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作曲の話

数年ぶりに作曲をしている。
というか、DAWをいじっている。 
曲作りって不思議な行為だ。
作曲理論もクソも学んでいない私にとっては、至極偶然の産物でしかない。ちょびっとの努力と経験でフォローしていくしかない。

 あとギターで弾き語り的に曲を作るのと、DAWソフト上でキーボードぱんぱんしながら作るのとではだいぶ感覚も仕上がりも違う。

そんなことを語る以前に、DAWの基本的な使用方法を忘れてしまっているので、めちゃくちゃにメンドクサイ。

DAW、DAW言っても分からない人は分からないのですが、このリンクで見てみてください。
今さら聞けない、“DAWって何?” | 藤本健の"DTMステーション" (dtmstation.com)

ようはパソコン上で音楽を作るためのソフトととらえてもらって差し支えない。

数あるDAWの中で私が使っているのはFL studioだ。以下FL。

FLは主にダンスミュージックを製作するプロデューサーに愛用されていて、非常に直感的にかつ効果的に作曲できるソフトだ。

そのインターフェースの独自性はメインのプラットフォームにするには結構クセのあるソフトだと思う。

元々、ウィンドウズのパソコンで製作していたので、Win限定のFLを愛用していた。元々はACIDというオーディオが扱いやすいDAWソフトを愛用していた。

以前私がやっていたバンドが解散する2016年くらいにMacにパソコンを購入してから、ACIDやFLと言ったWin限定のソフトは使用できなくなり、なんとなくガレージバンドをいじるくらいしかしてなかった。

そのままの勢いで音楽活動を続けていたら、ガレバン、Logicなどのソフトを意のままに操れていたのだろうけど、そのまま私のMacはエロパソ(エロ動画視聴専用機)と化していた。

実際にはApple Music再生、iMoveでたまに動画編集くらいしか活躍していないので、素人使いのパソコンとしては充分な機能だった。

久々に作曲するとなって、一応バンドの形態として、ダンスミュージックよりの楽曲だったこともありFLを今回は使用することとした。

なんと月日は流れてWin専用だったFLは数年前にいつのまにかMacも対応になっていたのだ。

これはありがたい。

慣れないアクティベーション作業を行い、全部英語のこのソフトを動かすのは一苦労だ。以前はちゃっちゃとできていた作業も数年触れていないと全く分からない&Mac版のため少し勝手が違う部分があり、ストレスが半端ない。MacでDAWをまともに使っていないツケが回ってる。

FLは永久無料アップグレードという、他の銭ゲバメーカーでは考えられない仕様なので、最新型のソフトが一度買ってしまえばライセンス更新して無料で使えるのだ。

普通のDAWとの違いを書いていったらキリがないので割愛するが、FLはビート適当に打ち込むだけなら3秒でリズムが作れる。

そっからシンセとかオーディオを重ねていって曲にしていくわけだが、いわゆる打ち込みってやつを中心に今回は作業を進めている。

昔は歩いててなんとなく浮かんできた鼻歌録音して、あとでギター弾いて確認するみたいなことやっていたけど、頭がAPEXとマッチングアプリに支配された状態ではそんな神がかり的作曲法は使えず。

適当にならしたビートにプリセットのまんまシンセをドレミのドから適当に叩いて曲を作っていった。

枠組みは30分とかそこらでできたけど、これを一曲のパッケージとして3分くらいに飽きがこない曲に仕上げるっていうのが至難の業だ。

そして、主観的に聞いてもなんか聞いたことある感じの音と雰囲気にイマイチテンションが上がらない。

自分のテンションが上がらない曲で人のテンションを上げることなど不可能なのだ。

素人バンドながら一丁前に締め切りもあるので、色々あって作ってから1ヶ月弱放置していた曲をとりあえず聞けるか…的なレベルまで作ってバンドのLINEに投げた。

しかし、数年ぶりにやったからなんだか納得いっていない部分が多く、これからいろいろ詰めたいけど、時間も技術もない。

でもやるだけやるしかないのだ。

とにかく、今やれる範囲でやれることを進めて行こう。

何かがかかってるわけじゃないから、楽しくできそうなので、このまま曲を皆がテンション上がるレベルまで持っていきたい。

今回のバンドは自分たちで企画している11月のイベントに向けて動いている。

当時メインでやっていたバンドとは違う仲間でDJイベントなんかをやっていて、ネットレーベルと言われていたインターネット上で音源をリリースすることをやっていた仲間だ。

その仲間で10年前に自分たちで立ち上げたイベントがあったのだが、10年前にたった一回イベントやったきり特に何もやっていなかったのだ(笑)

それなら久々に勝手に10周年イベントやろう!というノリになり今回のイベント開催にいたる。

場所も仲間が店長しているお店なので、あんまり肩ひじ張らずと言いたいところだが、自分たちで企画してると色々意見出し合って進めていく感じが久々でめっちゃ疲れる(笑)

でも、まぁまぁ楽しいからそれはそれで11月まではなんとか生きれそうだ。

もしサポートしてくれたら、僕は草野球の三塁コーチャーでも頑張れます!