大会概要

［大会名］プロフェッショナル修斗公式戦 第2部 PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.2
［日　時］2024年1月28日（日）
［開　場］17:00
［開　始］17:30 ※開場中にオープニングファイトを実施予定
［会　場］ニューピアホール
　ゆりかもめ「竹芝駅」より徒歩1分
［協　力］一般社団法人日本修斗協会
［認　定］修斗コミッション
［主　催］株式会社サステイン

個人的見どころ

藤井伸樹vs須藤拓真

今年の修斗で最初のチャンピオンシップがバンタム級環太平洋王座戦となった。緊張感のあるカードだ。
藤井選手は、前に詰めてジャブ、足を狙ってタックル、バックテイク、パウンドといずれもリズムが速く、間髪入れない攻撃をフルタイムアタックできるスタミナ、ゾンビとも称されるほどのタフネスを誇る。前戦、久々の修斗参戦となった竹中選手に敗れはしたが、3ラウンドはパンチをかなり効かせて、あと一歩というシーンも作った。
対戦相手のレッグハンター、須藤選手はMMA、グラップリングと舞台を選ばず闘い続け、この修斗3戦目で挑戦者に。初戦で後藤選手の膝を破壊し、2戦目は齋藤選手相手に息詰まる攻防を展開、僅差で落としたものの、逆に須藤選手に足を取られることがいかにヤバいかが伝わる試合だった。遠間ではムエタイ的なミドルも多用。幅のある展開から一点突破で極めきれる。

藤野恵実 vs 吉成はるか

藤野選手が女子インフィニティリーグに参戦すると発表された時は驚いたが、この最終戦まで実力と実績に相応しい試合を重ねて、現在勝ち点トップ。杉本戦こそ引き分けたが、技術、パワー、フィジカル、メンタル、経験、どれも女王レベル。やはり強い。
吉成選手は、修斗デビューと同時にインフィニティリーグ参戦、キャリア差のある対戦もあり2連敗も、前戦でリーグ戦初勝利。組んでしまえば安定感があり、Vクロスで快勝。1ラウンドKO・一本でまだ優勝の確率を残す。

宝珠山桃花 vs 杉本恵

宝珠山選手は、のびのあるストレートなどでアグレッシブにガンガン打ち合い、トップを取れば、重量感のあるパウンドを落とす。雄叫びを上げるような鬼気迫るファイトを見せ、ファイティングスピリットも素晴らしい。
杉本選手は、修斗女子戦線の柱であり、コンスタントに勝ち点を重ねて現在3位。スタンドでは長い手足を活かしてスタンドではストロークの長いワンツー、虚を突いてタックルに入り、得意のレスリングで相手を封じる。

この女子インフィニティリーグ最終戦の結果で、2024年内に予定されている初代女子世界ストロー級チャンピオン決定戦のカードが決まる。

伊集龍皇 vs 藤田ムネノリ

この大会で期待のカード。
龍皇選手は、柔術を活かしたスタイルで極めも強く、非常に期待感が高いが、最近はクルマが楽しくて仕方ない様子で少しMMAからは離れていたところに待望の復活。修斗でいっぱい稼いでクルマに突っ込んで欲しい。
藤田選手は、新人王トーナメントで期待されるも、山口大会では動きに精彩を欠いて敗退。非常にもったいなかった。運動量が多く、早い展開で相手を上回り、スクランブルに強く、試合を見ていて楽しいのも魅力だ。
若い選手同士の対戦で、テクニカルで面白い試合になると思う。龍皇選手の調子が上がっていると良いのだけど。

黒部和沙 vs 大田ノヒロ

これも非常に楽しみなカード。
黒部選手は、前回の根井選手との試合しか見ていないが、スピードがありトータルバランスが高く、MMAが強い、という印象。ドローだったが、内容的にはトップから削る時間帯も長く、下からの仕掛けも上手く捌いて好印象を残した。
ノヒロ選手は、沖縄から参戦。デビュー当初、スピードとパワーを感じたが、やや波があって荒削りな印象を受けたが、前回の沖縄大会で基本に忠実な試合っぷりで完勝。いよいよ本格的に伸びてきそう。

岡田逹磨 vs 椿 馨

新潟の若きエース、岡田達磨選手は、昨年、戦える舞台があればどこにでも駆けつける勢いで5試合をこなした。今大会にも出場する 齋藤翼選手、元王者TOMA選手、トップランカーの結城選手と上位陣との対戦で経験値を積んだはず。もともと安定して強いレスリング、ボクシングに加えて、際の攻防での巧さも上がった印象。
椿選手は前回の試合は新人王トーナメントで青井選手と対戦して判定で敗れたが、スタンドで打ち合い、渡り合うも、若干、組みで上回られた感があった。今回はその当たりのスキルアップを期待したい。

会場

ニューピアホール

アクセス

• 東京臨海新交通ゆりかもめ 竹芝駅より 徒歩約１分

• JR線 / 東京モノレール 浜松町駅北口より 徒歩約7分

チケット

VIP 20,000円／RS 15,000円／SS 12,000円／S 8,000円
※全席指定、全て税込み価格。
※当日は500円増し。
※小学生以上はチケットが必要。

配信

※未定

対戦カード

メインイベント 環太平洋バンタム級チャンピオンシップ5分3R
藤井 伸樹（王者・初防衛戦／ALLIANCE）
須藤 拓真（挑戦者・同級3位／X-TREME EBINA）

セミファイナル epsomsalt seacrystals Presents インフィニティリーグ2023 女子ストロー級5分2R
藤野 恵実（勝ち点7・JAPAN TOP TEAM）
吉成 はるか（勝ち点3・パラエストラ小岩）

第6試合 epsomsalt seacrystals Presents インフィニティリーグ2023 女子ストロー級5分2R
宝珠山 桃花（勝ち点6・赤崎道場A-SPIRIT）
杉本 恵（勝ち点5・AACC）

第5試合 バンタム級5分2R
伊集 龍皇（パラエストラ小岩）
藤田 ムネノリ（SUBMIT MMA）

第4試合 ストロー級5分2R
黒部 和沙（TRIBE TOKYO MMA）
大田 ノヒロ（THEパラエストラ沖縄）

第3試合 フェザー級5分2R
岡田 逹磨（SAI GYM）
椿 馨（KATANA GYM）

第2試合 フェザー級5分2R
加藤 裕彦（SAI GYM）
青井 太一（心技舘）

※歩生(パラエストラTB)が右膝前十字靭帯損傷し欠場。変わって青井太一（心技舘）が加藤裕彦（SAIGYM）と対戦。

第1試合 トラウアウト 58kg契約3分2R
樋口 幹太（FIGHT FARM）
宇佐美 泰生（修斗GYM東京）

オープニングファイト トライアウト フライ級3分2R ※17:15開始予定
鈴木 真生（MMA Rangers Gym）
堀澤 義紀（有永道場　Team Resolve）

【中止】バンタム級5分2R
人見 礼王（修斗GYM東京）
榎本 明（リバーサルジム東京スタンドアウト）

※人見礼王（修斗GYM東京）が網膜裂孔と診断されたため、この一戦は中止となります。

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