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【飲み会後メモ】UXデザインとサービスデザインについて

本日いろいろとためになるお話を聞けて脳内整理が捗ったのですが、アルコールと共に摂取した知見はアルコールの揮発と共に抜け出てしまう傾向にあるので、酔っ払ってるうちにメモっておきます。

UXデザインとは

UXデザインじゃないデザインって何だよ、という想いがありまして。
例えばTシャツをデザインするとして、その際には「それを着て何処に行く」とか「それを着てどんな気分になる」とかの体験も含めてデザインすることになります。デザイナーが意図していなかったとしても、必ずそうなります。

となると、あらゆるデザインはUXデザインじゃないのか?と思えてきます。
他者から同じこと問われると、うまく返答できません。

「UXを配慮したデザイン」と「UXデザイン」には明確な違いがあること、以下に整理したいと思います。

●何かをデザインするとして、それを「何処で使うか」とか「どんな気分で扱うか」とかの体験まで込みで考えるのは、「UXを配慮したデザイン」。
例えば、「Tシャツをデザインしよう。それはBBQに着ていって楽しく快適に過ごせるものにしよう」という考え方。これはUXを配慮しているが、「UXデザイン」ではない。

●なにかの目的を達成するために体験を設計するのが「UXデザイン」。
例えば「BBQ場の集客数を上げたい。その為に楽しさと快適さを提供しよう。そこで必要なのは何だ。エンターテイメント性ある移動手段か。天候不良時の対処か。場を盛り上げるようなTシャツとかでも良いかも」と考えるのがUXデザイン。

こんな感じで自分的には腑に落ちました。

UXデザインとサービスデザイン

ちょっと前に参加したイベントで、登壇者に「UXデザインとサービスデザインの違いって何?」という質問が投げかけられていました。
その登壇者は「あくまで私個人の解釈ですが」と前置きした上で、「なんらかのプロダクトに関して、タッチポイント毎の体験を設計するのがUXデザイン」であり、「全てのタッチポイントをトータルで考えるのがサービスデザイン」と仰っていました。

今日一緒にお酒飲んだスーパークリエイターさんは、「私の解釈でいうと、何らかのプロダクトについて、“関わる前から関わった後までのトータルで”体験を設計するのがUXデザイン。収益性とか社会的意義とかまで明確にしてUXやプロダクト、およびその周辺システムを設計をするのがサービスデザイン」と仰っていました。なるほど。

今後人から問われたらこの辺の話を引用していこうと思います。

---- 追記 ----

前述のスーパークリエイターさんが補足ツイートしてくだすったので、以下に引用。


なるほどなるほど。ユーザーとカスタマーは必ずしも同一ではなく、分けて考えてフォーカスするのが重要なのですね。

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