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グラグリ探険記

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共創デザインの会社、グラグリッドのメンバーによる、日々のチャレンジや発見、疑問を発信します。 サービスデザイン、事業開発、創造的人材育成、ビジョンづくり、インキュベーションなどな… もっと読む
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記事一覧

学生インターンが考える、未来の社会を「自分ごと」として捉えるための未来洞察ワークショップとは?

学生インターンが考える、未来の社会を「自分ごと」として捉えるための未来洞察ワークショップとは?

今回は、学生インターン山田さんによるワークショップ考察です。未来洞察のワークショップにはじめて参加した彼女が、このワークショップで何を感じたのか?未来洞察をどう捉えたのか?をレポートしてもらいました。

未来洞察を研究する学生インターンが
レポートに挑戦はじめまして!
今回の記事の執筆者、信州大学大学院 修士課程1年の山田光花莉です。

私は現在、大学にて「まちづくりにおいて一般に汎用できる未来洞

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探険記 2023冬 まとめ 〜伴走してきたプロジェクトが次々と新しいステージへ〜

探険記 2023冬 まとめ 〜伴走してきたプロジェクトが次々と新しいステージへ〜

3月に入り少しずつ暖かくなり、春らしくなってきましたね。
冬のグラグリッドでは、冬以前から伴走してきたプロジェクトが芽を出し、その芽がどのような花をつけるのか、見守り、支えていくようなフェーズに入ったり。
これまで蓄積してきたノウハウをまとめ、社外に発信したり。

関係性をじっくり作ってきた地域の活動が、新たな人々とつながり加速していくなど、大きな変化はありませんが、様々なプロジェクトや活動が一歩

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ちょこっと紹介!グラグリッドの仕事ってどうやって始まるの?

ちょこっと紹介!グラグリッドの仕事ってどうやって始まるの?

私たちグラグリッドは、自らの活動を「可能性を覚醒させる共創デザイン」と定義し、新規事業の創出や組織変革、地域づくりなどをテーマとした共創プロジェクトに取り組んでいます。

しかし、「グラグリッドってどんな仕事をしているの?」「どうやってお金をもらっているの?」「どのように依頼をすればよいの?」など、共創プロジェクトを始めるにあたってのご質問をいただくことが多くなっています。

そこで、ここではグラ

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“ビジョンのつくり方”をみんなで読み解いた〜13のグラレコを一挙公開!

“ビジョンのつくり方”をみんなで読み解いた〜13のグラレコを一挙公開!

2024年1月に開催された「正解がない時代のビジョンのつくり方」出版記念イベントでは、13名の方がグラフィックレコーディングに参加。著者、三澤の講演を絵で紐解いていきました。これは、考えを可視化し、互いに語り合うという、共創的なビジョンづくりに欠かせないプロセスそのもの。本記事では、13名が描いたグラレコを紹介しながら、ビジョンづくりについての多様な解釈と表現について触れていきます。

「みんな

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なぜ抽象画にするの?言葉の限界を突破するグラフィックで「意味を探索」する理由

なぜ抽象画にするの?言葉の限界を突破するグラフィックで「意味を探索」する理由

Service Design Camp2024で、グラグリッドは「意味を探索するビジュアライズ実験〜抽象画で意味を描こう!〜」というワークショップを実施しました。その中で「抽象画で意味を描く」ワークがあったのですが、多くの反響をいただきました。
そこで、今回は、なぜ抽象画で考えるのか?その理由に迫っていきたいと思います。

「意味を探索する」ことは
デザインの重要な活動のひとつワークショップレポー

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見学にきませんか? “教えない”小学校プログラム「まなびのマルシェ」  2024年冬 開催します!

見学にきませんか? “教えない”小学校プログラム「まなびのマルシェ」 2024年冬 開催します!

2023年6月から新宿区立柏木小学校で始まった「まなびのマルシェ」。

なんと、2024年2月17日(土)に、第3回目の「まなびのマルシェ」を実施することが決まりました!
ご都合があう方は、ぜひ、新宿区立柏木小学校にいらっしゃいませんか?

「まなびのマルシェ」 とは?「まなびのマルシェ」は、教科書には載っていない風変わりな生き方(人生の冒険)をしてきた「冒険家」たちが、自分のステージをひらき、こ

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【可能性を覚醒させる】 グラグリッドの共創デザインプロジェクトまとめ 13選

【可能性を覚醒させる】 グラグリッドの共創デザインプロジェクトまとめ 13選

未来を照らす「ビジョンづくり」、ビジョンを実現していくための「事業づくり」、「組織づくり」、「ブランドづくり」までを、横断的に幅広くサポートし、「社会づくり」を見据えてプロジェクトをリードしてきたグラグリッド。

これまで、さまざまな共創デザインプロジェクトの実績を発信してきました。本記事では、グラグリッドの共創デザインプロジェクトの実例を、各カテゴリごとにご紹介します。
(一部、グラグリッドのホ

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 意味のイノベーションのための思考法? 分類しない!制御しない!意味を探索するワークショップ

意味のイノベーションのための思考法? 分類しない!制御しない!意味を探索するワークショップ

“デザイン”の領域が広がりつづける中、新たな存在を生み出すデザイン、文化を醸成するデザインなど、“デザイン”は「問題解決」を超えた役割を担うようになってきました。
今回は、そんな「意味形成のデザイン」のための思考法の一つとして、グラグリッドが提供した斬新で破壊的なワークショップの様子をレポートします。

舞台はワークショップの祭典
Service Design Camp 20242024年1月21

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【謹賀新年】グラグリッドから新年のご挨拶

【謹賀新年】グラグリッドから新年のご挨拶

能登地方を震源とする大規模地震により被災された方々に
心よりお悔み申し上げるとともに、お見舞い申し上げます。

グラグリッドの2024年 昨年は、共創社会にむけた新しいビジョンのつくり方を書籍として出版することで、私たちの方法論を体系化することができました。また、埼玉県寄居町での共創の挑戦や、新宿区立小学校での共創的学びの探究実験も成果を生み出しつつあります。
 本年は、より外へ目を向け、足を運び

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4年ぶりのリアル開催!驚きと感動にあふれたグラグリッドの忘年会をレポート!

4年ぶりのリアル開催!驚きと感動にあふれたグラグリッドの忘年会をレポート!

毎年恒例のグラグリッドのBOUNENKAI(忘年会)。
新型コロナウイルスの感染拡大のため、オンラインでの開催が続いていましたが、今年は4年ぶりにリアルで開催することが出来ました!

2022年の夏に大田区大森町へ移転してから、初めてのBOUNENKAI。
お世話になったみなさまをお招きしたかったのですが、笑門スタヂオのキャパシティに限りがあるため、今年は新しい出会いが起きそうな方を中心に、お声が

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2023年グラグリッド10大ニュースを発表します!

2023年グラグリッド10大ニュースを発表します!

皆さま、2023年も大変お世話になりました!
おかげさまで、グラグリッドとして様々なプロジェクトや取り組みに参加させていただく機会に恵まれました。メンバー一同感謝申し上げます。

2023年はチャレンジあり、新しい出会いありの1年となりました。
また全国各地、様々な場所でワークショップができた1年でもありました。
そんなグラグリッドの活動をふりかえり、10大ニュースとしてまとめてみました!

1.

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チームビルディングにどう役立つの?!「正解がない時代のビジョンのつくり方」

チームビルディングにどう役立つの?!「正解がない時代のビジョンのつくり方」

2023年11月に発売された「正解がない時代のビジョンのつくり方」。この本の中には、チームビルディングに効果的なビジョンづくりのヒントがいっぱい。その一部を覗いてみましょう。

トップダウン型のビジョン浸透ではなく、
自分たちでつくり広げていくビジョンづくりこの本では、自分たちらしさから始める、ビジョンづくりの6つのステップが解説されています。

●目次
序章 なぜいま、ビジョンが大切なのか?

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関係者の想いを可視化する「ビジョンマップ」を活用し、地域のこれからを考える。

関係者の想いを可視化する「ビジョンマップ」を活用し、地域のこれからを考える。

グラグリッドの「笑門スタヂオ」がある大田区では、1年に1回「おおたオープンファクトリー」と呼ばれる、たくさんの町工場がオープンになる体験イベントが開催されます。

「笑門スタヂオ」は「自立共生の社会実験プレイス」というコンセプトの元、「ザクロの収穫」や「地域デザインワークショップ」を通じて、人と人がつながり、コミュニティを醸成していく過程から、生活文化に根ざした価値創出を目指してきました。

そん

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創造的な共創の場を生み出す「えんたくん」 〜プロならではのノウハウとは?〜

創造的な共創の場を生み出す「えんたくん」 〜プロならではのノウハウとは?〜

創造的な対話の場をつくるための、ひと工夫できないだろうか。
どんな仕掛けがあると、参加者同士の共創が生まれるか。
グラグリッドでは、どうしたら創造的な場や、共創が生まれるのかを考えながら、ワークショップを設計しています。

ワークショップの目的によって、さまざまなファシリテーショングッズを活用しているのですが、今回は、コミュニケーションツール「えんたくん」を活用した場づくりをしました。

創造的な

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