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私のおすすめマンガはこれ!

「おもしろそう」ならどんな本やマンガを読みまくっていた私ですが、

・ONE PIECE

・キャプテン翼

・名探偵コナン

・ワールドトリガー

・僕らはみんな河合荘

私を構成したマンガを挙げるならば、この5作品です。マニアックな裏話などは持ち合わせていないのですが、興味がある作品のところだけでも読んでいただけると嬉しいです。

『ONE PIECE』は多くの人との共通の話題になってくれる


世は大海賊時代ー歴史上でただ一人〝偉大なる航路(グランドライン)〟を制覇した、〝海賊王〟ゴール・D・ロジャー。富、名声、力の全てを手に入れたという彼が、処刑直前に放った一言が、世界をゆるがせた。『おれの財宝か? 欲しけりゃくれてやる探せ! この世の全てをそこに置いてきた』その言葉は大きなうねりを生み、多くの猛者たちを海へと駆り立てた。〝海賊王〟が残した〝ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)〟をめぐり、ある者は野望、ある者はロマンを求めて、海賊たちは信念の旗の下に戦い、名を上げていく。波乱と冒険に満ちたそんな時代に、1人の少年が〝海賊王〟をめざして、大海原へ乗り出したーー!!(公式ホームページより引用)

『ONE PIECE』は魅力的なキャラクター、独自の世界観、どんどん面白くなるストーリーはもちろんのこと、膨大な伏線の張り方がえげつない。数十巻間隔をあけて回収、扉絵が今後につながる、それでも本質の伏線はまだまだ...終わるの?回収できるの?

いや、終わらないでぇ...(以下略)


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中学1年生の時、よく家族で夕食を食べに行ったお店に7巻から21巻まであり(なぜ7巻から21巻が置いてあったのかは謎ですが)

「海王類でっけぇ…!?!?」

とびっくりした記憶があります。おそらくここでハマったんですね。当時の私は大きいのと強いのは好きだったので(単純)。いまもですけど。


お小遣いなんてなかったし、お年玉ではとても全部買えなかったのですが、町立図書館に全巻おいてあることがわかりひたすら通い続け、借り続けました。常に半分くらいの巻が貸し出し中になっているので「戻ってこい~戻ってこい~」と思いながら借りた巻は何十回も読み返す。おかげでほとんどのページが頭に思い浮かぶようになりました。

高校生になってから自分でも買いはじめ、60巻以降は買いました。これからこつこつコンプリートを目指します。

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きっかけの話がだいぶ長くなりましたが『ONE PIECE』は、はじめましての人と仲良くなる、友達と仲良くなるきっかけとして絶大な力を発揮してくれました。最初は中学校の同級生、また高校でも大学でも共通の話題としていろんな人とさらに仲良くなれました。

一番驚いたのは高校時代、カナダに短期ホームステイをしたとき現地の高校生が「ONE PIECE 大好きだよー」と声をかけてくれて仲良くなったことです。「ONE PIECE すげー!」と素直に思いました。


『キャプテン翼』より一層サッカーにのめりこんだ


「ボールは友達」が信条の主人公・大空翼の活躍と成長を描いたサッカー漫画である。翼が後にチームメイトとなる若林源三らとの出会いを経て、さまざまなライバル達との戦いを制し、やがて国外へと活躍の場を広げていく姿を描いた。サッカーの楽しみや魅力を伝えることに重点が置かれた爽やかな作風は、従来のスポ根漫画に代わる新しいスタイルのスポーツ漫画として読者に受け入れられた。1983年にアニメ化されると日本国内でサッカーブームを起こし、それまでマイナーな競技と見做されていたサッカーの人気と競技人口拡大に寄与した。(Wikipediaより引用)

『キャプテン翼』は成長過程に合わせてさまざまなシリーズが出ていますが、私は最初の『キャプテン翼』と『キャプテン翼 ワールドユース編』 つまり高校時代まで読みました。読みましたというのは私が小学生、中学生の時におじさんの家で読んでいたからです。今後プロになった翼くんも見たいと思います。

スポーツマンガのいいところは試合で戦う敵が頼もしい仲間になるところですよね。『キャプテン翼』もサッカー選手権で戦ってた仲間が日本代表で一緒になる、日本代表として戦った各国のライバルがプロになってチームメイトになる(若林がそうだったかな)みたいな展開になるのが熱い!

またサッカーをやってたので必殺技の真似はしてました(なつかしい)。 イナズマイレブンよりはできそうではあったし(できなかったけど)。

いま思えば松山の「イーグルショット」と早田の「カミソリシュート」は習得できるように公園のグラウンドでずっと練習してました。若島津が大好きだったけどポストを蹴って横っ飛びはできなかった...


『名探偵コナン』 赤井さぁぁぁぁぁぁぁぁぁん! 生きててよかったぁぁぁ(泣)


世界的推理小説家の父を持つ高校生探偵・工藤新一。数々の難事件を解決してきた彼は、ある日、幼なじみの毛利蘭とデートの途中、謎の黒ずくめの男達の取引を目撃してしまった!!証人を消すべく毒薬を飲まされた新一は、何とか命をとりとめたものの、子どもの姿になってしまう…!そして彼は江戸川コナンの名を使い、難解な事件を解き続ける。全ては謎の組織の正体を突き止め、工藤新一としての自分を取り戻す為…この世に解けない謎なんてあるはず無い!迷宮入りなしの名探偵、真実はいつもひとつ!!(原作公式サイトより引用)


読んでる人ならわかるであろう赤井さん。本当にかっこいい...今の楽しみは赤井さんが一コマでも多く描かれることだったりする。

『名探偵コナン』もおじさんの家で1巻から40巻くらいまで読んで、残りは図書館で借りて読んでいました。それ以上にアニメを毎週見ていました。

黒ずくめの組織との抗争もハラハラドキドキしますが、それ以上に作品内にでてきた知識やトリックのアイデアに毎度毎度「へぇーー」「そうなんだ」と学んでいました。

高木刑事が誘拐された時の読唇術を使う機会が特にないのに覚えているし、塩は雪や氷をかためるという豆知識はバイト先でビュッフェを冷やすときに店長がしているのを見て「これ、コナンや」となったり。

『名探偵コナン』は小学生のときから読むべき作品だと思います。難しい話や複雑なトリックもあってちゃんとわかるようになるのは後々かもしれないけれど、楽しく読んでいて自然と知識が増えていくというのはすごく大事なことだし

新しく知ったことを友達に話して得意げになったりすることで(求められてないのに一方的にしゃべるのは人間関係に亀裂が入るかもしれないのででたまにが大事だけれども)

「知るって楽しい!」

と心から思えるようになればそれからずっと自分を助けてくれます。コナンやドラえもんが登場する学習マンガもそういう意図ですよね。

『名探偵コナン』小学生の時に読んでよかったなと思います。

今後の赤井さんの益々のご活躍を期待しています(何様だよ)


『ワールドトリガー』連載再開の一報に涙した



 人口28万人が暮らす都市・三門市に、ある日突然異次元への「門(ゲート)」が出現。門から現れた異世界の侵略者「近界民(ネイバー)」に襲撃され、街は戦火をうける。しかし、その場は界境防衛機関「ボーダー」によって救われた。近界民には、生体エネルギー「トリオン」の力で稼動する近界民が生んだ技術「トリガー」が唯一の対抗手段であり、ボーダーの主な武器となっている。そして約4年後の現在も、人々はボーダーに守られ日常を送る。ボーダー隊員・三雲修は、近界民・空閑遊真と運命的な出会いを果たす。修の勧めで遊真はボーダーに入隊し、二人は行動を共にする。(ジャンプスクエア公式サイトより引用)

2018年10月15日、ひとりの読者として夢にまで見た瞬間が...

連載再開あめでとうございます!葦原先生おかえりなさい!

連載再開を喜び泣いた日からもう約1年半経ったのか。どんどんストーリーが面白くなって毎月ワクワクが止まらないです。これからもストーリーが進んでいくのを楽しみにしています。



ってファンレターみたいになった(笑)


仕切りなおして、魅力やきっかけを書いていきます。


ワールドトリガーはアニメを初回から見始めてハマっていきました。

小学生のころから日曜朝6時半といえば、テレビ朝日。

新しい作品が始まり、終わり、また始まり...のなかで「また新しいの始まったー」くらいの感覚でした。

そこから毎週録画して、高校生になって買いはじめ、沖縄に引っ越したいまでも本棚に全巻そろっています。


魅力としては異世界の敵と戦う防衛機関として自分のできることとするべきことを自覚したうえでチームとしてなにができるか考え続ける、作品全体で「戦いにチームで勝つ」ことが追及されてるところが奥深いです。おもしろい、楽しい、かっこいい以上に「奥深い」。

ありきたりな例ですが、主人公の三雲修は戦闘をする登場人物のなかでも実力は相当弱い部類です。おまけに成長はするけれども劇的に強くなるとか必殺技を手に入れるわけでもないんです。それでも戦略、戦術、アイデアで危機を打開する姿がリアリティを追求されているなぁと思います。

そしてそのリアリティが表れるシーンも多くあります。

「おまえは弱いけど馬鹿じゃない」(5巻)

主人公の師匠である烏丸(このまんがでは師匠と弟子の関係がよくあるけど、隊員はだいたい10代。ちなみに烏丸は16歳)が強くならなきゃとあせる主人公にかけた言葉。この言葉の後、主人公にあった戦い方を提案し、練習に付き合い、精鋭退院へのアポイントメントもしてくれる。かっこいいぞ!烏丸!


「隊長のとった作戦の差が最終的な勝敗に結びついたということでしょうか?」『それは結果論すぎるだろ。来間はちゃんと勝算が高いから村上を待ってたんだ。負けたら即「作戦が悪かった」ってことにはなんない。結果だけ見て戦術を語るのは意味ないぞ。』(12巻)

 部隊同士の模擬戦闘訓練(ランク戦ともいう)の試合後に振り返り(将棋でいう感想戦?)があるのですが、そこでの実況と解説のやりとり。

サッカーや将棋をはじめ、どんな競技でも勝ったけど内容が良くなかったり負けたけど自分たちの戦い方を貫けていたりすることがありますよね。しかし「勝ったからいいや」「負けたけどたまたまだった」ということは現実世界でもよくありますよね。

しかし、勝敗にかかわらずそうした試合後の反省をチームで共有して次に向けて準備をすることでまた強くなる、そういった積み重ねが成長につながるんだということを作品の中で表現している印象深いシーンです。

加えて『』の言葉は全隊員のなかで一番強いキャラクターが言っているのが奥が深い…。


「落ちたことをどうこう言うつもりはない。落とされて学んでいくのがランク戦の存在意義だ。(略)新しいことをやろうとする姿勢は見えたし鍛錬による成長も感じられた。だが当然、三雲(主人公)以外の人間も日々鍛錬を積んでいる。当たり前のことをやっていては先を行く人間には追いつけない。本当にチームを勝たせたいなら『自分の成長』という不確かな要素だけじゃなくもっと具体性のある手立てを用意する必要があった。」『それはつまり「もっと自分のレベルに合った戦い方をしろ」ということですか?』「違う。隊長としての務めを果たせということだ。」(13巻)

これは別の模擬戦闘訓練の振り返りで解説をしていた風間さん(トップクラスの隊員)が主人公に向けて言った言葉。主人公がもっと強くならなきゃと焦るなか、「それ以外にもおまえにできることはあるだろ」と視野を広げてあげた風間さんがツワモノでしかない。ちなみに風間さんは21歳。テニスの王子様も年齢詐欺だけどこちらもなかなか。


止まらなくなりそうなのでここまで。


テレビアニメ新シリーズも制作決定されているのでまた読み返して待ちたいと思います。


『僕らはみんな河合荘』男子高出身の私にはこのくらいの刺激の強さがあえてよかったのかもしれない


親の転勤により一人暮らしをすることになった宇佐くん。だが彼の新しい住居は奇人変態ばかり。だが、憧れの律先輩もそこにいて…?

初めてバイト代で大人買いした作品です。下ネタが止まらないし、ふざけあいが止まらないし、すれ違いが止まらないしとだいぶ濃いのだけれども笑いあり、涙ありで一つ屋根の下で過ごす日々がとてもあったかく感じます。

主人公、ヒロインとともに暮らすメンバーが濃い(2回目)。二股かけられてたと暴れ狂うのを「最初が四股、その次が三股がから進歩はしてる」と言ったり、サークルの飲み会の話で「あれ?この前サークルつぶしたんじゃ?」と聞かれて「新しいの」と言って話が進んだり、大家さんに「蔑んで」とお願いすると大家さんにノリノリで蔑まれたり。。。


男子校を卒業したばっかの私に毒の耐性をつけてくれたことに感謝してます。

ちょっと短いですが、また機会を作って熱く語りたいと思います。


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5,000字を超えてました。最後まで読んでくださりありがとうございます。私のnoteは本の話が多いですが、今後おすすめのマンガも紹介していきたいなと思います。




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