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セントウルS展望2022 ~荒れる中京のグロース馬を探せ!~

みなさまお久しぶりでございます。
グラスワンダーの子孫でPrix de L'arc de triomphe、ぐらそんです。

今週から秋競馬、さらに大得意の中京開催が始まるということで徹底的に分析していきたいと思います。

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今日はセントウルSの有力馬診断をしていきます。
馬券に入る可能性があると判断している8頭をあげます。

メイケイエール 55キロ A+

テンよし中よし終いよしのスプリンター。メイケイエールは思えば桜花賞の18着以外はほぼ僅差の競馬をしています。1400m以下では5-0-0-3。負けたのはキーンランドCの0.3差7着、スプリンターズSの0.7差4着、高松宮記念の0.1差5着のみ。中京でもシルクロードSを勝っており、左回りも京王杯SC勝ちもあり、弱点の少ない馬です。
池添騎手もソングラインよりこちらを選ぶようです。スプリンターズSの前哨戦としてかなり良い競馬をしてくると考えられます。
ただ、課題はスピードにあるかもしれません。1200mで最速タイムを出したのがスプリンターズSの1.07.8でそれ以外は1.08秒台の競馬となっています。テンのスピードがあるタイプだけに大負けはないかもしれませんが、スピードの絶対能力が高い馬相手にすると負けるシーンも想像しておいたほうがよいかもしれません。軸候補。

ソングライン 56キロ B+

安田記念王者の短距離参戦。注目されるところでしょう。1200mは未出走。こういう馬は高松宮記念ではたまに穴をあけたりしていました。中京1200mというのはマイル要素もあるようなコースですので、マイラータイプが穴をあけるということもあります。ただ、セントウルSは開幕週です。
開幕週である程度スピードも乗ると考えられる馬場でマイラータイプがはたして台頭できるのか。ソングラインは1400mの紅梅Sで0.5差勝ちがあるようにある程度短距離適正も見られそうですが、安田記念でみせたように直線を差してくるのが本筋のタイプ。池添騎手がメイケイエールを選んだこともあり、牝馬の56キロということで私は評価を少し下げたいです。

ジャングロ 55キロ S

今回のメンバーでメイケイエールに勝てそうな馬として筆頭としたいのがジャングロです。この馬は中京2歳Sで0.6秒差レコード勝ちという驚愕の逃げ切り勝ちを見せました。武豊騎手がニエル賞に行くので福永騎手への乗り替わりですが、戦略は逃げ一本でしょう。8月から坂路50秒台を叩き出し、仕上がりは万全の体制で来ることが期待できます。
また、開幕週の馬場もこの若きスプリンターを支援することが期待できます。出遅れたNHKマイルCは0.6差7着でノーカンですし、NZTでも逃げおおせたスピードの持続力は驚異的です。
セントウルSは阪神で行われていたころから3歳の活躍も目立つレースで一線級の3歳馬ならば通用します。斤量の恩恵もあるでしょう。ここはジャングロ大本線で行きたいと考えているところです。

ダディーズビビット 56キロ B

ダディーズビビットはオープンクラスでは活躍しているスプリンターです。このメンバーに入ると良くて3着ではないでしょうか。また、かなり相手と展開に頼るところがあり、スプリンターの割にスピード感はなく、差しタイプとなっています。これは父キズナ産駒の特徴でもあるのでしょう。
重賞では0-0-0-4と全く活躍していませんし、今回もオーシャンSのように良くて掲示板までという印象を持ちます。

サンライズオネスト 56キロ B++

この馬はうまく先行できれば3着もあるかもしれないなと考えています。重賞では0-0-1-2なのですが、阪急杯3着と高松宮記念0.3差9着はそれなりに優秀ですし、スタートを決めれば先行できる馬です。1200mに初挑戦したのは去年のカーバンクルSだったのですが、それを見事に勝利しています。さらに1400mの阪急杯で3着、高松宮記念0.3差9着、鞍馬S0.3差4着というところを見ると1200mに距離を短縮して新境地を発見したところのようです。ジャングロやメイケイエールに勝てるようなイメージはあまりわかないです。

ボンボヤージ 54キロ B

前走の北九州記念が51キロでの激走。馬体を見ると結構いい感じのロードカナロアです。ただ、前走は軽ハンデがもろにはまった感じがあります。3着ならというところですが、差しタイプで優先度は低く考えています。

コムストックロード 52キロ B+

葵Sの2着です。勝ち馬のウインマーベルがキーンランドCで2着だったこともあり、0.4差離されてはいますがこの馬も古馬とある程度は戦えるレベルにあると思います。一方で先行力は低く、スピードの裏付けもないため、古馬級のスピードについていけるかが課題となります。

タイセイアベニール 56キロ A-

函館SSの3着馬です。この馬は差しタイプながら淀短距離0.3差3着やシルクロードS0.3差5着もあり、とても安定しているうえスピードに乗ることのできるタイプで持ち時計も優秀です。7歳なのですが、今年の成績は前2走を除けば可能性を見せています。3着候補の穴。


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