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[デッキ徹底考察]オーラ型レダ(アンスラーグ)

今回の記事は、13弾で登場した新エース『慈愛の竜姫 レダ』を使用したデッキを考えていきます。
どんどん更新していくつもりです。
かなり長くなってしまいましたが、よかったらお付き合いください。

2023/10/28時点

エースとテリトリーの解説

エースの紹介

⁅起動⁆〔ノーマル/このユニットをレストする〕:あなたの、称号「竜乙女」か称号「竜人王」のテリトリーを開放する。
⁅覚醒⁆{竜乙女}⁅自動⁆あなたの「竜」属性のユニットがアタックした時、このユニットをレストしてよい。そうしたら、アタックしているユニットをスタンドする。

テリトリーの紹介


【アサルトテリトリー】【デコイ】 ⁅自動⁆このユニットがアタックした時、あなたの山札を上から2枚公開し、その中から「竜」属性のユニットカードを1枚までレストでエナジーゾーンに置き、残りを墓地に置く。 ⁅永続⁆このカードはユニットである限り「竜」属性を得る。 (アサルトテリトリー:ユニットとしても扱い、フィールドを離れる際、代わりにこのテリトリーを閉じる)

エース&テリトリーの長所と短所

まず、ポイントを整理していきましょうか。
長所を見ると、
・レダが生き残る限り、何度でもデコイ持ちのユニットを展開できる。
・攻撃するだけで、エナジーブーストができる。
・2ターン目から2打点を用意できる。
・「竜」属性は2回攻撃ができる。

ということでしょうか。

一方で、短所は、
・アンスラーグは3ターン目以降はパワー不足。
・エネルギーブーストできるのは「竜」属性のみ。

だと思います。

オーラ軸の考え方

基本思想

今回は長所の一つ目「レダが生き残る限り、何度でもデコイ持ちのユニットを展開できる。」を強く使っていきたいと考えていきます。
コマンドなどによる一時的な強化ではなく、オーラを使うことで、恒久的なバフを狙います。
アンスラーグは閉じたとしても、一度ついたオーラが剥がれないので、オーラをつける先としては最高クラスです。
そのうえ何度も解放できるので、相手がテリトリーに対してカードを使えば使うほど有利になっていきます。
アサルトテリトリーにカードを使わざるを得ない状況をいち早く作ることが目標になります。

パワーが6500になることで、コレットに対して圧倒的に強くなります。
6000ダメージを出すことが簡単なデッキは他にもあります。
PSIなども、「パワーを‐6000」のカードが多く採用されているので、この辺りを一気に使いにくくさせることができますね。
パワー7500にすることができると、諸葛亮とイゾルデに強くなります。
この辺りになると、1ターンに1枚のカードを使うだけのデッキが多くなり、アンスラーグの処理すらキツくなります。
パワー8500にまでパワーを伸ばせれば、セレスと相打ちになることができるため、非常に動きやすくなります。

課題と問題点

現状のレシピはオーラが伸びる速度が低く、動きが遅いです。
その間にアンスラーグが攻撃できないレベルのユニットが登場してしまうと一気に苦しくなります。
コントロール系のデッキや大型のデッキ相手には、4ターン目までに形勢が大きくつかない場合は、逆転されることが多い印象でアグロプランを敷きます。
また、ユニット同士のバトル以外で敵を除去することが難しいので、スタンド状態で待たれてしまうと一気にきつくなります。除去を何度も打っていくことは難しいので、ゼノーテでパワーを上げて対応したいです。

他のデッキとの比較

ヴォルガネード型

やっぱりこことの比較は必要ですよね。
ヴォルガネードと比べたときの最大の利点は、
・初速度の速さ
・5ターン目以降の火力
・除去への耐性
です。
3コストを8枚採用していることで、1ターン目から動いていくことも可能です。また、オーラが十分に乗ると、アンスラーグが取れなくなってしまう(取れてもすぐに復活できる)という状況を作り出すことができます。
最近の環境は除去に「パワー‐6000」というカードを採用しているデッキも少なくないので、アンスラーグの生存率が段違いです。
一方で、展開力と除去力についてはヴォルガネード型に軍配が上がります。
3ターン目に、ヴォルガネードからバルバディータにつなぐことができれば、その時点で勝利か確定しかねないほどの威力があります。

ヴァラン

今回のレダは比較的早めのデッキになります。
そのため、コレットやヴァランなどのアグロに対する比較も必要です。
ヴァランは、3ターン目にパワー11000のネブリナを登場させることができるうえ、相手のショットをも無効にできるアスファがとにかく強いアグロですが、
アンスラーグの場合は、速度を落としても十分強力に戦って行くことができるという点が、強い点と言えるでしょう。
何度倒されても、レダを使って復活させることができるので、粘ることができます。

バスター枠

麗しの猛勇 ゼノーテ

このデッキの中核を担う1枚です。
1ターン目に場に出せると、2ターン目からアンスラーグを8500という意味不明な攻撃力で運用することができます。
また、レダにオーラを入れることで、パワーを6500まで底上げできる点も忘れてはいけません。
軽量な除去の多くは6000を超えると一気に取りにくくなります。
アンスラーグか、レダか、ゼノーテか、というどれを選んでも厳しい3択を迫りましょう。

威勢の竜牙 エレクトラ

このカードは、まず「竜」属性のため、アンスラーグの当たり札になります。
そのうえで、自身の能力でエナジーゾーンから直接出てくれるので、非常に器用な立ち回りができる1枚です。
また、オーラに入ってしまったレダや邪悪な取引、コンバットトリック札などをピンポイントで回収することもできます。

慈母竜 ペリドバイド

このカードは場に出た瞬間に、1体をレストすることができます。
そのため最後の1手を無理やり通す際や、厄介やユニットを無理やり倒す際に重宝します。
単騎で11500まで出すことができるのは非常に強力だと言えるでしょう。

藍甲竜 アズール

攻撃時にエナジーからユニット1枚を手札に加える能力を持ちます。
役割としては、エレクトラに近い部分があります。
詰めの性能はこちらの方が高いですが、ペリドバイドのように状況を打開できるカードではないので注意しましょう。
個人的には、アズールは入れ替え候補筆頭です。

他の候補


グラナディガ
対象にならない9コスト11000という非常に強力な1枚ですが、
9コストを捻出するのがあまり安定しません。
このカードを使うならアンスラーグの効果を3~4回エナジーブーストを成功させる必要があるため、デッキの中の「竜」属性の枚数を30枚くらいに増やす必要があります。
グランツァイト
オーラを持つと、【デコイ】とヒット+1を得ることができるようになります。ポイントとしてはヒット3ということです。
レダは竜を2回攻撃させることもできるため、1撃6ヒットというトンデモ火力も狙えるロマン砲になります。
とはいえ、8コストはやっぱり重いです。確除去握られると一気に使いにくくなります。
ディアヴァルマス
7コストで、場に出た瞬間に1体を除去できる可能性があるユニットです。しかしながら、条件がかなり厳しい点と、それでも除去したいユニットにはパワーラインが到達していないので、今回は見送りました。
ヴォルガネード
オーラとヴォルガネードを完ぺきに両立できた時、レダのデッキは完成します。ヴォルガネードを採用する場合は、バドラトスとゼノビア、バルバディータを採用する必要があるので、枠が厳しいんですよね。。。
ジェイダ
5,6枚目のゼノーテ枠です。どうしても速度が足らないという場合は、彼も動員する可能性は大いにありです。
九重
単純にパワーが高いというだけで使いやすいユニットです。
6コストの疑似的な除去としても使うことができるので、思った以上に使いやすい1枚です。

当然これらだけではないと思います。
あまり、「竜」属性に拘る必要もないので、自分の好きな1枚を選んでもいいでしょう。

ショット枠

呪われた切り札

まず間違いなく入る1枚でしょう。
特にこのデッキにおいて、確定除去は本当に重要な1枚です。

不和の兆し

赤と黒の色を用意することができる点と、
1枚で2体を取ることができる可能性があるという点
を評価しての採用です。
相手が2体いないと使えないというデメリットはありますが、レダの場合は、相手が1体しか出していない場合、攻撃が通ること自体少ないので、デメリットはあまり気になりません。

密林の急襲

確定除去と、エナジーからのリソース回復を1手に担う1枚。
アグニやライル、アンスラーグなどを除去できるのはうれしい1枚です。

呪術師の謀略

このカードは手札に来ても、コンバットトリックとしての活躍が見込める1枚。
ヒット‐1も最後の最期で生命線になる場合もあります。
アンスラーグはデコイを持っているため、相手とのバトルに発展しやすいユニットです。オーラが乗りきっていない場合などで、このカードがあれば非常に心強い1枚になってくれます。

その他の候補


張り裂ける大地
呪われた切り札4枚では確定除去が足らないと思う場合は、こちらも採用してもいいかと思います。最初は、不敗のジャンケンを採用していましたが、クイックタイミングで打てないとかなりきついので、クイックで打てる除去として採用しましょう。
虚をつく一手
非常に使いやすい1枚ですよね。アンスラーグはバトルで相手を倒していく関係上、相手をレストするというのはなかなか強いです。
実は、”1枚引く”が本体という論文もあります。
戦士の矜持
このデッキは結構ユニットが場に残る可能性が高いデッキです。
そのため、このカードを使う機会も比較的多いです。
ペリドバイドのレストや、アズールなどの大型、ゼノーテを出していきなり強化というのも面白いですね。このカードを使う場合は、バスター枠の考え方も変わります。
今のリストは、「攻撃した時」に効果が出るユニットが多いんですが、「場に出た時」に効果が出るユニットを採用する方が良いかもしれません。
凄惨な重罰
2体を1度に処理できる可能性がある1枚です。
この1枚でコレットに劇的に強くなります。が、もともとコレットに対して弱くないので、使う機会は少ないです。パワー‐5000だと、アンスラーグ相手に先手を取られた時の切り返しもできないので、今回は不採用。
孤軍奮闘
こちらも1枚で2体を処理できる可能性がある1枚。
ですが、7コストと5コストを並べるようなデッキが少なく、ノーマルタイミングということもあり、不採用。
影よ、仄暗き牙となれ
除去以上に、「Dデッキから1枚をバトルに参加させる」という効果の方がメインです。今回の構成は墓地からユニットを回収することができるカードを多めに採用しているので、場合によっては非常に強力だと言えるでしょう。
ライフからめくれてもそこまで強くないのは諦めています。
一応、呪術師の謀略のように、手札に来た場合でもコンバットトリックとして使うことができる点は評価できます。
現状、Dデッキから落とすカードが思い付かないので、不採用。

実は、レダデッキの場合は、ショットの枚数を減らしてもよいのではないかと思っています。
戦っていると、負けるパターンではこちらがどうしようもない状況の場合が多く、逆に勝つパターンは相手がこちらのライフに触れない場合が少なくありません。
ショット枠のカードはアンスラーグの外れ札になるため、10枚でもいいのかもという気分にすらなる場合があります。

その他枠

「竜」属性の枠

今回は、デッキを50枚としています。
これは、アンスラーグの効果と、オーラを入れるカードの効果でガンガンに山札が無くなっていくためです。
そんな中、「竜」属性のカードは、今回24枚の採用になりました。
軽量のカードが多めなので、アンスラーグの効果が当たらなくても、動くことはできますが、
・手札からエナジーに置かなくてもよくなる
・8コストまであれば、邪悪な取引→レダという動きができる
という点が強いので、やはりこのくらいは採用したいと思います。
50枚中「竜」を20枚にしても、成功率は約6割になるので、それでもいいのであれば、竜に囚われる必要はありません。

バドラトス
まず、間違いなく入る1枚でしょう。
単体除去の多い現環境において、非常に強い1枚です。
パワー不足はオーラを入れることでもカバーできます。
諸葛亮のデッキに対して、オーラを1枚入れたバドラトスがいるだけで、簡単に勝つことができます。
紅纒
赤と黒を両立したうえで、「竜」属性の1枚
正直、場に出ることはまずありえないカードを4枚も採用するのはどうなのかという疑問はありますが、
このデッキは、色拘束が結構きついので、それを補う1枚であることは間違いありません。
グリムズベリル
今回は採用していませんが、エナジーのカードが回収することが主な目的です。アズールと役割が被りますが、攻撃しなくてもエナジーを回収できるのは、割と使いやすい1枚です。
レアグロ
3コスト、パワー4000。
どうしても「竜」属性を増やしたいなら、採用してもいいかもしれませんね。
ゼノビア
思った以上にブリッツが使いやすい1枚です。ヴォルガネードを採用するなら必須の1枚。オーラを入れてパワーを底上げすると結構倒しにくいユニットです。
プリスカ
オーラの枚数だけヒットが上がるというユニット。ヒット4とかにできれば、レダのスタンド効果と合わせた一撃必殺も狙えます。
が、8コストのこのカードを場に出したうえで、オーラを4枚もこのカードに乗せている時間がある時点で勝っていると言えるでしょう。

オーラ関連の枠

リズベル
8枚目のゼノーテ枠。1ターン目にオーラを入れられるカードを出せるかどうかで、このデッキは出力が大きく変わります。オーラに特化させるなら、間違いなく必要な1枚です。
しかしながら、色拘束が赤3なので注意が必要です。
タムル
2コスでオーラを入れられる1枚。しかしながら、バーサークを持っているのが思った以上にきついので、今回は不採用です。オーラ札を10枚採用した方が良いと感じるのであれば、検討の余地があります。
イグナイト・フェネック
4コストの時点で却下です。
メテオ・ストライク
オーラを捨てると、0コストで使用可能なコンバットトリック
破壊されるオーラを考慮してもパワー2000の上昇が見込めます。
今回は枠の都合で入れていませんが、恐ろしいほどに強襲性能が高く、試合を決める1枚になってもおかしくはありません。このカードを採用する場合は、今よりもオーラに特化した構成になりそうですね。

テリトリー解放枠

アンスラーグは、アサルトテリトリーのため、バトルに負けたり、除去を打たれると、閉じてしまいます。
そのため、エースの他にも、観測者を入れて解放をしやすくする必要があります。
枚数はヒトによって、好みが分かれるところですが、
・墓地からの回収札がある。
・アンスラーグの外れ札になる。
の観点から、今回は4枚(レダと合わせて8枚)の採用にしました。
12枚入れる人もいます。ここは本当に好みです。

墓地回収枠

今回は6枚の採用にしてみました。
ここも好みが分かれるように思いますが、黒を採用している時点で、墓地回収札を入れない選択肢はありません。
アンスラーグは、攻撃のたびに墓地にカードが増えるので、大体の場合で使いやすいです。
他の候補としては、月明かりの宴でもいいのですが、レダを回収する1点でしか使えないこともあり、今回は不採用。

その他枠

正直、枠がカツカツなので、これ以上は相当厳しいです。
一応候補としては、
除去・コンバットトリックとして、
・獣王の怒り
・貫く結晶

などもいいかもしれません。
また、アグロに寄せる場合の選択肢としては、
豪放な女猫 サベリナも期待できる1枚です。

オーラを乗せる先としては最高クラスで、ゼノーテでオーラを乗せてあげることで、2ターン目には6500ブリッツ+デコイとか言うチート生物にもなりかねない1枚です。

最後に

長々と読んでいただきありがとうございました。
レダは、非常に可能性にあふれていて、デッキを考えるのも楽しいカードです。今後、研究が進んだり、カードが増えればこの記事も更新していこうと思いますので、またたまには読んでみてください。

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