毎年この時期の3連休は、お店を休んで出かけております。カミサンのお母さんの命日だったり、カミサンの弟くんのバースデーだったり、メモリアルデーが集中しておりまして…。そういえば、お店のスタッフさんや常連さんだった方のバースデーもこの辺に集中しております。「お店の営業どころではない」という空気感が漂い始める先週末、祝日には当然のようにだれも出勤できないという宣言とともに、土曜日は営業し日曜と月祝は２連休と相成なりました。

そんなわけで3連休中日の日曜日に成田方面へ出かけておりましたが、まあ午前中から景気よく猛暑でして、「36℃だの言っている天気予報の数値は百葉箱の中の話やろ」と腹立たしくなっておりました。オンボードでは42℃とかふざけた数値が表示されていますし、ドライバー焼けというんですか、右腕だけがお昼ごろにはチリチリと痛くなってきました。いくら水分補給してもどんどん出ていってしまう状況で、危険な暑さというのはこういうものかと思い知りました。

カーオーディオは原則ブルートゥースみたいなもので、CDプレイヤーはオプションでもなかったので、CDすら聴けません。スマホで音楽を聴かない私はラジオ中心になってしまいます。またこのブルートゥースがめちゃくちゃ気まぐれなヤツで、気持ちよく繋がるときもあれば、全然繋がらないときもあって、頼りになりません。カーオーディオの環境は間違いなく退化しております。

CDなどという懐かしいメディアのことを考えていたら思い出したことがありました。ここのところ、コルトレーンやらロリンズのインパルス盤を聴いていたのですが、何か他にもインパルスでやたらと聴いた音源があったはずなんだけどな…と思っておりました。でも見つけられなかったんです。それが昨日猛暑の中バタバタしているときに、ふっと思い出せたんです。「…そうか、CDか」と。でも「コルトレーンはCDでは結構揃っているけど何か違う…」「もっと新しい音源だったはず…」となり、しょうがなしジャズ系のCDのラックを漁りまくり、見つけましたよ、マイケル・ブレッカー…。これ一時期めちゃくちゃ好きで聴きまくった盤でした。

インパルスのCD、上手くデザインされてましたね。パット・メセニー目当てで買った「Tales From The Hudson」は、2曲だけ参加しているマッコイ・タイナーのピアノが想像以上によくて、ハマりにハマったものでした。ただでさえ暑さで脳ミソの状態が最悪なのに、思い出せそうで思い出せない状況は厳しかったです。思い出せてスッキリしたら、少し体温も下がりました。…しっかし、暑い夏ですね。