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恥ずかしげも無く自分の動画の話をする -南条光合作-

9月13日は愛すべきヒーロー、南条光の誕生日だった。

それをお祝いする合作動画が投稿され、なんと自分もそれに参加させて頂いた。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm33842632
http://www.nicovideo.jp/watch/sm33842793
怒涛の前後編だ。自分のヤツは後編の終盤にいるが、全部見て欲しい(めっちゃ楽しいので)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm33847832
単品でも投稿した。ここからの文章は見てから読んでくれるとうれしい。


引用が好きだ。
自分の思い 考えに多くの含みを手軽に持たせることができる。コスパが良すぎないか?
ついでに引用元が哲学者なんかであれば、頭のいい人間が自分の考えを賢い言葉で表現してくれちゃうのだ。すげぇ!かっこいい!

自分の過去作でも映画のセリフだったりの引用をしているのだが、今回は特に多用しまくっている。
その辺の解説も含めてオタク=長文を書いていこう。


~0:05

C・G・ユング。スイスの精神科医・心理学者だ。(wiki調べ)
学が”””無”””なのでこの人の本を読んだ訳ではないが、この言葉を引用した「ウォッチメン」というアメコミ作品に自分のヒーロー観は形作られている。(引用の引用って…?)
「生きるための意義を見つける事こそが、生きる意義である。」そんな自分の人生観すらも言い当てられたような言葉に当時ハッとさせられたものだ。
何より「光」というワードが今作とマッチしている。すごい(自画自賛)

~0:25

南条光のプロデューサーに持っていて欲しいものは『理想』『そこに対する喪失感』だ。
アイドルマスターは救いの物語である。それはアイドル本人への救いであり、ステージによって救われたファンへの救いであり、それを舞台袖から見ていたプロデューサーへの救いである。
夢破れた男がヒーローに救われる、それが南条光Pの物語なのではないだろうか。


あとプロデューサーのこと「敵か?」って聞いてくるのめちゃくちゃよくない?

~0:28

この言葉は松本大洋作 漫画『ピンポン』からの引用だ。
ヒーローという概念をバトルではなく卓球で描いた作品である。登場人物が皆等しく傷つき、また歩き出す優しい物語だ。是非とも読んでほしい。アニメも実写映画もオススメだ!(ピンポンのプロデューサーか?)

~0:40

私は我が友の忠告を常に聞く
"彼女に閂を掛け、拘束せよ!"

こちらもウォッチメンからの引用。
「見張り人」が暴走したとき、誰が止めるのか。誰がヒーローを救うのか。そんな物語が大好きである。(俺は仮面ライダーオーズが好き)
後半、別の使い方をしようともしているので後述しよう。

~1:00

光とプロデューサーの苦悩パート。
互いが抱える別の苦しみが出会いによって救済される。そういうのって…いいよね…(ハイコンテクスト)
光の後ろにある渦巻きは仮面ライダーのベルトをイメージした。…のだがパラドじゃない?とフォロワーに言われてなるほどね〜〜〜!と思った。(俺は仮面ライダーエグゼイドが好き)
ただ特撮パロは他の人がやりそうだと思ったのでここ以降は出てこない。
無意識のもの以外は、、、

~1:12

冒頭にも出てきた出会いのコミュの続きである。
出会いというのは実に良い。それが運命的であっても ありきたりなものでも、そこから「それ」が始まったのだろうと思うとワクワクが止まらない。友人の交際相手との馴れ初めですらテンションが上がる。
さっきも書いたがこの2人の出会いはお互いの救済だ。この出会いが、空虚な人生に救いを与えるステージへと導かれて行く。

~1:28
踊ってるとこは正直言うことがない。

南条光が初めて登場した「小さな英雄」をモチーフにしたカット。正直今回の動画で一番気に入っている。

小さな英雄特訓後。青いラインが印象的。

光り輝く夢の道が先へ先へと伸びて行く。(ポエマー)
だが…

~2:03

見ての通り「ヒーローになる為の試練」のもじりである。
ここからの展開は、南条光wikihttp://seesaawiki.jp/hikarunanjo/)の「ビートシューターwith光」から「無限大の夢」の流れを見てほしい。年表の2015年6月辺りからだ。

光とプロデューサーはこの頃「救済のあり方の違い」という壁に立ち向かっていた。
ヒーローに憧れた彼女にとって その乖離は大きな苦悩へと繋がり、同時期にあった「悪役」というチャレンジにまた苦しめられた。

プロデューサー各々でこのストーリーへの向き合い方は違うだろうが、個人的な理想を描いてみた。南条Pの感想を是非とも聞いてみたい。

また、この辺りで「プロデューサーが光へ宛てた手紙」であるということもチラ見せしたつもりだ。(伝わったのか…?)フォントへの拘りが光る!

~2:17

プロデューサーの手紙と光のセリフ(公式からの引用)が交互に映る。メッセージに合ったセリフ、セリフに合ったメッセージを用意できたのでは?と自分を褒めたい。
「光」に祝福を…という思いでいっぱいだ。

~2:22

最近ユニット名がついた『イグニッションZERO』。
もっとこう、、、ロケット発射!みたいな演出をしたかったが、これはこれで気に入っている。

~2:25

”Who will watch the watchman?”と重ねようとした。
ウォッチメンは「ヒーロー的行為が禁止された世界」を舞台に『ヒーローの在り方』を描いてる。
登場するヒーローの1人は、法なんて御構い無しに自分の正義を護るために 狂気とも言える戦いに身を投じている。
だが、アイドルは見られて初めて人を救うことができる。アイドルには名声が必要だ。シンデレラガールズという世界で、マイクを手にした彼女は実に気高い。

ここは運営側に提出して気づいたのだが、完全に仮面ライダーWじゃん!!!!!完全に無意識だった。

~2:36
ここからはライブパートが続く。アイドルヒーローの一番の見せ場だ。

~2:42

借り物のSSR。(引けなかったので)
当初[無限大の夢]をモチーフに、1:17のリフレイン的演出を考えて作っていたのだが、SSR衣装にも赤いラインが入っていて本当に良かった。

無限大の夢特訓後。(この赤いラインも仮面ライダー555がモチーフだったりするらしいが…)

~3:08

全て借り物のSSRだ。(恥ずかしくないんですか?)
これは動画説明欄にも書いたのだが、素材を提供してくれたフォロワーが送ってきたファイル名が「持たざる者への施し」だった。ガチャ煽りか???

~3:22

繰り返し歌われる「背景、いつかの君へ」というフレーズから、今度は『光がプロデューサーへ宛てた手紙』が映される。(公式のセリフをちょっと弄ってる)

アタシが昔憧れたようなヒーローに、アイドルに…なれたかな?
でも、アタシにとってのヒーローはプロデューサーだったのかも。
アタシをヒーローにしてくれたのは、プロデューサーだから。
アタシとPは、ヒーローの精神を共に抱く…

このセリフこそが南条光Pにとっての救いなのだろうと思う。
互いが互いを「ヒーロー」と呼び合う。こんなに美しいことってある?

~3:38

これで終わりだ。(立木文彦)
ラスト数秒エンコードミスしてしまい、提出遅刻をしてしまった。その節は本当に…申し訳ない…



…とまぁつらつらと長文を書いてしまったが、これは楽しい。
好きな映画をコメンタリー付けて見たりするのだが、そういう気分だ。これは…これは楽しい……
たまにやろうと思う。


【MAD】拝啓、いつかのヒーローへ http://www.nicovideo.jp/watch/sm33847832
もう一回見てきてくれな!!作った本人はもう何度も見てる!!!飽きねぇ!!!!!(自分が大好きすぎるだろ)

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