇役よりで考えているとは思います。
純粋な可愛さで勝負する存在ではないからこそ、アイドルにまつわるストーリーに力を入れているのかなーと2人を見ていて思いました。
少人数アイドルだとなかなか実装?する余裕がないジャンルだと思うので、アイマスの多様性があってこそ成り立っている存在ですよね。
正直多様性という意味ではアイマス全てを見切れないんですが、もっと視野を広げていきたいですね。
思ってたより文章が下手糞だったんですが、ちゃんと伝わったんでしょうか…。

以上です。


全く関係ない話ですが、あまりにも凄すぎたので知らないシャニPのために以下貼っておきます。
有名企業のゲームでもここまでのクオリティは見たことないです・・・

ノクチルと放クラって同じ学園アイドルというベクトルの上で対極に位置するような気がしています。

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