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デザイナーがデザイン思考に追い詰められてる感

(心の中でモヤっとしてたことが言語化できたので、書き留めます。)

世の中に、「あれもこれも出来るようにならなきゃいけない!」と追い詰められてるデザイナーたちが居る気がします。
特にUI/UX系の人たち。というか、自分も。

世の風潮として「デザイナーの業務領域が拡がってる」と言われてて、その源流はいわゆる「デザイン思考」の概念なのだと思います。

デザイン思考って、超ざっくり言うと「デザインワークの手法とか考え方って、モノづくりに限らず経営とか教育とかマーケティングとか政治とか開発とか組織づくりとかいろんな分野に適用できるよね!そしてそれでもってハッピーな感じで成功した事例多いよね!」っていうことだと思ってます。

それが曲解されて「デザイナーってビジネスのあらゆる局面でスーパー役に立つ人たちなんだね!」とか「モノづくりしかできないデザイナーは本当の意味ではデザイナーじゃないよね!」とかって認識されちゃっているように思われます。
デザイナー自身がその思いにとらわれて追い詰められている感もあります。

実際、すごい多面的にご活躍されているデザイナーの方も居るわけですが、それはさておき、大多数のデザイナーはこれまで通りモノづくりに注力していればいいんじゃないですかね。

働いて、他者と関わっていれば自分の専門分野外にはみ出すことは必然的に起きるわけで、そんな時に、それまでに培ったスキルやマインドを存分に活かせるよう、常日頃から専門分野内で自己練磨してればいいんじゃないですかね。

自己の可動領域を拡げることも向上心を持つことも素晴らしいことだけど、何か焦燥感というか追い詰められているような感覚にちょいちょいぶちあたってる気がして、気を落ち着かせるためにnoteにしたためさせていただいた次第です。ビール飲みたい。

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