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日本で働く外国人に伝わりやすい言い方は

昨今、コンビニや居酒屋にいけば店員さんは外国人ばかりだ。職場でも外国人は多いという人もいるだろう。では、そんな外国人とうまく働いていくためにはどのような点に気をつければいいのか。それに関する記事が載っていた。

日本人はハイコンテキスト集団だ。島国で単一民族だったこともあり、バックグラウンドがかなり似通っている。そのため、背景知識、前提といったものがかなり共通にあるため、あうんの呼吸が通じる。あうんの呼吸が通じるというのは非常にやりやすい。あれ、お願い。というだけで通じてしまうのだから。

一方でアメリカなどはローコンテキスト集団だ。多民族国家で様々な国の人がいたりするため、バックグラウンドが異なっている。そのため、背景知識や習慣、前提といったものが異なることも多い。そのような社会だと、前提が異なるので、明確な表現でないと相手はよくわからない、ということが起こる。そのため、ローコンテキストであることを前提としたコミュニケーションが一般的となる。すなわち、相手と前提が異なることを意識して、明確な言葉でのコミュニケーションとなる。抽象的な表現ではなく、具体的な表現となる。

この記事で書かれていることはまさにそれである。論理的に、明確な数値で、具体的に、ということに気をつけて指示をしていく必要がある。また、前提が異なるので、ルールもしっかり決めておく必要がある。こういったことを意識さえしていれば、訓練でできるようになる。だから、日頃からローコンテキストなコミュニケーションを心がけてみよう。




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