いつか雇用率制度を無くせるかも、と希望を持てた話
昨日、画力が無いのは承知で始めて絵日記をUPした。
ハッキリ言って、健常者向けの就活イベントに特例子会社が出展するなんて、予算の無駄遣いなのでは…と乗り気では無かったのですが
いざ行ってみると色々発見がありました。
①健常学生の反応は2通りにクッキリ分かれる
私「うちは障害者がメインに働いている会社でね」
と説明のヒトコトめを言った瞬間、苦笑して去っていく学生(9割がコッチ)と
「そんな会社あるんですね!話聞かせて下さい」とグイっとくる学生の2通りだ。
前者は去って行ってしまうのでどんな学生なのかよく分からないが
後者はある点で共通していた。
「クラスに車いすの友達がいるんですよ」
「妹が障害あって」
こんな感じで「身近」に障害者がいる学生は「障害者」と言う言葉に拒絶反応を示さず、話を聞いてくれた。
また、「福祉の勉強をしてるのですが、こういう会社があるって知りませんでした」と言うケースも。
「会社」なので「福祉」とは一線を画しているが、
障害者が社会復帰するときに必ず踏むステップ
医療→福祉→社会(一般企業)
のそれぞれの管轄がバラバラなため、連携が取れてないんだなあと言うことを痛感した。
②意外と障害学生も来てる
これが一番驚いたことでした。
あれだけの広い会場で、2人も私の目の前を通ったのです。
全体で見ればもしかしたら50人ぐらい…内部障害とか精神障害とかパッと見では分からない学生も含めれば100人ぐらい来ていたのでは無かろうか(※あくまで想像の域ですが)。
特例子会社で採用担当してるけど、本音を言えば一般企業の一般枠で働きたい人はその希望を叶えてもらいたい。
最初から「自分は障害者だから仕方ない、障害者枠か特例子会社にするか…」と言う諦めモードにはなって欲しくない。
だから健常者向けイベントに障害学生が参加している姿はとても頼もしかったです。
①と②をあわせて考えてみると…
③もしや幼稚園保育園レベルから健常者と障害者が一緒に育てば、雇用率制度なんていらない時代が来るのかも!?
なーんて。思いました。
自分の身の回りに障害者がいる人は、「障害者」に対して抵抗が無く
また、自分からどんどん一般社会に飛び込んで行こうとする障害学生もたくさんいる。
彼らが社会に出て「現状」に幻滅して既存の考えに染められてしまうことだけは絶対に避けたい。
私に何が出来るんだろう。
とりあえず、「特例子会社だけど健常者向けイベントに出展する」のも小さい一歩だったのかな…そんなことを思いました。
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