piece of a memory 月

友人がカラオケで歌った曲に「月が綺麗だね」というフレーズがあった。それを耳にした瞬間、3年前の中秋の名月、幼過ぎた自分を思い出した。

名月の日、女性の友人の名前が夜空を連想するため彼女に「月が綺麗だね」とノリで送ってしまった。

ノリで送ったが故に失礼な話、相手からの返信内容を余り覚えていない。返信内容次第によってはいささか無礼な働きをしたことになるが。

何より酷いのは「月が綺麗だね」の意味を知らずに送信したところだ。周知の通り、夏目漱石がI LOVE YOUを美しい日本語に変換したのがそれだ。

送った当時知る由もなく、後に知ってからは自分の行動の幼さ、配慮の無さを嫌というほど痛感した。

全く、キザな気持ちで送信した方がまだ可愛いものだ。その後一悶着が無かったのがせめてもの救い。

さて、そんな友人とも春を迎えると別々の進路を歩み、同じ月を見ることで繋がるのが精一杯な関係になるのは少し寂しい。

新しい道を歩み辛いことを経験する度に、月を眺めては、より青い過去の自分と寛容な友人を思い出し、ほくそ笑んで前に進めたらと思う。

*余談となりますがタイトルはCHEMISTRYの「piece of a dream」にあやかって付けました。
また、月をテーマにしたのはその楽曲の最後の歌詞に「月が僕たちを見ている」からヒントを頂いたためです。ではでは。

#コラム #日記 #エッセイ #思い出



この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

19

ぺ〜

思いついたこと

ふと考えたこと、思いついたことをnoteにしたものをまとめています。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。