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甥っ子よ、君の笑顔が見たいから


前回『【ロサ会館でテトリス】テトリス・レベル99への道』という記事を書いた。


ロサ会館の終焉が先か、私がテトリスレベル99に到達するのが先か。

戦いは続く。

というかっこいい(当社比)締め方をしたのだが、一週間後、あっさりレベル99に到達してしまった。





筋トレして、動体視力を鍛え、恋人に励まされ、生卵を飲み、街の子供らとランニングして臨んだ決戦の舞台、ついに、ついに栄光のレベル99!
えいどりあ~ん!!

という「ロッキー」みたいな大感動記事を書きたかったのに、まさかこんなに早くレベル99までいってしまうとは予想外だった。
自分テトリスどんだけやってんの?って話ですね。

テトリス・レベル99への道、いきなりの終了。



✳✳✳✳✳



話は変わるが、私には甥っ子がいる。

40過ぎて結婚した弟の息子である甥っ子は、現在6歳。
甥っ子というのはとてもかわいいものである。
彼はかわいい系イケメンで、体も大きい。
長身・胴長・短足は我が家の家系だが、彼もばっちり同じ血を引いていて、それが愛おしい。
弟嫁から送られてきた年賀状の甥っ子は、しばらく見ないうちにえらく大きくなっていた。幼稚園の運動会の写真だろうか、同い年の子たちと並んでいる彼はひとりだけ頭一つ大きくて、笑った。
どう見ても小学生。

甥っ子はシャイボーイだ。
話しかけようとするとなかなか目を合わせてくれない。下を向いてもじもじするばかり。
それでもだんだんこちらに慣れてくると、ボールや車のおもちゃでいっしょに遊んでくれる。新幹線こまちの靴下をはいて「おならブーブー」とか言いながら車を動かす甥っ子がこの世のものとは思えないほどかわいい。
「そんなこと言うと、女の子に嫌がられちゃうんだよ~」
弟嫁の言葉に、車を走らせる手を動かしたまま黙っちゃう甥っ子がますますかわいい。

ボールを投げる姿はなかなか様になっている。
きっといい野球選手になるに違いない。
君がプロ野球選手になったら、おばちゃんは年間シートを買って毎日球場に行くよ。ヤクルトあたりに入団して戸田球場に通うのもいいだろうな。(神宮じゃないのかい)
最近サッカーやってるみたいで気になるけど、好きなことをすればいいんだ。君の人生だもの。

「一緒に写真撮ろうか」
と言うと君は下を向いてこっくり頷く。近くにいた夫や姉夫婦と一緒に納まろうとしたら、君は「(おばちゃんと)ふたりがいい」って言ってくれたね。
おばちゃん、とても嬉しかったよ。
ふたりで撮った写真はおばちゃんの宝物だよ。

おばちゃんはね、思うんだよ。
君がこれからも好きなことをして、いろんな経験をして、心を自由にして、笑っていられる世の中であってほしい。君が戦争に行かなくてはならない世の中になどなってほしくない。いや、絶対にそんなことはさせない。

君が涙のときには おばちゃんはポプラの枝になる。
君が笑ってくれるならおばちゃんは悪にでもなる。
何が言いたいかというと、おばちゃんは君のことが大好きなのよ。


そんな愛おしい甥っ子が4月に小学生になる。
自分が40年以上前に通っていた、あの校庭に大きなイチョウの木がある小学校に甥っ子も通うのだと思うと、感慨もひとしおである。あの頃とは校舎も校庭も体育館も変わってしまったに違いないが、これからの6年間、君はとても大切な時間をあの学校で過ごすのだろうね。

おばちゃんは今、悩んでいる。
おばちゃんは君が喜んで笑ってくれる入学祝いを贈りたい。

デパートの文具売り場に下見に行ったら、13000円くらいの革のペンケース(名入れOK)なんてものがあってほぇ~となった。上質なのはわかるけど、小学生がこれを6年間使うかというと難しい気がする。
文房具は流行なんかもあるに違いない。
自分なら商品券や図書カードが嬉しいが、それだけだと味気ない。

おばちゃんは悩んでいます。
皆さんはご自身がもらって嬉しかった入学祝い、子供にもらった入学祝いでよかったもの、おありでしょうか。
もしくは、これを贈って喜ばれた、という品などありましたら教えていただけるととても嬉しいです。




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