見出し画像

演劇に対しての今の思い

半年に一回じゃんじゃか書きたくなる日があって、今日はそういう日だ。キーボードをタップするのがやめられず、頭の中に浮かんだあれやこれやを文章にしてしまう。

幸せにまだ慣れていない。人から求められることで与えられたり、目標を達成することで勝ち得たりしたわけではない幸せに身を浸していると、なんだかちょっとおぼつかない気分になる。これまでのように、この幸せは必ず失われるに違いない!という焦燥感は無い。ただちょっと、まだ慣れず、不安定なだけ。この幸せは、ようやく還ってきた、と表現するにふさわしい、懐かしいにおいのする幸せである。子供のころのような。

今年の9月で満17年だった。演劇とかかわってきた年月である。9歳の子供も立派な26歳成人女性となった。17年もたったのだ。当たり前かもしれないけど、18年目のわたしは、演劇に対して今までと違う思いを持っている。

ただ楽しくやること。もうそれしか考えていない。

人生もまたしかりである。ただ楽しくやること。楽しく生きること。それだけしか考えていない。

画像1

これまでは個別にあった「演劇」「生活」「書く」という行為が、「楽しくやる」という大目標を通して、「わたし」とつながるようになった。それまでは、「演劇」も「生活」も「書く」も、「わたし」を滅して達成するべきことだった。

たいへんな17年間だったように思う。その大変さから、ようやく少し離れた場所で息ができるようになったこと、幸せに思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?