live.

初めて、フィギュアスケートを見ている。

世間的には随分前に流行りはじめていたが、
ニュースでハイライトを見ていても心動くことがなく
自分は向いていないのかなあと思って
好きな人にお任せしようといった程で過ごしていた。

そこを、せっかくの一大イベントだしと
改めて中継をしっかり見ることにしたのである。

まだいくつかの選手の演技しか通して見ていないが、
中継を見ていて思うことがある。

中継は、良いところだけを端的に見ることはできない。
しかし、中継とはつまり「連続」を見ることができる。

曲に合わせたパフォーマンスは、本来連続である。
選手の入場、緊張からリラックス・集中への移行。
そして次々と繰り出される技たち。
失敗も成功も、等しく一瞬のことであることを知る。
選手を追ったカメラワークばかりが使用される中、
俯瞰で抜かれた時こそ、選手はたった一人広い氷上を舞い、
観るものを魅了しているのだと気づかされる。

ここ数年のフィギュアスケートのブームは凄まじい。
果たして自分自身がどれくらいのめり込むか、
そもそものめり込んだというほどまでに到達するのかは
今の時点ではわからないけれど、しばらく追ってみようと思う。


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