ブログが好きだ

ブログが好きだ。読むのも書くのも好きだ。僕はWeb制作者向けのブログ「WEBCRE8.jp」を運営している。忙しくて書けないとき、書くよりも優先したいことがあるときもあるけどとにかく常にブログのことを考えている。この「好き」の気持ちを分解した。

文章を書くのが好きだ

文を書くのが好きで、これはキーボードで文章を書くようになって本当にそうだなと思った。昔はペンを握っていたわけだけど、その頃はそうでもなかった気がする。ブログはペンを使わずに書ける。

説明するのが好きだ

文は文でもとりわけ何かを説明する文章を書くのが好きだ。特に自分の考えをまとめて、形のない想像や理論を形にするのが好きだ。絵も好きだが、人は絵で情報を受け取ると絵のまま受け取りがちなので最後はやはり言葉を使いたい。自分の考えがうまく伝わったときは楽しい。ブログは多くの人に説明ができる。

話すのが好きだ

そもそも人に説明するのに言葉を重視するのは話すのが好きだからだと思う。電話で話すのも好きだったし、会って話すのも好き。こんな自分がセミナーを行ったり人に説明する仕事をしたがったのは当然なんだろうなと今になって思う。多くの人に向かって話しかけることができるのがブログだ。

議論するのが好きだ

意見や情報を発信すると、それに対する同意や異論が生まれる。その構造についてまた考える。自分自身、今知っている情報、これまでの経緯、自分や相手、所属組織、社会の利得みたいなもの考えた上での見解を言葉にしているわけだから当然他の視点での反応が得られる。それを持ってまた何かを考えたりする。ブログはそのきっかけになる。

深く考えるのが好きだ

何かを言葉にするにはそのことについて考えなくてはいけないし、不特定多数に見られ、しかも残っている文章には裏付けが必要だし、当然今まで気にしてこなかった細かい部分の追求まで必要になってくる。それが面倒なときもあるけど、ブログは書いたときの文脈によってスタンスを自由にできる。深く考える機会をコントロールできる。

ブログが好きだ

利点とかモチベーションとかそういう話しではなく、本当に好きな理由だけで言うとはこんな感じ。目的なんかあってもなくても正直頻繁にブログを書くという手段自体が目的によくなる。他の目的やモチベーションは後付けでしかない気がしている。

そして、そんなことを考えているであろう人のブログを読むのも好きだ。最近そんなに読めてないのも悲しかったり。

僕は賢者ではないので話したがり、教えたがる。せっかく知ったことは独り占めしないで話題にしたいし(でも不思議と口は堅い方)、間違いも指摘してほしいし、話すことでもっとフィードバックを得たいと思っている。そんなかんじ。


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