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4人のアタマを絞りきって叩き上げた「私たちならではの組織基盤」

1月9日、私たちは「グラグリッドの未来と、その基盤を考える「合宿」計画中!」という記事で、こんな内容をアップしました。

継続的に価値を生み出していく組織としては、まだまだ未成熟な側面があるのも事実です。
共創型サービスデザインファームとして、社会へより価値を発揮していくためにも、そして働いている私たち一人一人がイキイキ活動できる基盤をつくるためにも。
会社として「変化するために、集中して考える期間」をしっかりとることを決めました!

グラグリッドの未来と、その基盤を考える「合宿」計画中!

先日この「集中して考える期間」としての合宿を終えました。実は合宿するため、私たちはバリ島まで飛んできました!!南の島は暑かったー!

敢えての国外脱出作戦

隔週で設けている定例MTGでも、組織基盤を考える議題はありました。しかし、今後早めに策定しておきたい社内規定などの基盤づくり、そして急務である採用のことを考えると、分散したMTG時間だけではスピーディに詰めることが難しい状況。全員「物理的に業務対応NGな状況を作らないことには。」という意見で一致し、思い切って環境を移すことにしたのです。

いざ合宿へ!

行き先については「時差が少なく、広い場所が確保できる、暖かい環境」であればどこでも良いというラフな考えでした。

というのも。私たちは全員がビジュアルファシリテーターでもあり、ミーティングでは基本的に全員がペンを持って描きながら考えます。そしてそれを貼り出して議論を深めていきます。壁、とにかく壁が必要なんです!!どうしても妥協できないこの要件を満たすため、2部屋をつなぐリビングダイニングという巨大壁面を確保できるヴィラスタイルに。

おしゃれなヴィラも、この通り。強粘着付箋は南国の風にも負けません。(クリーニングスタッフさんも若干びっくりしていたので、事情を伝えて現状維持をお願いしていました。)

もちろんワークショップグッズも大量に持参。模造紙も折りたたんで持ってきました。あとは個人個人がペンを持ってきています。

集中に疲れたら、徒歩数分でスパイスの効いたインドネシア料理が食べられる。そして同じくちょっと歩けば、60分1,000円程度でマッサージも受けられる。リフレッシュをフル活用して、効果的なミーティングの日々を過ごすにはベストな環境でした。

効果的な議論のためのセッションオーナー制度

合宿では毎日9:00ごろから19:00ごろまで、1日あたり9~12時間ぐらい議論をしていました。各自がセッションオーナーとなり、ファシリテーション計画をして進行します。

興が乗ってしまい、休憩するはずの中日も夕方までMTGになることもありました。自分たちの目標、組織としての仕組みづくり、組織としてのお金の流れや現状の把握、また3年後はどうなっているか?の理想的な姿の予測まで、中5日間の濃厚な話し合いが行われました。

私たちがつくる、私たちの組織

もちろん、社内の制度策定においては、私たちだけでは心許ないため、社労士さんにもご協力をいただいています。既存の業種としてロールモデルを示しにくいものでもありますが、力強くプロがサポートしてくださいます。社労士さんと共に十分な議論ができるようにするため、合宿では私たちの在りたいイメージを明確に・具体的にしてきました。

1月半ばに実施した、社労士さんとのミーティング

組織の基盤づくりの検討に上がっていたうちのひとつは、自分たちの評価の仕組みを作ること。前職までは既存の組織の仕組みに従い評価を受けていましたが、グラグリッド内で自分たちを評価し、また近い将来新しいメンバーを迎えるためにも、評価の仕組みが必要です。

それぞれの個性とワークライフバランスを損ねることが無いように。好きな仕事をもっとのびのびと続けられるように。柔軟かつ目標を定めて成長しやすい仕組みを考えました。

また、副業の規定についても検討しました。私たちは個人ベースで打診をいただくことも多く、各地でのワークショップやグラレコ、また各種学校での授業をお請けしています。こういった副業についても、どこまでを個人とし、どこまでを会社請けとするか?を検討しました。
個人が負うリスクを減らしながら、深めたい分野やライフワークを進められるように考えた結果、私たちらしい制度も見えてきました。

5日間ぎっしりとミーティングを重ね、ヘトヘトになりながらも全員熱い思いを胸に帰国し、グラグリッドも平常運転に戻りました。

イキイキと活動できる基盤を元に、この先も制度化を進めていきます!

(なごや)

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