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キャラなんて描けない… え?描ける!?――『「棒人間」からはじめる キャラの描き方 超入門』

いきなり清書、ダメ、ゼッタイ

さらさら~、と何気なしに描くだけでむちゃくちゃ上手。そんな人に憧れる気持ち、わかります。でも、それができるのは残念ながら達人だけ。絵が苦手……、絵心がなくて……という初心者の方は、間違ってもその方法を選択してはいけません。

ではどうすればいいのか?実は、「いきなり清書」ができる達人たちですら、あえてその方法を選択しない人も多いようです。いきなり清書をすると、全体のバランスが崩れたときに、イチから描き直さなければいけないからです。なので、多くの達人たちは次の方法を取っています。

ラフに描いたものから、少しずつブラッシュアップすること

それが、達人、初心者問わず、絵を描くことの基本中の基本なのです。

「いきなり清書」ができるのは達人だけ

棒人間からはじめよう

どんなに絵が苦手でも、「棒人間なら……描けそう!」と思いませんか?まずはそこからはじめていきましょう。棒人間を描き、それを土台にして少しずつブラッシュアップすればいいのです。

棒人間を描くときのポイントは、頭部を基準に、しっかり比率を測りながら描くこと。棒人間はキャライラストの土台ですから、土台が決まっていれば「変なイラスト」にはなりにくいですし、あとの作業も効率的に進みます。

「頭部」をものさしにして棒人間を描く

一歩一歩すすめば、うまくいく

棒人間が描けたら、次はシルエットをつくるイメージで肉付けし、そして最後は清書です。

  • 目、鼻、口はどう描けばいいのか

  • 髪はどう描けばいいのか

  • 肉の部分はどのようなふくらみ方をしているのか

人間らしくみせるコツと方法も、本書ではていねいに解説しています。絵心ゼロでも、一歩すすめば大丈夫。キャライラストを描きたいけど描けなかった方、本書の方法を、ぜひ試してみてください。

棒人間から肉付け清書と進んでいく

※この記事は2022年7月25日に「gihyo.jp」で公開された記事の転載です。

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