●はじめに

　まず、この記事に目を留めていただきありがとうございます。
　第3回カードラッシュCSに参加してきました！！
　入賞こそしておりませんが、かなりこのデッキが強いことが当日感じたため記録として残したいと思い、備忘録としてnoteを書く運びとなりました。

●ラッシュCSに参加した経緯

　最初にこの大会へ参加した経緯について話させていただきます。
どうでもいいという人は次の項目に行ってください！！

　以前からラッシュCS自体には興味がありましたが、中々参加する勇気が出ず、参加しておりませんでした。また、自分はイーブイヒーローズ辺りからポケカを始め、まだ大した実績も無く自身もありませんでした。
　3月にシティリーグS5に参加し、準優勝してからモチベーションが上がり、CS横浜、シティリーグS6と参加しましたが結果は振るわず…
　準優勝してから中々いい成績が残せていないため、不完全燃焼のまま夏を迎えたくないと思い、ラッシュCSに応募し、参加させていただきました。
　有名な方々が招待選手として来ているため、思い出にどなたかとマッチングできればと思い挑みました。

●環境予想

　JCS直後なのもあって環境は大きく変わらず、
Tier1にパルキア
Tier2にミュウ
Tier3にアルセウスとゾロアーク
かなと思っていました。
　JCSでハピナスミルタンク、優勝したレジギガスも1戦くらい当たってもおかしくない、話題になったターボ型のパルキアは絶対いるだろうと予想しました。
　また、ポケモンGOの新弾からミュウツーVSTARが増えると予想しました。

●使用デッキまでの経緯

　結論から申し上げますと、CL横浜及びシティリーグS6で使用したドガスダークライを使用しました。
参考にさせていただいたnoteがありますので、読んでいただけると幸いです。

　まず大前提として、試合時間25分の中でいかに自分の思考時間を短く的確にすることができるかが最も重要だと考えております。
　その中で、山札をよく見る回数は最低限にすることも時間切れを回避できると考えています。その上で、デッキ選択をしました。

　環境デッキを使用しなかった理由をざっくりと書きます。

　ハピナスミルタンクを除いて、ほとんどのデッキが特性を生かしたデッキだという考えに至りました。特性を止める手段として、出てきたのが「かがくへんかガス」と「頂への雪道」となりました。
　当初は上記の二つを両方採用したいと考えてましたが、デッキパワーは低くなるためどちらか片方することとしました。
　どちらを採用するか考えたとき、「頂への雪道」は裏工作には通用しないため、相手のロック性能が高い「かがくへんかガス」を採用することとしました。

　「かがくへんかガス」の相方並びにメインアタッカーとしてダークライを採用した理由は、

　以上があげられると思います。

　ダークパッチを4枚採用する利点として、ダークライVスタート以外の場合でも、バトル場手貼りとダークパッチをドガースに使用することで後1かくせいができることがあげられます。
　ダークライは青天井火力であるものの、現環境ではスピードが追い付かないのが欠点だと思います。
　そのスピードに追い付くには相手のスピードを下げることができる「かがくへんかガス」と相性がいいと思いました。

●使用デッキ&採用カード

【ポケモン】

ダークライV＆ダークライVSTAR(3枚＆3枚)
　なるべくドガーススタートしたいため、3枚採用としました。VSTARは使用するのは2枚で十分ですが、サイド落ちが怖かったため3枚としました。

ガラルファイヤーV(1枚)
　じゃえんのつばさによるダークライの火力底上げ、3エネで中火力を出せること、ベルトを付けるとVポケモンをワンパンすることができるため採用しました。

クロバットV(2枚)
　このデッキのデッキエンジンです。手札補充のために採用。サイド落ちをケアして2枚採用としました。
　また、クロバットVスタートが嫌ではありますが、それ以上にデッキが回らないことのほうが嫌なので1度は使用するために2枚としてます。

ドガース＆ガラルマタドガス(4枚＆2枚＆1枚)
　絶対にこのポケモンからスタートしたいため4枚採用。
　かがくへんかガスはサイド落ちと2回特性ロックをする可能性、あなぬけのヒモをけあするため2枚採用としました。
　ダークライの火力を最大限引き出すためにエナジーファクトリーを1枚採用しました。

かがやくゲッコウガ(1枚)
　エネルギーをトラッシュしながら山札を2枚引くことができる超優秀ポケモンです。このポケモンのおかげでかなりデッキが回ります。

【グッズ】

クイックボール(4枚)
　エネルギーをトラッシュしながらたねポケモンをサーチできるので採用。進化ラインが2種いるため、初動の展開が重要なので最大枚数の4枚採用しました。

ハイパーボール(4枚)
　クロバットVの特性を活かすこともでき、好きなポケモンをサーチできるため4枚採用しました。

トレッキングシューズ(4枚)
　1枚目にエネルギーを引けたらかなりおいしいです。縦引きが重要なデッキなので4枚採用しました。

ダークパッチ(4枚)
　エネルギー加速できる上、ダークライのVSTARパワーで再利用もできるため4枚採用しました。

ポケモンいれかえ(1枚)
　あまり使用率は高くないですが、ダークライスタートしたときに後1覚醒するためと、ポケモンをボスで縛られたりするときに困るため1枚採用。

ふつうのつりざお(1枚)
　どうしても縦引きをするデッキのため、手札にかさばってしまったダークライVSTARを博士等でトラッシュしたときやトレッキングシューズでトラッシュしてしまう場合があるため山に戻す手段として採用しました。

ふうせん(1枚)
　ポケモン入れ替え2枚採用するより、ふうせんを採用することによりダークパッチと相性が良くなるため採用しました。

こだわりベルト(1枚)
　火力の底上げできるため採用。2枚採用したいところですが枠の関係上1枚としました。

【サポート】

博士の研究(4枚)
　悪エネルギーを巻き込みながら山札を7枚引くことができる最強カードなので4枚採用。当初は相手の妨害を強くするためマリィ4枚にしていましたが、博士の枚数を4枚にすることでデッキの回転が段違いに良くなったので4枚としました。

マリィ(2枚)
　相手の手札に干渉する手段として採用。また、どうしてもトラッシュしたくないカードを山に戻す手段としても必要だと思いました。

ボスの指令(3枚)
　かがくへんかガスを最大限活用するために採用。後1で使う時もありますし、先2でも使う場面もあります。かなり重宝します。

【スタジアム】

トレーニングコート(2枚)
　エネルギーを再利用する手段として採用。雪道がかなり刺さるデッキなのでスタジアムは必須です。ただし、今回対戦した感じ相手にも活用される恐れがあるため雪道がくるまで温存することが多かったです。

【エネルギー】

基本悪エネルギー(11枚)&ハイド悪エネルギー(1枚)
総エネルギー枚数は12枚がベストだと思いました。逃げるエネルギーを0にすることができるハイド悪エネルギーを1枚採用することにより、ダークパッチを最大限活用することができるため採用しました。ただし、エナジーファクトリーには対応してないため注意してください。

【採用を見送ったカード】

ガラルファイヤー(じゃあくチャージ)
　非ルールの優秀なアタッカーポケモンです。また、このカードを採用することでミルタンクに強くなると思います。
　採用を見送った理由として、じゃあくチャージを最大限活用するにはエネの総数が少ないこと、ドガースに極力エネを貼りたいことがあげられます。採用するとしたらクララ等、1度トラッシュに行ったガラルファイヤーとエネを同時に回収できるカードが欲しいですね。

しんかのおこう
　当初、ハイパーボール3枚しんかのおこう1枚で使用していました。
　しんかのおこうではたねポケモンが持ってこれないため、ベンチの展開とクロバットVによる手札補充ができない場面が多々あり、それならハイパーボールを4枚にするほうが事故防止になると思い採用を見送りました。

あなぬけのヒモ
　相手のバトル場を下げつつ、かがくへんかガスを押し付けるプランも取れると思い、当初は採用していました。
　しかし、わざわざ下げさせる必要がない場面が多く、バトル場のポケモンを倒したいことも多かったため、ポケモンいれかえのみの採用となりました。

クララ
　強いサポートですが、じゃあくチャージのような一気に手札に回収して強いカードがないため、ふつうのつりざおで十分だと思い、採用を見送りました。

【このデッキが好きな理由】

　私がこのデッキを選択した理由は、山札を切る回数がほかのデッキに比べて少ないことがあげられます。ドガースのかくせい、ボール2種、ふつうのつりざおぐらいしかありません。
　その分山札を見る回数も少ないですが、見ての通り、偶然にもわかりやすい枚数の採用となっており、グッズに関しては4枚か1枚になっております。
　山札を切る回数が少なければその分思考時間に割くことができます。そこが1番好きなポイントです。

●当日のマッチアップ

当日のマッチアップと試合内容を記します。
忘れてる部分もあるので違ってたら申し訳ないです。。。

【1回戦目】

パルキアVSTAR(裏工作型)　後攻　4-2勝ち
ドガーススタート。
　相手は1ターン目にメッソンとパルキアをある程度展開して、こちらは後1かくせいを決める。
　相手は完全に止まり、こちらはパルキアをワンパンできるよう準備。1度も裏工作させずにそのままサイドを先行していき、時間ギリギリで投了されて勝ち。

【2回戦目】

アルセウスVSTAR(裏工作型)　先攻　4-0勝ち
ドガーススタート。
　1ターン目はお互いある程度展開した。
　2ターン目にマリィを使用し、マタドガスでバッドポイズン。相手はマリィで止まりながらもバトル場をジメレオンに進化、博士を使用してそのまま番を返される。
　3ターン目もマリィを使用してアルセウスをワンパンできるように準備。相手は2度目のマリィが刺さったらしく、数ターンかけてバッドポイズンで進化した裏工作インテレオンとメッソン、アルセウスVをボスの指令等絡めてきぜつさせてサイドを4枚とった。
　相手は既にベンチのダークライVSTARが300点出るためそのまま投了。
こんなにかがくへんかガスが刺さるとは思わなかった。

【3回戦目】

アルセウスVSTAR&ヒスイヌメルゴンVSTAR　後攻　6-2勝ち
ダークライVスタート。
　相手は1ターン目にアルセウスVスタートでベンチにアルセウスVとヒスイヌメルゴンVを出してエネルギーを貼れず終了。次のターンはバトル場のダークライVが倒されないと思い、ベンチにダークライVとドガースを展開してバトル場にエネを手貼りして終了。
　2ターン目に相手はバトル場のアルセウスにダブルターボエネルギーを貼ってトリニティチャージ。返しにドガースをエナジーファクトリーに進化させ、あくのはどう240点でアルセウスVをきぜつ。
　3ターン目にハイパーボールでヒスイヌメルゴンVSTARを持ってきて進化、アイアンローリングで終了。返しに、ダークパッチ、VSTARパワーも駆使してあくのはどう390点叩き出しアイアンローリングの追加効果である「-80点」を貫通。嚙み合いが良すぎた。
　4ターン目にアルセウスVがパワーエッジ使用してダークライVSTARきぜつ。返しに、ベンチのダークライVSTARのあくのはどうできぜつで勝ち。

【4回戦目】

ハピナスミルタンク　後攻　0-5負け
ガラルファイヤーVスタート。
　相手はベンチにミルタンクを出し、ハピナスにパワフル無色を貼り終了。こちらは手札がかなり事故っていて、ベンチにダークライVとドガースを展開し、ガラルファイヤーVに手貼りして終了。
　2ターンかけてガラルファイヤーVがきぜつ。
　サポートが引けないまま、マタドガスに進化させてハピナスをどくにするもいれかえカート等を駆使されてどくも回復されてマタドガスがきぜつ。
　次のターンもエネしか引けず、あくのはどう90点で番を返す。そのままワンパンされて種切れ。。。
　どのデッキにも事故はつきものなので切り替えるしかない。

【5回戦目】

非ルール4色バレット(裏工作型)　先攻　5-1勝ち
ドガーススタート。
　ベンチをある程度展開して番を返す。相手はマナフィスタート。かなり事故ってたらしく、ライコウVを出して回収ネットでナマフィ回収、しゅんそく使用してエネ手貼りしてメッソン出せずに終了。
　2ターン目に博士を使用してライコウVを倒せるように準備しつつ、マタドガスが引けなかったためかくせいして終了。返しにライトニングロンドでマタドガスきぜつ。
　3ターン目にライコウVをあくのはどうできぜつ。相手はクララを使いライコウVをベンチに再展開して手貼りして終了。
　4ターン目にボスで再度ライコウVをあくのはどうできぜつさせる。そのまま投了される。
　お相手さん、メッソンもボールも引けてなくてかなり事故ってた。。。

【6回戦目】

ミュウVMAX　後攻　4-6負け
ドガーススタート。
　相手はゲノセクトVスタート。かなり回ってベンチフル展開されてメロエッタにフュージョンエネルギーを手貼りして終了。こちらもベンチにダークライV、かがやくゲッコウガ、ガラルファイヤーVを展開して博士を使用、そのままかくせいして番を返す。
　2ターン目にいれかえ、ボスを使われてミュウVMAXでガラルファイヤーVを倒される。返しにあくのはどうでミュウVMAXを倒す。
　3ターン目にメロエッタのメロディアスエコー280点でダークライVSTARきぜつ。返しにマリィを使いつつダークライVSTARで倒す。
　4ターン目にウッウロボ表でパワータブレット3枚使用(2枚マリィで引かれたんかい)。フュージョンシステムでエネを引かれ、おまけのタブレット4枚目使われてテクノバスターで試合終了。
　結果論だが、ベンチのドガースをエナジーファクトリーに進化させてボスでフュージョンエネが2枚付いてるゲノセクトを倒してたらワンちゃんあった。でも手札8枚あったらマリィのがいいと思うじゃん。。。

【最終結果】

結果4勝2敗でオポネントで16位となりました。ただ、16位が2人いたため決勝トーナメントいけるかどうかじゃんけんで負けてしまい決勝トーナメントに行くことができませんでした。。。（これで実質17位ですね泣）

　対戦していただいた方々ありがとうございました！
　また、特性を止めてしまい誠に申し訳ございません！！

おわりに

　みなさまお気づきになりましたでしょうか。
　そうです、ほとんど裏工作を宣言されずに1日が終わりました。
　お相手が事故っていたのもありますが、めちゃくちゃ「かがくへんかガス」が機能していることを実感することができました。またダークライVSTARの青天井火力も現環境において強いと思いました。このデッキはかなり気に入って使用してます。でも、リモートやフリー対戦では「かがくへんかガス」使いたくないので大会前のガチ練習の時しか使いませんが。。
　まだまだ裏工作ラインや特性を利用したデッキが環境にいると思うので、追い風になっていると思います。

　第3回カードラッシュCSを主催していただいたカードラッシュ様、シャロンさん、協賛している方々誠にありがとうございました。とても楽しいイベントでモチベーションアップにつながりました。

　何か質問ありましたらTwitterのDMまでお願いします。
　次回のラッシュCSも出たいですね！強者たちが集まる大会でもっと結果を残したいところですね！！

　最後に、このデッキを作成するにあたり、参考にさせていただいたメヤさん、質問に答えていただきありがとうございました。メヤさんのnoteも是非参考にしていただけると幸いです。採用カードについて等、より詳しいことが書いてあるかと思います。

　普段はPTCGO等で1人こそこそ考察を行ってます。
　誰かとポケカを煮詰めていくのも好きなので気軽にお声掛けください！
　リモート環境もありますのでリモート対戦も募集してます！
　以上、ここまでご愛読していただきありがとうございました！