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アセンションしたのに統合失調症って無理ゲー! 〜第17話〜

運転席、変わってもらえるかい?

 京大・西部講堂へのお祭りへ向かう京都駅からの市内バスの中で、自分を扱っている自意識が変化する。身体が乗り物だとしたら『運転手』が変わる。いわゆる変性意識状態に入る。最新の自分の調べでは、どうやら右脳と左脳が関係しているらしい。自分の意識が、運転席と助手席で座席を変えるようにいつもはじっと隣に座ってるだけの彼が身体の運転席に座るのだ。
 時間の流れが、肉体消費時間の60進法から、先にある時間・地点にある『5次元のバス停』に呑まれていく。そのカウントは無限8減法だ。10・9・8・7・6・5・4・3・10・9‥

 昼過ぎにつき、初めて見たけど知っている、ここに来た意味のあるティピー(円錐形で布を貼ったネイティブアメリカンの移動式テント)を見つける。周りには、一人も知り合いがいない。どうやら早く着いたようだ。色々探索していく、もちろん精霊も亡霊もいる。挨拶しながら【精霊の配置が揃う】のを待つ。

 夜の初め、精霊がざわつきはじめる。特定の霊と会うのではなくて、空間と時間と精霊の配置が揃う。未来ではなく、もう知っているそこにいるだろうはず自分の肉体を追いかける。その時の意識は、正直なところ人間は木や石と大して変わらない。違いは、空間を動くか否かだけ。ただ今回はトランスパーティとは違って、時間を越えることを経験している魂がたくさん集まっている。この人間界では時間を一定なものとしているが、実は管理されて思い込まされているだけだ。それを知っている人がたくさんいる。

しっかし、このお祭りは凄いな。こんな多種の浮遊霊までご丁寧に扱っている。私よりもよっぽど精霊に慣れている。

 「時間までもう少しだな、えっとなんだろう、座標が足りないな。」時間がどんどん短くなってくる。8カウントの間隔が狭くなる、つまりもうすぐこの身体は、5次元のバス停に停車できそうだ。タイミングを逃すものかとより集中する。
 会場内歩き回りながら時間の波を泳ぐ、と同じ波の泳ぎをしている背の高い男Kを見つけた。「あぁ、君か。見つけたよ。」そう感じ声をかけた。初対面で、「私はシャーマンだ、少しついて来て欲しい。」と自己紹介した。言っておくが極めてシラフの状態だ。おっ、やはり彼が正解だ、どうやら精霊の配置が揃ったらしい。

 渦巻く時間の波に乗るように、そのティピーの中に吸い込まれてく。昼間入った時とは違い、5次元のバス停へのゲートは開いていた。中にはひと目見ればわかる40代の男のモジャモジャしたひげの巫者と、学生のような男が床に腰を下ろしていた。
これでティピー内には主人が2人、助手2人の計4人。よし、星(選ばれた魂)が揃っている。私はそう思った。その巫者は少し興奮した声で、

「あなた、シャーマンですよ…」

全くの初対面でティピーに入った直後の第一声が、だ。それは私もそちらをひと目みればわかる。既に中央には精霊の火種が揺れていた。

「知ってますよ。名はバンブーといいます。」

そういってティピー中心を囲むようにして、私とKも腰を下ろした。
私は儀式が起きるのを知っていた。しかし、今回はリアル人間がいる。いやーどう考えても幻覚じゃすまない。むしろ正気でいるために、お互い助手を連れてきたようだ。

「あなたにグレートスピリットを渡しにきました。」

彼はそういって挨拶もそこそこに降霊術を進め始めた。


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この話はノンフィクションです。

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つたない文章をお読みいただきありがとうございます。

今回の文章はちょっと後書きを書かせてください。
というのも、この出来事の後に精神状態が不安定になったからです。自分がこれを書いているのもシャーマンという存在が世間では前例が見当たらなかったから。
本当に普通にいるんだ。と知って欲しいからです。シャーマンの文献としても使えるよう脚色なしで書きました。
 こういうって自分だけ?なんて悩んでしまったり、心が軽くなる本などでなんとなく誤魔化したり、自分ってダメだなって否定して自ら苦しめている人のために、ここにこんな人もいるよって安心して貰えたら嬉しいです。
こうやって自分が書き残すことで、未来を生きる人たちに経験が渡せれば幸いです。


では、ちょっとアセンションしてみます?

 ☆危険・精神状態が悪い人程よく効くかも☆

『ハイテック4次元リハビリ』


18歳以下は非推奨です。こういうご時世ですので、念のため当方一切責任を持ちません。のめり込んで病院行きになったから僕だからこそ、誰にでもオススメはできません。でも、このやり方で飛べてかえってきてる本人が、ここにちゃんといますから多分大丈夫ですよ(笑)
4次元が時間。で、5次元は霊体。だと考えていて、4つ打ちの音って時間軸がはめやすいんです、つまり4次元を感じるために5次元まで掴みにいくと4次元が分かってくる。そんな説明になります。


時間数えかた 無限8減法

現行の1分=60秒(Beat Per Minute)=60
1秒 2秒 と一定の固形の秒を重ねる数えかたではなくて

音を一つづつ耳で拾わず、変化するテンポに合わせて
大雑把にカウントしていく 下の曲だとBPM=160くらい

10・9・8・7・6・5・4・3
10・9・8・7・6・5・4・3
が無限に続く数えかたをする
変則だし一定の間があったり、それらを心は無にしながら

自然豊かな屋外で、少し遠くで大きな音で鳴ってて、ゆらゆら揺れたりチェアでくつろいだり。ここまで早いと踊れないです。あとガヤガヤした音を直接聴くのではなく、地球の揺らぎや木々の揺れ、川の流れや小鳥のさえずりの電子再構成音だと思って全体的に聞き流す感じで、テンポだけカウントしてみてください。

元来有った脳の使い方を思いだすための筋トレです。
通常の時間の流れとは別物ですから、負担のない程度でどうぞ。


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