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ほんのり癒やし時間。初心者向け手芸「刺し子ふきん」

写真は作りかけの二作。下の大きな花模様はホビーラ・ホビーレのキットで、左のカラフルな方はセリアのキットです。

感染者数が下がらないままですが、GWなので実家に帰省しています。夏に帰れる保証もないですしね。

パソコンもなく、家事もなく、ゲームもなく。子どもは目が離せませんが、いつもと違う環境に興味津々で楽しそうです。構ってくれる祖父母や叔母のおかげで、私も旦那さんものんびり過ごしています。

せっかくなので、少しだけ縫ったきりの刺し子のセットを持ってきました。長子の時から縫い始めて、これで多分8枚目?くらい?
テレビ見ながら子ども見ながら、ぼんやりチクチク縫っていくと、段々模様が埋まっていきます。絵が完成していくさまは、ジクソーパズルを組み上げるのと似てますね。途中で放っておいても困らないので、気まぐれに続けています。手順も少なくストレスフリーに作って楽しめる刺し子、オススメですよ。

刺し子、って何?

一言で言えば刺繍の一種です。「あ、苦手」と思った人もどうか落ち着いて。種類はいくつかありますが、私がやっているのは「針と糸で直線を、ひたすら縫う」だけです。「色糸で縫う」くらいの共通点しかないので、難易度は激低です。
私が始めてやったのも小学校の家庭科の授業でした。淡々と縫うだけで、可愛くて使えるふきんになります。

必要なもの

針と糸と布。端的に言ってしまえばそれだけです。手芸店の刺繍アイテムなどど一緒に並んでいます。
amazonでの検索結果は↓な感じ。

ここではてっとり早く初心者にオススメのパターンをご紹介しますね。

どこでも買える!百均コース

セリアに、サイズは小さめですが刺し子布が売っています。
これに刺し子用か刺繍用の、針穴の大きな長い針(※クロスステッチ用は✖。先が丸いので)とお好きな色の刺し子糸でOK。刺し子糸はダイソーでも手に入ります。
柄は伝統模様系のラインナップですが、とりあえずやってみるにはこちらで十分。小さい分(15cm四方くらい)、端を縫うのも手縫いでできます。

ホビーラ・ホビーレのキット

百貨店に入っていることが多い手芸店さん。直営オンラインショップもありますし、アマゾンで出品されてるショップさんもあります。
伝統模様系の他に洋風のイラストがあり、ロングサイズもあったりとバリエーション豊か。布・糸・針と全部コミコミのキット(1,000円前後)があり、縫い方や方向のガイドもあるのでとても親切です。色を変えたければプリントずみの布キットと糸をセットで買えばOK。
そこそこ大きさがあるので(30cm四方より一回り大きい)端を縫い付けるのにミシンがあると楽です。
(私は実家に行ったときにちょっとだけ借りてます。欲しいなぁミシン!)

作り方

キットの使い方を見てもらった方が確実なので、ここでは簡単に。
キットを使う場合、完成までは水濡れ厳禁です。線が消えてしまうので、ご注意ください。

手順

  1. 長方形の布にある、柄の枠部分を外側1cmほど開けて端を折る

  2. 線が描いてある面が内側になるように、1で折った線を合わせて2つ折にする

  3. 折った線に沿って、1箇所だけ開けて縫う

  4. 開けておいた箇所から内側と外側をひっくり返して、開けておいた部分を縫い閉じる

  5. 二枚重ねになった布を、線に沿って好きな色の糸で縫う

  6. 柄ができたら完成

うーん、イマイチ説明が上手くないですが。最初に「ニ枚重なったふきん」を作るまではちょっと面倒かもしれませんが、ここは一気にやっちゃってください。

ポイント

刺し子の特徴は、最初も最後も玉止めをしないことです。一度縫った線を、折り返して縫って重ねることで糸が抜けたりすることを防ぎます。
縫い方は基本的に全部並縫いで大丈夫です。二枚一緒に並縫いで縫っていくと、表も裏も同じように線が引かれたようになっていきます。表紙の左側のキットは本当は一目刺しという縫い方で縫うものですが、こういうカラーリングにしたかったので、邪道を進んでます(笑)

完成品の使い道

我が家では主に子どもの給食に使うランチョンマットになっています。まず他の子と被る心配はありません(笑)
あとは食卓で調味料を置くスペースとして置いたり花瓶の下に敷いたり、機器のカバーとしてホコリよけに掛けておくのもいいです。また、当たり前ですが台所のふきんとして使えます。
元々補強のために縫うという一面もあるので丈夫にできあがりますし、洗うのにも気を使う必要はありません。
実用品ではありますが、飾るのもアリです。タペストリーとして壁に掛けて、見て楽しむのも素敵です。ぜひ一つ、作ってみてください。

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