IMG_1705のコピー

マル秘展で「思考の鑑賞方法」を学んだ

開催前から行こう行こうと思ってたマル秘展、行ってきました。

最初結構戸惑いました。展示数多いとは聞いていたのですが、情報量が多い割に言葉での説明が少ないので、じっくり一つ一つ考えながら観るものなのか俯瞰的に展示全体を楽しむものなのかわからず。

で、半分くらい観たあたりで、頭の中で分類することを始めてみました。

「俯瞰的な考えを表出してるもの」
「詳細を描き出してるもの」
「その2つをつなぐもの」

という3つの箱を頭の中に用意して、目に入る情報をひたすら箱にポイポイ放り込んでみる。
1つのスケッチに俯瞰と詳細視が両方込められてるモノに対しては、自分なりに分解してから箱に放り込む。

これは、楽しい...。

いろんなデザイナーが、それぞれの思考の過程で情報をどう扱ってるのかが見えてくる。スケッチだったりテキストだったり物理モックだったりCADだったり。俯瞰と詳細視をどう繋いでるのか、またはジャンプさせてるのか。
皆さん様々。

これはあれですね。ラフ画やモックアップを展示してると言うより、思考そのものを展示してるってことなんですかね。言語化も図式化もできないやつを、大量の断片で空間を満たすことで表現したってことなのかな。

そしてこの多様な思考のコアな部分を抽出してフレームワークチックに整理したものがデザイン思考なんだろうなぁ、と思う。
俯瞰と詳細視と何らかの形での物理アウトプット。これをいろんな分野のいろんなフェーズに汎用的に使える思考フレームワークとして整理すると「発散と収束とプロトタイピング」って形になってくのかなぁーとかぼんやりと考えたわけです。

■■■

もう開催期間は残り少ないですが、観に行く人は「どういう観点で観るのか」とかの軸みたいなものを自分の中に作っとくと楽しみやすいんじゃない?とか思って書きました。

書いたけど、あれですね。単にスケッチの美しさに感嘆するだけでも十分楽しめそう、というか自分の性分のせいで変に分析的な視点から観てしまったけど、シンプルに「おーなんか面白いー美しいー」と感じ取れる人の勝ちだよね、とか思ったりもしました。(山中俊治氏の美しいスケッチを見返して感嘆しつつ)

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?