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【2024年2月27日】愛想の良い人、親切な人、仕事できる人

 僕は身体に麻痺があって動きづらいので、買物などで外出した時にはそこのお店のスタッフさんなど色んな人にお世話になる。
 今までこんなに色んな人にお世話になったことがなかったので分からなかったが、今になってあらためて気付いたことがある。

 まず、どこのお店に行ってもあからさまに態度の悪いスタッフさんに会ったことはない。全員もれなく良い人だ。ただ、人によって個性があるし、やり方が違う。
 そこで気付いた。愛想の良い人、親切な人、仕事できる人、等はそれぞれ違うのだ。
 愛想の良い人が親切とは限らない。親切な人が仕事できるとは限らない。何が良いとか何が悪いとかそういう話ではない。ただただ個性が違うという話だ。
 例えば、ちょっと分からないことがある時に、お店の中を見渡して愛想が良さそうな人に質問する。すると、笑顔で丁寧で受け答えは気持ち良いんだけど、身体に麻痺がある僕がやるにはちょっと難しい方法を勧めてきたり。
 例えば、スタッフさんに何かをお願いした時に、親切に対応してくれるんだけど、僕が自分で出来ることにまでひとつひとつ優しく親切にゆっくり対応してくれてものすごく時間がかかってしまったり。
 逆に、そんなに愛想は良くないし特に親切でもない人なんだけど、手早くテキパキと作業を進めて、僕が自分で出来なくてやって欲しい必要最低限のことだけをやってくれたり。

 ものすごくワガママなんだけど、こちらのその時の状況とか気持ちによって求めるものが違ってきちゃう。
 自分で何でも出来る時は、ほんのちょっと手がかりを貰えるだけでいいから、とにかく愛想良く対応してくれる人がいい。
 身体や心がちょっと疲れている時は、とにかく優しく親切にしてくれる人がいい。
 心身共に元気だけど自分で出来ないことがある時は、テキパキと仕事してくれる人がいい。今の僕が求めてるのはこういう人。
 お客ってワガママ。

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