真犯人フラグ 第1章時点での考察③〜相良真帆編〜

最後になりますが、失踪当日に相良真帆に何があったか?を考察していきたいと思います。

まだ10話の段階では全ての情報は明らかになっていないと思いますが、それでも頑張って犯人を当てにいきたいと思います!

ズバリ、真犯人フラグの黒幕は相良真帆として考察を進めていきます。

今までの考察は以下にまとめてあります。まだ読まれてない方は、ぜひそちらから読んでみてください。

家族失踪当日は色んなことが起こり、様々な疑惑があると思いますが、唯一嘘が確定している出来事がありました。

それは真帆の早番遅番の嘘です。

この嘘で不思議なのは、完全にアリバイ工作をしている訳ではなく、店に行けば又は店の人に確認すればすぐにバレてしまうことです。

実際に凌介が店長に確認してすぐに嘘がわかりました。

とても壮大な計画があったようには思えず、早番で店を出たのが17時13分。

もし遅番だったとしたら帰るのは21時前後くらいでしょうか?その数時間で何かの用事を終わらせ家に帰る予定だったと考えられます。

今わかっている情報で、真帆が家族に内緒で出かけようとする理由は、やはり篤斗が本当の息子かどうか確かめるDNA鑑定だと思います。

いつもオープニングで流れる「おじいちゃんとおばあちゃんになっても」のシーン。

マイホームは工事がスタートし、家族は幸せの絶頂にあり、凌介は「楽しみしかない」と言う。

家族が幸せであればあるほど真帆は追い詰められていく、自分はみんなと笑っていていいのか?と言ったシーンもありました。

同窓会後のホテル密会では、真帆は記憶が曖昧と言っていたけど林はそういう関係になったと言う。


全てをハッキリさせるためには林の協力が必要で、この日真帆は早番遅番の嘘をついて林に会いに行ったと考えています。

しかしちょうどこの日、林は国が絡んだ重大なプロジェクトで真帆と話している余裕はなかった。

林の立場からすると会社の人に真帆との関係を絶対にバレたくない。

ここからは想像ですが、このタイミングで真帆に来られたくない林は、実際に会ったか電話をしたかで、かなり突き放したひどいことを言ったのではないか?と思っています。

「今さら検査しても不幸にしかならない!」
「今まで嘘をついておきながら、今さら何もなかったように幸せになろうとしても遅い!」

等、この時に余裕がない林は、やっと前向きになった真帆の心を折るようなことを言った。

それで自暴自棄になった真帆は、家に帰らず自ら姿をくらませた。

つまり、真帆は誘拐されたわけではなく自ら姿を消したと考えています。

そして、まだ真帆は明らかになっていない過去があり、何らかの目的を持って行動している。

ロッカーの中に自分の財布を入れて、それを林に発見させ警察から追われるように仕向けたのも、心折れるほどひどいことを言われたのなら納得かもしれません。

そして自ら姿を消していることを、あたかも周りに誘拐されていると思わせるために、

光莉のスマホが発見されたトンネル付近に指輪を置く

光莉が監禁されていた廃墟付近から写真を送る。


こうすることで、凌介や警察は真帆と光莉は一緒に誘拐されてると思います。それこそが真帆の狙いではないか?と考えています。

篤斗は監禁されて冷凍便で送られたり、光莉は血だらけのイスの前で監禁されていた。

でも、それに比べると真帆の指輪、写真、財布はどうも簡単にできるように思えてなりません。

さらに、凌介、河村、日野、大学の同級生など、誰も真帆のことを一才悪く言わないのが不思議です。

至上の時では、もう真帆が犯人側にいるという可能性すら言えない空気となっています。

ある意味洗脳のような、真帆を疑えないようになっている空気感が気になります。

真帆が自分自身そのことに気づいているのなら、いくらでも他人を利用できるとも思います。

真帆は情報がまだ少ないですが、まだ明らかにされていない秘密を抱えながら、目的を達成するために誘拐されたフリをしている。

そのような視点で11話以降も考察していけたらと思っています。

相良真帆の考察は以上になります。


二宮瑞穂について

次に真犯人とフラグを立てることが最も多い、二宮瑞穂について考察したいと思います。

彼女がここまで疑われる理由の1つとして、最も凌介の近くで協力しているということがあると思います。

実際、凌介が二宮さんに「どうしてここまで協力してくれるのか?」と聞いたことがあります。

その時の答えがとても印象的で、「他人の悪意」に負けたくないと言います。

直前まで笑顔だった二宮さんが、ここで少し思い詰めたような表情になります。

ここから想像ですが、二宮さんは家族の誰か(例えば父)が、他人の悪意によっていなくなってしまったのではないか?と考えています。

もう二度と他人の悪意に負けたくない、二宮さんは自分の家族に凌介を重ね合わせて、ずっと協力し続けているんだと思っています。

そして、やっぱり気になるのはカセットテープだと思うのですが、これについては以下の考察をしました。

二宮さんがカセットテープを聞く時は部長に対して声を荒げてしまった時


そして、会社で噂をされてる時


いつも明るい二宮さんの感情が激しく動いた後にカセットテープを聞いているようで、気持ちを落ち着かせているように見えます。

ここから考えられるのは、このカセットテープは二宮さんが子どもの頃に録音した、家族が団らんしているような音声なのかと思っています。

色々と怪しく見えるシーンは多いけど、個人的には二宮瑞穂は犯人ではなくシロだと考えています。


橘 一星について

橘もまた、真犯人のフラグを立てられることが多い人物ですが、10話で怪しいと言われていた橘母の店のリニューアルについて、プロキシマの金城が不思議そうにするシーンについて考察します。

オープンしてそんなに時間か経ってないのにリニューアルすることについて、金城は不思議がっていた。

これについて、ぷろびん動画の影響でプロキシマが炎上してしまった時、大量の脅迫状が届いた時がありました。

橘はあまり相手にしてないようだったけど、一つの封筒に表情が変わるシーンがありました。

また、この後に橘が母の店に行って、異常に心配するようなシーンもありました。


ここから考えられるのは、この脅迫状は橘の母に危害を加えるような内容だったのではないか?と思います。

リニューアル工事という表現をすると、今はそこに母はいないというアピールにもなる。

橘は自分の感情が表情に出てしまった時に、反省しているようなシーンもありました。

金城に対する「きゅん」は、プロキシマのメンバーに心配をかけないようにした、橘の精一杯の強がりだと思います。

個人的に橘一星もまたシロだと思っています。

最後になりましたが、二宮さんと橘は忖度なく真帆を疑える唯一の2人だと思っているので、犯人を追いつめるキッカケになると期待しています。


3回に分けた真犯人フラグ考察、最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。

まだ10話の段階ですが、この考察が当たってたらドヤ顔、間違っていたら登場人物をイジリ倒していきたいと思います(笑)

11話からもガンガン考察していきますので、これからもよろしくお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?