巡礼とバックパック

巡礼は、バックパッカーとは違う。
バックパッカーで世界を回るとき、旅の中で必要なもの必要で、シーズンによっては出番のないものも保管庫のようにバックに留めておく。

巡礼は、バックパッカーとはまったく別の旅だと強く言いたい。

巡礼は長くても40日間(フランスースペイン国境なら)も満たない変化が比較的少ない道のりになる。真冬から真夏のような変化はまずありえない。
それにもかかわらず、巡礼者たちは50リットルを大きく超えるバックパックを担いで800キロを歩いている。まず個々の部分を整理してほしい。

巡礼にはいるもの以外は、絶対に持つべきではない

バックパックは30リットル、重さは7キロまで

冬の巡礼ではない場合、思い切って30リットル前後のバックパックを買うべきです。一見無謀に見える小さなバッグという選択が、旅の充実度に大い貢献してくれます。

荷物が少なくなる

小さなバックパックはその分持てる荷物が限られます。この強制的な制限がバッグパックの重さの制限になり、結果、巡礼中体への負担がだいぶ変わります。
私が選んだバックパックも30リットルのものでした。旅で出会った人たちはほとんど50リットルを超えるバッグを担いでおり、身軽な私の足に追いつくことができなかったと思います。

疲れづらくなる

毎日背負うバックパックの重さで挫折しそうになります。私のバックパックはもともと7キロでした。この重さは巡礼者の中でもかなり軽いですが、それでも重く感じ、常に捨てれるものはないか、と考え続けました。
バックパックの重さは実は巡礼において、距離以上に大敵で、100グラムでも削れるものは削ったほうがいいです。

気持ちに余裕ができる

これは軽量のバックパックを持つ巡礼者の特権で、ちょっと寄り道してもいいかなっという余裕ができてきます。巡礼路の道沿いに面白そうなお店や場所に出会った時、巡礼者の中には葛藤があります。体力的につらいから先に進んで早く宿で休みたいという気持ちと、体験したい気持ち。この時どちらを選択するかは自分の体力だと思っています。荷物を小さくすることによって、できた余裕で少しでも多くの体験ができることが最終的に一番自分にとってよいものだと思っています。

私も一度体験があります。ある巡礼の朝、まだ日も登っていない暗い中、仲間たちと黙々と道を進んでいました。暗闇が徐々に薄くなり周りがヘッドライトなしでも周りの風景が見えるようになった時間。私たちはブドウ畑の沿いの道を歩いていました。
その時私は、ワイン畑を歩いてみたいという衝動にかられました。映画でその風景を見ていたから歩きたくなったのだと思います。
早朝ということもあり、体は疲れておらず、私は迷わずブドウ畑に足を踏み入れました。足元のは固く巡礼路より若干歩きずらいものの、土の感触を感じながら歩いた道は一生に体験になりました。仲間はやはりバックパックも重く、靴も登山靴をはいていたので、体力の消耗を抑えるため普通の道を歩いていました。


いざとなればサブバッグが役に立つ

30リットルのバックパックでは荷物が入りきらいないことがある。
そういった時のためにポータブルバッグも持っていました。両手はステッキでを持つ必要があるため、肩から掛けるタイプのものを利用していました。たたむと小さくなりバッグに収納できるので、昼食など一時的に持ち運ぶ際にはサブバッグが非常に便利です。


巡礼の一番の大敵は荷物の重さ

長々と書きましたが、バッグパックを小さくすることのメリットは何となく伝わったのではと思います。
バッグの重量のせいで、最悪巡礼を断念するということもあるので、荷物の重量には十二分に注意してもらえたらと思います。

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ジョバ

バックパッカーでいろんな国に行っているうちに、日本に全然馴染めなくなった心優しき日本人。お金は全然たまらないけど、興味のあることはたくさん見つかる。 主にフィリピン大学、世界一周、カミーノ・デ・サンティアゴのことを書こうと思います。
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