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アジアで最も仕事に自信がないのは日本となるのはなぜか

「仕事を得て、それを実現していく自信があるか?」

という問いに対して、日本が最も低いという結果がでた。

この調査は、日本、オーストラリア、中国、香港、インド、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポールの9カ国に住む18〜60歳の都市部に住むビジネスパーソン1万1000人を対象のアンケート結果だ。トップはインドネシア、ついでインド、中国、フィリピン。

様々な国の間で比較しての調査の場合、そもそもの前提としている土台が異なるので気をつけて調査をみていく必要がある。日本の一般的な職場といえば、きちっとしていて、仕事にも正確さが求められる。電車とかを見ればわかるように3分遅れても謝るレベルだ。

一方で他の国はどうだろう。フィリピンであれば、普通のレストランには入れば日本との違いは歴然だ。きちっとしているというよりも、自分の持ち場だけをやっていたり、お客様のことを全く見ていなかったりする。職場でも歌いながら楽しくやっている人がいたり、納期に遅れたりとかも普通なお国柄。

そういったところと日本では職の前提が異なるので、アンケートにおける結果も異なってくるのは想像に難くない。もちろん他の要因もあるのだが、こういった調査を見るときには、どういう前提条件があるのかを頭に入れた上で解釈するといいだろう。



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