結婚と。毒親と。精神障害者と。車いすユーザーと。
毒親を持っていると結婚するのは本当に大変だ。
今回彼氏(車いすユーザー)と婚約にいたり、先方のご両親には私の精神障害含め認めていただけたが
うちの親をどうするかで今かなり悩んでいる。
私は実際に結婚を考えるようなお付き合いをしたのはこれが初めてだが、
振り返ってみると高校時代のお付き合いレベルから親は全力で私の恋愛を潰しに来た。
基本的に親に付き合っていることを告白しても何もいいことは起きないし、全力で潰しに来られるだけなので
私は誰とお付き合いをしても親には一切口外しなかった。
しかし前回お付き合いした人などは年齢的なこともあり、もしかしたら結婚も考えるんだろうなと思い親に「実は付き合っている人がいる。」と、紹介をした。
親は根掘り葉掘り相手の情報を聞いてはマイナスの部分を見つけそしてそんな奴と結婚したら不幸になるという名目で私たちの関係を全力で壊しに来た。
その理由というのが相手が大学卒ではなく専門卒という理由。もう笑ってしまうレベルだ。
そんな両親なので今回婚約をした彼が車椅子ユーザーだということを知ったらもちろんそこにつけこんで全力で攻撃してくるだろう。
なので私はだいぶ前から予防線を張って親にそれとなく付き合っている人がいる、そしてその人は車椅子ユーザーだ、しかしあんたらには干渉させない、ということを匂わせてきた。
もちろん親は全力で潰そうとしてきた。しかし私はもう40手前の人間。
「入籍したら事後報告がいい?それとも新しい苗字も新しい住所も何も知らせないでいなくなる方がいい?どっち?」という一言に親は固まった。
そして一言こう言ったのだ。
「そんな勝手なことをするなら親にはバレないようにやってくれ!」
私はこれを許可と受け取った。
怒らせることで「どうぞご自由に!(怒)」だとか「勝手にしろ!(怒)」と言うセリフを待っていたのだ。成功だ。
とりあえず許可と受け取れる言葉を引き出しておけば私に落ち度はなかった。
なので私はもう安心して結婚できると思っていたのだが、、、。
昨日彼氏のご両親に結婚をしたいというお願いをしに行って、
先方は私が精神障害であるということも含めて認めた上で一緒に暮らすことそして入籍をすることをとても喜んでくれた。
問題はそこで起きた。
「ぎんさんのご両親にもご挨拶に行かないといけないわね。」
うかつだった。
通常の家庭に育っている人だったら結婚する際に事後報告なんてありえない。事前に両家同士が顔合わせをするのは当然のことだった。
私と彼氏は挨拶が終わった後約2時間ほどこの問題について頭を悩ませながら話し合った。
入籍は事後報告というのが私の親に対しての態度では正解だ。しかし彼氏の両親はそれでは納得がいかないはずだ。
じゃあ私の親に正面切って先方のご両親に会ってくれと頼むのか?あの両親に人を会わせるのは危険すぎる。
ものすごく失礼なことを言ったり、車いすユーザーの彼に差別的暴言を吐いたり、結婚は反対だと言ってギャーギャーわめいたりする姿が目に浮かぶ。これではその場で破談にもなりかねない。
ただ私的にはもう許可は得ていることになっているので、とりあえず同棲をし、2ヶ月3ヶ月と一緒に暮らしてみてから、
彼氏のご両親に「実は私の親が毒親だ」というカミングアウトをしなくてはならないなという結論に至った。
私が精神障害だとカミングアウトした今回。いったいこの嫁は何回カミングアウトをするんだろうか。。。自分でも頭を抱えている。
とりあえずは同棲すること。それが一番の目的なので今は物件探しに奔走している。
車椅子で生活できる賃貸の物件が皆無であることは以前話した。
今回は初めから購入を前提に考えている。
早く物件を見つけて一緒に暮らしたい。そして先方のご両親に私の事をしっかりと認めてもらって、私が毒親持ちだというマイナス要素を話しても受け入れてもらえるぐらいに信頼を勝ち取りたい。
なんで、40が見える歳になって、この後に及んで両親に迷惑をかけられるんだろう。
こんな事絶対に繰り返してはならないしあってはならないことだ。
せめて私と彼氏は幸せな夫婦になりたい。
もしサポート頂けたら、行く離島を増やします!…嘘です(笑)車いすユーザーの婚約者との結婚資金に使わせていただきます😄