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ホピ 2



↑こちらのブログからコピーさせて頂いたお話。


予言の岩

予言の岩について語られた、ホピ族による物語。

むかし、むかし・・・
人間たちは、心ではなく、頭でものごとを判断するようになり…
そのために、利己的になり、不調和がはびこり 世界はバランスを崩した状態になってしまった
(これをコヤニスカッティという)
世界は暗くなり、混乱していた。
その中でも、まだ真心を失わずにいた人々がいた。
彼らは、その世界から抜け出したいと想っていた。
彼らは天を仰ぎ、祈った。
すると、天界から足音が聞こえた。
彼らは、その足音が誰のものなのか、知りたいと思い…自分たちの頭上の世界を調べるために
鳥を放った。
でも、どの鳥たちも上の世界にはたどり着けずもどってきた。
空の高みを飛べるイーグルに期待をかけたが
イーグルも戻ってきてしまった。
長老は最後の頼みの綱をYAWPA という小鳥に託した。
「おまえは小さいけれども、勇気がある。頼んだぞ」
YAWPA は、期待を背負って、飛び立った。
何度も、何度も、くじけそうになったが飛び続けた。
すると、上の世界へのポータルが見えた。
YAWPA はそこを通って上の世界に出た。
そこは太陽がさんさんと輝き、大地は緑に覆われ、平和と調和で満ちていた。
すると、そのポータルの脇に焚き火が見えた。
そしてその焚き火の番をしている人がいた。
YAWPAはその人を見上げて、あなたは誰ですか?と尋ねた。
すると彼は答えて言った。
「私はマサウだ。この世界を守っている」
YAWPA はマサウに尋ねた。
「下の世界は、混乱して、心ある人々は苦しんでいます。
彼らは、天の世界から足音を聞きました。
それで、私が偵察にきたのです」
マサウは言った。
「それは私の足音だ。私はこの鍬で大地を耕し 種を植え、大地を守っている。
そうすれば、大地も私を養ってくれるのだ。
これが創造主の掟だ。
私はここから下の世界のことを見ていた。
そこで何が起きているか、すべて知っている。
心あるものたちに伝えなさい。
ここの世界に昇ってくるポータルを見つけることができたら ここに住んでもいい、と」
そこでYAWPAは、下の世界に戻った。
下の世界では、人々がYAWPAの帰りを心待ちにしていた。
長老は、戻ってきたYAWPAに感謝をささげ
タバコを燻らせ、彼に祝福をささげた。
その後、YAWPA は語り始めた。
「私は空の高み、上の世界を目指して飛びました。
途中、何度も何度もくじけそうになったけれど 飛び続けました。
すると、ポータルが見えてきたので、そこに入っていくと 上の世界に出ることができました。

その世界では、太陽が輝き、大地は豊かで 平和が満ち溢れていました。そこで火を焚いて座っている人がいました。
私はその人に誰なのか聞くと
その人は、自分はマサウだ、と言いました。
彼は上の世界を守っている守護人であるそうです。
私たちが聞いていた足音は彼の足音だそうです。
もしも、みんなが上の世界に昇ってこられたら
そこに住んでもいいと言っていました」
そこで、みんなは天にとどくように、木の種を蒔いた。
でもどの木も天にはとどかなかった。
そこで竹をうえると、竹はまっすぐに天に向かって伸びていった。
竹が天に届いたように見えたので、みんなは昇っていくことした。
ある言い伝えでは、人々は、竹の節を足がけに昇っていった、という。
ある言い伝えでは、人々は、空洞になっている竹の中を通っていった、という。
こうして、心ある人々は、竹を通って上の世界に出ることができた。
上の世界に出るとそこは下の世界とは大違いだった。
下の世界(第三世界)は、ほとんどの人々は自分のことしか考えず、二心もって誠実さを失い、
破壊され、いつもどんよりと暗かった。
しかし、そこは、サンサンと太陽の光が降りそそぎ、大地は緑でおおわれ、調和がとれた世界は平和そのものだった。
YAWPAが伝えてくれたように
そこには焚き火のそばに座っている人がいた。
心ある者たちは、彼に近づいていった。
すると彼は言った。
「ここまでよく来たな。私はマサウ。
この大地を護っているものだ。
私はここからおまえたちの世界を見ていた。
おまえたちの世界では、みな、自分のことしか考えず、そのため、調和が乱れ、大地は汚され、人々が苦しんでいる。
それは創造主の教えを忘れてしまったからだ。
ここでは創造主の掟が守られている。
それは、とてもシンプルなものだ」
そう言って、マサウは杖のようなプランティングスティック(鍬)を見せた。

「これで大地を耕し、種を蒔き、
大地に感謝を捧げ、大地を大切に扱うこと。
そうすれば、母なる大地も私たちを養ってくれる。 ただ、それだけのことだ」

そして、皆を見ていった。

「もし、創造主の掟に従って生きることができるなら おまえたちがここに住むことを許そう」

心あるものたちの長老が言った。
「マサウ。私たちはそれを望んでおります」
すると、マサウは、赤、黒、白、黄色のトウモロコシを出してきた。
「それぞれ、好きなものを取り、これを植えなさい」
人々は、それぞれ好きな色のトウモロコシを取った。
心あるものの長老は、皆が取り終わるまでじっと待っていた。
そして、一番最後に残った黒いトウモロコシ(ブルーコーン)を取った。
それは他のトウモロコシより小さく粗末に見えたので 最後まで残っていたのだった。
それを見て、マサウは言った。
「おまえの態度こそ、ホピの道である。
ホピの道とは、利己的にならず、謙虚さを忘れず、調和と平和を愛する道である。
そのことを忘れずにいなさい。
そして、そのことを忘れないために、そのトウモロコシを使って 感謝の儀式をしなさい」
長老は皆のところに戻ると作付けの準備に取り掛かった。
人々は、創造主の掟に従い、耕し、大地に感謝を捧げ、謙虚に生きた。
そのため、大地も彼らを養ってくれた。
ところが、その中に二心を持つものが現れた。
長老は皆を集めて言った。
「この中に、二心あるものがいるのを感じる。
そのものは誰か?」
皆お互いの顔を見合ったが、だれもそのものが誰だかわからなかった。
すると長老は、トウモロコシの粉を唾で固め、ボールにして言った。
「二心あるものの頭に落ちよ」
そしてトウモロコシのボールを天に向かって投げた。
すると、ある者の頭に落ちた。
「おまえが二心あるものだろう」
すると彼は言った。
「そうだ。しかし、すべてには二面性があるのだ。光だけでは光のことはわからない。
闇だけでは闇のことはわからない。
両方があるから、その両方を理解できるようになるのだ。
もし、私を追放すれば、そのことがわからなくなるだろう」
そこで人々は話し合い、彼をそのまま住まわせることにした。
それが我々が今、生きている世界(第四世界)の始まりである。


マサウAは、調和が崩れ、
利己心に満ちた人々の世界・コヤニスカッティを矢Bで示している。
心ある者たちが昇ってきたポータルCを支えている。
その人々は、調和の世界Dに到達した。
その道Eは二つに分かれている。
私たちはいつでもどちらの道にも行ける場所Fにいる。
上の方の道Gには、利己的で物欲にかられて調和を崩している人々Hがいる。
彼らは目先のことしか考えておらず、死んだあとは迷界Iに行く。
そして迷える魂になってしまう。
下の方の道Kは創造主の掟を生きる道である。
トウモロコシLを植え、謙虚に生きるホピの道。
そこには試練Mもある。
(この写真は、絵の上を線でなぞって加工しているが、実際の絵のMは、半円ではなく円)
第一次世界大戦と第二次世界大戦を示している。
私たちは今、第三次世界大戦になりかける寸前のところNにいる。
調和を乱し、利己的な世界の意識(カホピ)にいる者と調和を持って謙虚に生きる世界の(ホピ)はつながっていて 私たちは、どちらの世界にも行くことができる。
三つ目のMは、破滅的な戦争を表している。
もし、私たちが今のまま、利己的な調和を乱した状態を続ければ
世界は破滅的な状況になる可能性がある。
それでもなお、トウモロコシLを植え、謙虚に生きるホピの道を選べば、長生きをして年寄りOになるまで調和と平和の中に生きることができる。
この絵では見えないが、下の方の線は、その先ずっと伸びていて 岩の角を回っている。
それは、ホピの道を行った者の魂は永遠であり、
光Pを見出して 調和の世界にD戻り、ご先祖様たちの元に帰り、また輪廻転生していく魂の旅を続けることができる。


1/22の夢

骨壺が燃えだして、中から赤い龍が出てくる

調べたら、赤い龍はヨハネの黙示録に出て来ていた。

よく解らないけど、そういう段階に来ているということか?

神のアニマさんにも聞いてもらうと、

骨壺ーーー再生、復活
赤い龍ーーー終焉、厄災

これからの現実世界の事らしい。

災害には油断しないで。

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