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週末岐阜県民 4/42 山県市~Part1~

※2022年10月2日にFacebookに投稿した記事を一部修正しています。

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10月になり岐阜の秋が本格化してきました
ということで市のお祭りで販売する栗出荷に向けて
山県市の農家のお手伝いさせていただきました
今回は山県市ではなく、ひたすら栗の紹介です🌰
①収穫②判別 ③袋詰め
順番に説明したいと思います🌰

①栗の収穫🌰
基本的に毎日拾わねばならない量の栗が自然落下
この農家だけでも1日数百kgの栗の実があるのです
この日は6人が列となって見逃さないよう拾って行きます
火バサミと足を使って素早く栗の実を取り出す技術
出荷できる状態の栗を見極める技術
栗の種類を判別する技術
栗拾いも単純そうでとても奥が深いのです

日の出とともに栗拾いは始まります


よくみる栗畑の光景ですが、なんと全て昨日から落ちたものだという
毎日拾わないと追いつかない
そんな大変さも感じました



②栗の判別🌰
水洗いして浮いてきた栗は×
穴が空いている=虫に食べられた栗は×
成長しすぎて割れた栗は△
これらを素早く3回繰り返して判別します
さらにここまでに栗の種類も分けていきます

「筑波」と「利平」
筑波は馴染み深い茨城発祥なのですが
全国的に生産されている最もポピュラーな品種

利平は山県市大桑発祥のブランド栗
筑波よりも黒く丸みを帯びた形をしています
味も甘くて食感も良く栗の王様と呼ばれています
生産量も限られていて高値で取引されています

この週末に知ることとなるのですが
発祥ということもあり利平のブランドは凄まじく
利平栗を求めて全国から人が集まるのです

さらに種類ごとに機械に入れて大きさを判別します
M L 2L 3Lと販売単価が異なります
機械化されているので難しいことはないです

判別はみんなで力を合わせてやりました



③栗の袋詰め🌰
1kg毎に袋詰めしていきます
いかに1kgの量を早く正確に計れるかがポイント
いろんな偶然で斐高同期の笠原と一緒だったので
タイムトライアルしながら楽しくやってました


1日だけでもこれほど大量の栗を袋詰めしました


ここまで休憩込みで9時間
これを栗農家の方々はこの時期毎日繰り返します
農業の楽しさも苦しさも知ることができました
ほかにも栗の年間生産スケジュールなどなど
様々なお話を聞かせていただきました

今回袋詰めされた栗は3年ぶりに開催された
山県市ふるさとくりまつりで販売!
普段はJA以外にも、岐阜で知らない人はいない
恵那川上屋の栗きんとん用にも出荷されています

お祭りや栗農家のご紹介はまた後日します!


2022.10.01-02


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