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プロ修斗福岡大会 TORAO32情報(2024年5月26日)


大会開催概要

[大会名]プロフェッショナル修斗公式戦福岡大会「TORAO32」
[主 催]TORAO NATION STATE
[認 定]インターナショナル修斗コミッション
[会 場]福岡県福岡市/アクロス福岡
[開催日]2024年5月26日(日)[開場/開始]14:30/15:00

チケット情報

[チケット料金]VIP席20,000円 SRS席15,000円 RS席10,000円 S席8,000円 S席6,000円 
[チケットぴあ]https://t.pia.jp/ Pコード:594-730
※全席指定、全て税込み価格。※当日は500円増し。
※小学生以上はチケットが必要。
[お問い合わせ]TORAO NATION STATE  0868-24-8037


対戦カード・個人的見所

今大会は、若い選手、デビュー戦の選手が多いが、そんな中で大きな柱になりそうなのが、福岡選抜vsTHE BLACKBELT JAPANの3対3の対抗戦。
福岡県は、東京、大阪に次ぐMMA激戦区と言ってよいくらいハイレベル。その中から選りすぐりの3選手が選ばれている。パラエストラ松戸・千葉改め、THE BLACKBELT JAPANからも九州出身の3選手が参戦。地元の観客が盛り上がりそうな枠組みができあがり、非常に楽しみだ。

福岡選抜vs THE BLACKBELT JAPAN対抗戦
フライ級(-56.7 kg)5分2R
若宮龍斗(KAMIKAZE DOJO MMA)
杉本静弥(THE BLACKBELT JAPAN)

若宮龍斗(KAMIKAZE DOJO MMA) vs 杉本静弥(THE BLACKBELT JAPAN)

若宮龍斗選手は、サウスポーから、スピードに乗ってパンチ&ローを叩き込むストライカー。回転が速く、貫通力のあるストレート系のパンチは、かなり強力。前戦は得意の形になる前に寝かされてしまったが、タックルを切り、型にはまったときの若宮選手は特筆に値する。

若宮龍斗(KAMIKAZE DOJO MMA)

杉本静弥選手は、福岡県出身。元警察官で、CARPEDIEM福岡から移籍後、修斗に初参戦。比較的べた足気味で安定感のあるサウスポーから速いジャブから左ストレートを強打。修斗デビューの前戦は大竹陽選手と堂々の打ち合いでドロー。

杉本静弥(パラエストラ柏)

福岡選抜vs THE BLACKBELT JAPAN対抗戦 
フェザー級(-65.8kg)5分2R
諸石一砂(THE BLACKBELT JAPAN)
ネイン・デイネッシュ(MMA Rangers Gym)*同級2023年新人王

諸石一砂(THE BLACKBELT JAPAN) vs ネイン・デイネッシュ(MMA Rangers Gym)

ネイン・デイネッシュ選手は昨年度の新人王。長身ロングリーチで、ジャブ、ストレートで突き放すようなスタンド。ストロークが長く、当たると効いてしまうタイプのパンチ。組めば懐が深く、四つからテイクダウンして、上からパウンド、肘とトップゲームで支配。

諸石一砂選手は、バチバチのストライカータイプ。サウスポー構えで、積極的にミドル、ロー、などキックを蹴り込み、詰めてパンチで仕留める印象。元々サッカーで鍛えたフィジカルがあり、格闘代理戦争にも鶴屋怜選手推薦で出場。長崎県出身。

福岡選抜vs THE BLACKBELT JAPAN対抗戦 
ストロー級(52.2 kg以下)5分2R
大城正也(T-REX柔術アカデミー)
梅木勇徳(THE BLACKBELT JAPAN)

大城正也(T-REX柔術アカデミー)梅木勇徳(THE BLACKBELT JAPAN)
ⒸTNS

大城正也選手は、沖縄出身で沖縄大会のイメージが強いが、今回はジムのある福岡TORAOに登場。サウスポー構え、ジャブを打って、タックルに入り、金網を利用してドミネート。前戦、修斗Live大会でしんどく攻め続けて修斗初勝利。連勝を狙いたい。

大城正也(T-REX柔術アカデミー)

梅木勇徳選手は、修斗では、EXトーナメントからプロ昇格、コンスタントに試合を重ねている。植木選手に決めたペルヴィアンネクタイのように、テクニックは十分。戦績は一進一退だが惜しい試合が多くて、もっと勝っていてもおかしくない。岡田遼 Tokyo Instituteサポート。福岡県出身。

梅木勇徳(THE BLACKBELT JAPAN)

バンタム級(-61.2kg)5分3R
野尻由定(マスタージャパン福岡)*同級世界ランキング10位
磯城嶋一真(MMA Rangers Gym)*同級2023年バンタム級新人王

野尻由定(マスタージャパン福岡) vs 磯城嶋一真(MMA Rangers Gym)
ⒸTNS

野尻由定選手は、2019年度新人王。赤崎道場からマスタージャパンに移籍。神田選手、 齋藤奨司選手、國頭選手に連敗していたが、先日のBLOOM FCで勝利。オーソドックスから、オーバーハンドやカーフなどキレのある打撃、グラウンドでも粘り、削り、極める。そこにマスタージャパンの技術も加わり、修斗でも久々の勝利を狙う。福岡の名店、おきよ食堂で包丁も振るう。

野尻由定(マスタージャパン福岡)

磯城嶋一真選手は、昨年度の修斗新人王トーナメントで、激戦区のバンタム級を制して優勝、新人王を獲得。オーソドックスで、スタンドの攻防から、テイクダウンしてトップゲームで削る試合に強い。寝かされても立つ技術が非常に高く、淡々と自分のペースで戦える強みを感じる。

磯城嶋一真(MMA Rangers Gym)

この試合は、新旧新人王対決で、野尻選手はランカー。結果次第でランキング変動にも関わりそう。

女子ストロー(52.2 kg以下)5分2R
宝珠山桃花(赤崎道場A-SPIRIT)*同級世界3位
吉成はるか(パラエストラ小岩)

宝珠山桃花(赤崎道場A-SPIRIT)*同級世界3位吉成はるか(パラエストラ小岩)
ⒸTNS

宝珠山桃花選手は、女子選手の中でもトップクラスの激闘派。長身でオーソドックスからきれいなフォームで繰り出す右ストレート、トップを取れば、重量感のあるパウンドを落とし、打撃の強さが際立つが、グラウンドで一本を取る極めもある。打ち合いでは、咆哮を上げるなど気合いの入った試合が魅力。

宝珠山桃花(赤崎道場A-SPIRIT)

吉成はるか選手は2022年全日本アマチュア修斗を経てプロ修斗デビュー、即、インフィニティリーグ参戦というハードなスタートも、試合を重ねる度に存在感を増していく。サウスポーから組みに行く柔道ベースのファイトで、綺麗な投げから、押さえ込み、Vクロス、アームバーと極めの強さも見せた。

吉成はるか(パラエストラ小岩)

この試合は、昨年、インフィニティリーグで対戦してドローからの再戦となる。今回は、フィニッシュして気持ちよく決着をつけてほしい。

ストロー級(-52.2kg)5分2R
石原 愼之介(徳島/MMA Zジム)
泰斗(MMA Rangers Gym)

石原 愼之介(徳島/MMA Zジム) vs 泰斗(MMA Rangers Gym)
ⒸTNS

追加カードで決まったこの試合、とても楽しみだ。
石原愼之介選手は、主にFORCE(プロ修斗香川大会)で活躍、安芸選手と並んでネイティブMMA世代の多いZジムを引っ張る。脱力気味のオーソドックスからシャープな打撃。グラウンドでは足が効き、有利なポジションを目指して常に動いて、ここという場面で極めるセンスがある。3月香川大会では、勝利して、ランキングを狙う意欲を見せた。

石原 愼之介(徳島/MMA Zジム)

泰斗選手は、2022年度ストロー級新人王。小型戦車のようなパワフルなファイト。低いタックルから足を取り、ガードに入ればクロールしながらケージまで押し込み、パウンド、さらにセオリー通り足をたたんでドミネートとトップゲームに強い。最近の試合は速いジャブ、カーフも冴える。

泰斗(MMA Rangers Gym)

フライ級(56.7 kg以下)5分2R
古賀優平(TRIBE TOKYO M.M.A)
永留惇平(MMA Rangers Gym)

古賀優平(TRIBE TOKYO M.M.A)永留惇平(MMA Rangers Gym)
ⒸTNS

古賀優平選手は、1勝1敗ながらいずれもインパクトのある試合。さらにパンツに入れられた「石井の犬」「ドブみたいな人生」のロゴがさらに衝撃を強くする。石井逸人選手に鍛えられているのであろうファイトはオーソドックスからワンツーからタックルしてトップゲームを展開。打ち合いも上等という印象。

古賀優平(TRIBE TOKYO M.M.A)

永留惇平選手は、スタンドはあまり付き合わず、鮮やかにタックルに入ってテイクダウンすると、トップから削り、チョークを狙い、力強くドミネートする。新人王トーナメントでは、決勝に進みながら、減量による体調不良で棄権と、非常にもったいなかった。この再起戦に期待したい。

永留惇平(MMA Rangers Gym)

バンタム級(-61.2kg)5分2R
藤谷敦史(マスタ-ジャパン福岡)
アサシン秋雄(BLOWS OITA LIFE)

ⒸTNS

藤谷敦史選手は、オーソドックスから頭を振ってワンツーを打ち、フェイント交えてタックルに入る試合の印象が強い。持田戦で見せたように、スタンドで足を止めて、激しい打ち合いも辞さない。なかなか結果が伴わない試合がつづいているが、この試合は手が合いそう。修斗初勝利を目指したい。

藤谷敦史(マスタ-ジャパン福岡)

アサシン秋雄選手は、柔術黒帯。柔術からMMAに挑み、短期間で、全日本アマ修斗を経てプロ昇格。スタンドでは深めの半身で構えた独特のデトロイトスタイル。デビュー戦では打撃に不慣れな感じがしたが、そこも進化しているか。基本的には寝業勝負、前戦では、とりわけ足関節へのアタックが際立った。

アサシン秋雄(BLOWS OITA LIFE)

ライト級(-70.3㎏)5分2R
深見弦汰(赤崎道場A-SPIRIT)
脇坂智太郎(有永道場team Resolve)

深見弦汰(赤崎道場A-SPIRIT) vs 脇坂智太郎(有永道場team Resolve)
ⒸTNS

深見弦汰選手は、空手がベース、小刻みに跳ねてタイミングを計り、サウスポー構えからのパンチ、ローなど強烈な打撃が武器。やや遠い間合いからが得意な印象。積極的に組みに行くシーンは余り見ないが、BLOOM FC 2ndの清水選手との再戦では見事なテイクダウンも見せた。

深見弦汰(赤崎道場A-SPIRIT)

グラップラー脇(脇坂智太郎)選手は、昨年の全日本アマチュア修斗ウェルター級優勝でプロ昇格。重い階級では珍しく、潜って足を取りに行くスタイルで、全日本の決勝はカーフスライサーを極めた。同門の麻生選手と同じ職場とのこと(西日本自動車学校)。アメフト出身で体も強そう。

脇坂智太郎(有永道場team Resolve)

2024新人王トーナメント フェザー級(-65.8kg) 5分2R
ヒカル(柔術&MMAアカデミーG-face)
清水洸志(MMA Rangers Gym)

ヒカル(柔術&MMAアカデミーG-face)清水洸志(MMA Rangers Gym)
ⒸTNS

ヒカル選手(=大森光)は、昨年の全日本アマ修斗優勝からのプロ昇格。決勝は、サウスポーからパンチ&ロー、相手に合わせてテイクダウンという試合だった。初見。

ヒカル(柔術&MMAアカデミーG-face)

清水洸志選手は、2021年のEXトーナメント優勝でプロ昇格、修斗初参戦時はミドル級で岩﨑大河選手と対戦。段々階級を下げて、現在は、なんと、フェザー級。今年は同級の新人王トーナメントにエントリー。サウスポーから回転速く鋭いパンチを繰り出す。深見選手との再戦ではダウンを奪い勝利。

清水洸志(MMA Rangers Gym)

2024新人王トーナメント ライト級(-70.3㎏)5分2R
ムクロック(DESTINY JIU-JITSU)
シヴァエフ(有永道場Team Resolve)

ムクロック(DESTINY JIU-JITSU)シヴァエフ(有永道場Team Resolve)
ⒸTNS

ムクロック選手(=向野弘章)は、昨年、プロ昇格しての修斗初参戦。もともと柔道が強く、MMAは宇留野道場で活躍も、家業(向野こうじ屋)のため地元に戻ったという経緯。オーソドックス、すっと組んで倒すと、安定した押さえから首、腕と極めに行く。ライト級ではフィジカルもかなり際立つのでは。

シヴァエフ選手(=柴村拓弥)は、アマ修斗九州選手権優勝などの実績で、昨年プロ昇格。九州選手権はミドル級。アマの試合を見てないので、完全なる初見。

バンタム級(-61.2kg)5分2R
松岡琉之介(マスタージャパン山口宇部)
有松 ともあき(MMA Rangers Gym)

松岡琉之介(マスタージャパン山口宇部) vs 有松 ともあき(MMA Rangers Gym)
ⒸTNS

松岡琉之介選手は、オーソドックス構えから、スタンドは自分からガンガン行くというよりは、相手に打撃に合わせて組みに行くの印象。ケージ際で差して、サイドバック、沈んでダブルレッグでテイクダウンを狙う。新人王トーナメントはフェザー級でエントリーしていたが、最近はバンタム級に転向。やや細い印象だったので、バンタム級が適正か?

松岡琉之介(マスタージャパン山口宇部)

有松ともあき(朋晃)選手は、アマ修では九州選手権優勝などで昨年プロ昇格。オーソドックスで沈み込むようなフェイントからジャブ、左フック、詰めて右ストレート。組める距離になっても積極的に打撃を選択する印象。前戦は、完全なスタンド勝負で打ち勝って勝利。

当初、松岡琉之介(マスタージャパン山口宇部)と対戦予定しておりました山口翔(TEAM BANANA)が練習中に右膝半月板損傷と右膝関節内水腫、右膝大腿四頭筋損傷となり、今大会を欠場することとなりました。代わって、有松ともあき(MMA Rangers Gym)が松岡琉之介と対戦する事になりました。

https://j-shooto.com/2024/04/26/post-38471/


フライ級(-56.7 kg)5分2R
高宮諒(DESTINY JIU-JITSU)
下田洋介(095BJJ長崎柔術&和術慧舟會総本部)

高宮諒(DESTINY JIU-JITSU)下田洋介(095BJJ長崎柔術&和術慧舟會総本部)
ⒸTNS

高宮諒選手は、基本、オーソドックスで遠間から長いパンチをガンガン振ってくる。その名の通り柔術系のジムだが、試合を見る限り、スタンドでの打ち合いの方が好きそうな印象を受けた。

高宮諒(DESTINY JIU-JITSU)

下田洋介選手は、全日本アマチュア修斗優勝からプロデビュー。新人王トーナメントは永留選手に敗れる。オーソドックスから端正なスタンドの攻防ができるが、やはり柔術を活かして、組んでからが強い。フライ級ではやや体格的に小柄な印象だが、ガッツがある。長崎の中でも五島列島で

下田洋介(095BJJ長崎柔術&和術慧舟會総本部)

フライ級(-56.7 kg)5分2R
柴山 海音(柔術&MMAアカデミーG-Face)
南 優人(volcano柔術&mma)

柴山 海音(柔術&MMAアカデミーG-Face)南 優人(volcano柔術&mma)
ⒸTNS

柴山海音選手は完全な初見。昨年の全日本アマチュア修斗を経て、プロ昇格。オーソドックス。

南優人選手は、2022年のEXトーナメントでプロ昇格。プロ修斗は2試合目。細身で、手足の長いサウスポー。

南 優人(volcano柔術&mma)

会場地図

福岡県福岡市/アクロス福岡

アクセス

  • 西鉄福岡天神駅から徒歩10分

  • 地下鉄空港線天神駅から徒歩5分(16番出口直結)

  • 地下鉄七隈線天神南駅から徒歩7分(5番出口)

会場(アクロス福岡)

修斗旅情報

グルメ

割烹よし田

和食
鯛茶漬けなどが有名。ランチ。
最寄り駅:呉服町駅

おきよ食堂

和食
市場会館の海鮮居酒屋。
最寄駅:赤坂駅

長浜鮮魚卸直営店 博多魚助

和食
最寄駅:博多駅

寿司処 いずみ田博多駅前店

和食
最寄駅:祇園駅

はじめの一歩

和食
ごまさばが美味しい
博多駅

居酒屋やれんの家 まさとよ


賑やかな居酒屋。鍋、ラーメンが美味しかった。
天神南駅

旬魚季菜 凪

和食
赤坂駅

稚加栄

和食。生け簀がある料亭
赤坂駅

中華ざいとん 香椎本店

ラーメン、台湾まぜそば
西鉄香椎駅

食堂 煮魚少年

煮魚の定食。好きな煮魚を選べる。
博多駅

中華旭軒(餃子)駅前本店

餃子、鶏の唐揚げ
博多駅

ファミレスウエスト

地元のファミレス。うどん、セルフのおでんなど。各地に複数

博多ごまさば屋

和食ごまさば専門店
赤坂駅

中華餃子のラスベガス

餃子のお店
赤坂駅


博多名代 吉塚

うなぎ屋高級鰻店
中洲川端駅

らるきい

イタリアン
うにぼなーらが名物
大濠公園駅

ラーメンひるとよる

博多ラーメン
赤坂駅

和食にく豆腐しげ子

肉豆腐のお店
博多駅

春陽軒

中華。焼きめし。
博多から電車移動で遠い。
箱崎宮前駅

食事と酒処 真(まこと)

鯖の一枚焼き
天神駅

屋台喜柳

天神大丸前の屋台屋台ラーメン。けっこう混んでます。
天神南駅

越後屋

天神のもつ鍋。予約なしでは入れず。
博多駅

魚好亭

魚料理・居酒屋
博多駅

大地のうどん

朝から行列のできるうどん屋さん。
博多駅

もつ鍋 ながまさ 博多本店

もつ鍋
博多駅

小野の離れ


ツイート/Instagram転載用まとめ

5/26 プロ修斗福岡大会 闘裸男32
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おまけ

ポスター

野尻選手@おきよ


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