これまでで頭の製作はほぼ終わりましたので、次は胴体の製作です。

ねんどろいどのボディも良いですが、ドール化すると等身が上がり様々なポーズがつけやすくなるので、楽しみます。
ねんどろいど公式のねんどろいどどーる以外に、ピコドーやオビツといった互換性のあるドール素体もありますが、共通の課題として着る服を用意する必要があります。
公式やディーラーさんから素敵な衣装はたくさん出ているのですが、今回は制服を着せたいので、自作する必要があります。
これまではパテによる造形に塗装と模型的な工作でしたが、今回は裁縫です。
ということで作業中の様子を。

裁縫中の画像は以上です。

どうしても作業中は撮影忘れてしまいますね…
型紙を布に写して、切り出した状態の写真です。
型紙はねんどろいどどーるの衣装作りの教本が出ていますので、それを参考にして作っています。
今回の制服はかなり近いものが載っていますので、スカートの折り目部分以外はほぼそのまま使っていますが、ライブ衣装なんかだとそのままの型紙はないので、上半身はこっちの型紙、スカートはあっちの型紙、袖はまた別の型紙…と組み合わせで再現することが多いです。

写真の話に戻ると右側にはすでに縫われた袖と上着があります。
裁縫と言いつつも縫っているのは肩口と一部装飾だけで、それ以外は布ボンドで接着することが多いです。
付けすぎて沁みにならないよう注意は要りますが、作業時間が少なく強度も強く引っ張ったりしなければ十分です。

さて、完成した状態はまた後日紹介するとして、最後に小物を用意しましょう。
蓮ノ空のメンバーは髪に色々付けているのでそれらの準備もなかなか大変。

まずは梢先輩の髪飾り。

椿の花はフェルト切り貼り、葉っぱは綿の生地切りっぱなし、房飾りは刺繍糸の束を使用して製作。布ボンドで接着したのちテール部の軸に通して付けられるよう糸でストラップを作りました。

続いて綴理先輩。

100均で売っているドール用の星型ボタンの裏の輪っかを切り飛ばして、1ミリくらいに切った針金を接着。
あらかじめ髪に埋め込んでいたネオジム磁石によって取り付けます。

最後にさやかちゃん。

1.5ミリ幅のリボンを巻き付けて結んでいます。
リボンは最初に長めに結び、その後緩めて結んでを繰り返して輪っかの部分を小さくしていくと、ドールに適したサイズになります。余ったリボンはもったいないですが…
最後に解けないよう結び目に布ボンドを塗って、ついでにリボンが下向きになるよう癖付けしたら完成です。

ようやく諸々の作業が終了。
次回は完成した子のお披露目です。

ぎめい