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#FMおとくに LIVE MUSIC #SexyZone セトリノーツ 2024/05/18

FMおとくにという、京都のコミュニティFM放送局があります。
放送されているのは京都ですが、リスラジというアプリでスマホからでもPCからでも、全国どこでも聴けます。

そのFMおとくにで放送されている音楽番組『LIVE MUSIC』は「MCなし、CMなし、ノンストップでその時のテーマに沿った曲が流れ続ける」という番組です。
また今回お話をいただきまして、ありがたくセットリスト作成を仰せつかりました。

今回は、Sexy Zoneから中島健人卒業&timeleszへの改名、というグループとして大きな転機を迎えたタイミングだったので、その大きな転機となった日々をファンの視点で思い返しながらセットリストを作ってみました。

私は語りたがりの悪癖があり、毎回FMおとくにさんでセットリストを組ませていただいた時は解説noteを書いているので、例に漏れず今回もセトリ解説です。
timeleszになってから好きになった人にも、その前身のSexyZoneも知りたいな~と思った時に、彼らの音楽を知ってもらうきっかけにもなれたら幸いです。
YouTubeで公式で音源が聴けるものはリンクもしておくので、ラジオで流れてた曲もう一回聴きたい、という方のお役に立てば嬉しいです。

ではセトリ解説スタート〜!

SexyZone(Introduction)

1 Sweety Girl[マリウス葉/松島聡]
2 Easy come! Easy go! Easy love!
3 XYZ(Introduction)
4 You're the only one[菊池風磨/マリウス葉/松島聡]
5 Sexy Zone
6 O.N.E. ~Our New Era~
7 NOT FOUND
8 Electric Shock[中島健人/菊池風磨]

はい。ほんとにね、この並び以外ない曲順ですね!

……え?何の話かって?じゃあもう一回いきますよ?

1 Sweety Girl[マリウス葉/松島聡]
2 Easy come! Easy go! Easy love!
3 XYZ(Introduction)
4 You're the only one[菊池風磨/マリウス葉/松島聡]
5 Sexy Zone
6 O.N.E. ~Our New Era~
7 NOT FOUND
8 Electric Shock[中島健人/菊池風磨]

はい、縦読みでーーーーーす。

え?しかもSexySoneになってるって?
何をおっしゃる。Sexyの国には、SをZと読み替える、という「timelesz活用」というのがあってですね……
ということで、縦読みでSexyZoneを作ってみました(無理矢理?)。

いや一応、考えはある。
SexyZoneの5人はセンター、シンメ、シンメの構成が非常に美しいグループだったので、この8曲も最初と最後をシンメ曲で挟んでおり、真ん中であり大事な数字である5曲目にデビュー曲『SexyZone』を配置しているのだ!
つまりこの8曲でSexyZoneがどんなグループであるかというIntroductionのパートなのです。
(でもXとZで始まる曲って全然選択肢なかったよね!笑)

まあ、グループ名をテーマにセトリを組むことなんて、後にも先にもこのタイミングしかないと思うので、ちょっと遊びを入れてみましたということで。
しかも1曲目の歌い出しは「What's your name?」というフレーズで始まるんですよ。やっぱこの曲しかなかった。うん。
それ以外の曲についてはもうXの投稿を見といてください。笑

「あの日」からの心模様

9 Purple Rain

8曲目の『Electric Shock』が稲妻、雷のようなイメージの曲なので、引き続き土砂降りの雷雨のようなイメージでつなぎたくてこちら。

2024年1月8日の「中島健人がグループを離れる」という青天の霹靂だった発表を思いながら選曲した紫の雨の景色です。
ノアの方舟の伝説に出てくる、世界のすべてを飲み込むくらいの洪水が起きたような、天変地異的な衝撃でした。

10 So Sick

タイトルの通りめちゃくちゃ「病み」で「闇」曲なのに堪らなく魅力的で強力な引力のある曲。セトリ作ってるときもついつい何度も聴いてしまった。
誰ですか?大天使マリウス様に「羽をもがれた天使みたい 弧を描いて落ちてゆく」と歌わせたのは?最低なディストピアな世界観が最高なのですが……
シュレッダーにかけた感情は涙を流して歌ってる……赤く腫れた心というのは1月からのファンの心情でもある。天使も落ちてくるレベルの天変地異でファンの心も波に飲まれ深海へ沈んだ。

11 泡

土砂降りからの洪水で波にのまれて海の深くまで沈んでしまったような、脱力してぼんやりしながら深海の泡になって揺蕩っていたような、夢なのか現実なのか、今年の1~3月はそんなぼんやりした時期を過ごしていたような気がします。
言葉にないことを知りたい。波打つ感情。言ってないことまで勘ぐってしまうようなこともあったりね。ショック症状でしたよね。

12 Sing along song[佐藤勝利/菊池風磨]

「なんてな」笑い飛ばす お前の背中

いつもケンティーの背中を受け止めてきた風磨くんの歌いだしからはじまる曲です。
「泡」で大海を漂った後に夕暮れの海岸に打ち上げられたような、ずぶ濡れの気怠さを感じながら。

SexyZoneを引っ張ってきた圧倒的なシンメ「ふまけん」がシンメじゃなくなる日が来るなんて、ファンがみんな信じたくなかった現実でした。

私はこの曲は元々「友達」への曲として聴いていて、風磨くんならよく話に出てくるような学生時代の友達、をイメージして聴いていました。『Electric Shock』の世界観のような「ライバル」だった中島健人に向けた曲ではないと。
ふまけんは友達ではない。でも歌えば、踊れば、曲がかかれば15秒で、相手のことが何でもわかってしまう、友達よりずっと特別な運命の相手。「全てを僕ら繋いでいるのさ この心の音まで響くよMelody」。音楽で繋がっていた二人なのかなと思います。

拝啓 最低なお前 二人歩いた道は大抵快晴

ラストライブで「好きだったときも嫌いだったときも、すべてが青春だった」という言葉を風磨くんに残したケンティー。あの王子様的な神対応で知られるケンティーが「嫌い」という相手……菊池風磨しかいません。
「拝啓 最低なお前」「嫌い」って面と向かって言えるほど信頼している相手がいる人生って……すごいですね。すごいとしか言い様がない。
「明日からはメンバーじゃなくて友達に戻るから」。シンメじゃなくなったときに初めて二人は友達になれたのかなあ。
また友達としても、一緒に歌ってくれる日がきたらいいなという想いを込めての『Sing along song』。

13 雨に唄えば[佐藤勝利]

大きくて温かい背中にいつも憧れて たった一人だけいる僕のヒーロー

先の『Sing along song』が風磨からケンティーに贈る曲だとするなら、こちらはちびーず(佐藤勝利・松島聡・マリウス葉)から贈る曲のイメージかなと。
この曲も、おそらく佐藤勝利さんは実父をイメージして作ったのだと思いますが、それでもね。Sexy Zoneの最年長として年下組に大きな背中を見せてくれたケンティー。みんなのヒーローだったと思います。ちびーずも立派な大人になりました。本当にありがとう。

ずぶ濡れでも少し前を向ける感は出てきたような『雨に唄えば』です。

14 夏のハイドレンジア

さて、そろそろ雨も上がって、晴れ間がのぞいてきたイメージで。
ケンティーの青はやっぱり青空の青なんだろうなと思いますね。この曲はケンティーのパブリックイメージである王子様ぽさ(でも不器用さもある)みたいなところが、すごくケンティーに似合ってる曲だなと思います。
ラストライブでは、最後にマリウスも登場して、晴れの雰囲気でのフィナーレ・卒業式を見せてくれた3月31日のSexyZoneでした。

15 よびすて

今回のセトリの核となる曲を1曲挙げるとするならこの曲になると思う。メインテーマです。

君の名前 よびすてで呼んでみた瞬間は 時間が止まったよ

みんなで「Sexy Zone」の名前を叫んで宝箱にしまったあの瞬間のことだよね。名前を呼んで時間を止めて。SexyZoneはTimelessへ。

16 Green Light

Green Light、青信号。出発進行です。
『よびすて』では「信号待ちで進めないときも」という歌詞が出てきましたが、4月1日にはそれぞれで新しい道へスタートを切ったメンバーたち。Green Lightが点くのを待っていたように、それぞれの大作戦がスタートしました。

17 Take A New Step

新しい一歩を踏み出すときの胸の高鳴り。世界が回り始める、書き換わるルール。それぞれの新しい挑戦への熱意が見えるような一曲かなと思い選曲。

きっと確信犯的救世主なんでしょ?

そんな救世主級の新しいコラボレーションもあったらいいな、と思って選曲しました。そうしたら、昨日timeleszの1stEPのリード曲『Anthem』を山下智久くんがプロデュースとの一報が。

龍のように力強く舞い上がってほしいという願いを込めて。

山下智久 timelesz『Anthem』プロデュース発表時のコメントより

山Pとのコラボも、timeleszを力強く押し上げる上昇気流になってほしい。

18 Cream

「Sexy Zone」は4月1日から「timelesz」に名前が変わり、新メンバーオーディション開催を発表。中島健人もソロとして新しくFCを設立したりと、とにかく怒濤の「待ったなしの日々」であった4月。
まだ慣れないけれど、新しいグループ名・ファンネームで呼ぶことや、それぞれの反響を届けることが「新しい君の声を聞かせて」ということなのかなと。軽快なリズムで出かけたくなるような春の季節にぴったりな曲。

19 PEACH!

装いも新たに、ウキウキしながら外に行きたくなるこの曲。この曲も春っぽいですよね~。
新メンバーを探しに行くtimeleszとしては「この予感の向こうに君がいるような気がしているんだ」という期待感やワクワクもあるといいなと。
「ほかの誰かじゃだめなの 君だけしかいない」と胸がときめくような、素敵な出会いがオーディションでもありますように!

20 Sky is clear

気がつけばもう5月で、五月晴れが似合う季節になってきました。
晴れた空の下、爽やかな風の中を歩いて行けるような、timeleszも中島健人もマリウス葉も、それぞれが素晴らしい旅路になりますようにという思いで選曲。

ーソラニカザシタテノヒラー

ではじまった人たち、時々見上げる空は青空であってほしい。

Sexyとは何なのか?

21 本音と建前

ここから先は「SEXYとは何なのか?」という問いを再考するイメージで作ったパートです。
まずは、Sexy Zoneとしてのラストイヤーに椎名林檎プロデュースでリリースされた曲。「Sexyと12年向き合ってきた者たち」による妖艶すぎるパフォーマンス。

最後に「三二一…Sexy」でとどめです。

22 惑星

2022年8月期のNHKみんなのうたに選ばれたこの曲。惑星というタイトル通り、宇宙視点の壮大な歌。

Sexyとは、無条件LOVEであり、無重力LOVEでもある。
大きな愛あってこそのSexyだよねということも教えてもらいましたね。

(全くの余談ですが、SexyZoneはGaraxy Zoneという名前の候補もあった、という話を風磨くんが以前していて、やっぱりこの人たちって宇宙の歌を歌う運命にあるんだろうなと思いましたよね。デビュー曲も宇宙の視点から地球を捉えているし)

23 ワィワィHaワィ

2022年8月、『惑星』聴きたさにNHKの「みんなのうた」を視聴するようになったセクラバは、とある症状に悩まされていたーー『惑星』の次にはハワイのトンチキソングが来ないと物足りない体にされてしまったのだ。

というわけで(?)、ハワイをテーマにしたSexy Zone最後のトンチキソングを。
トンチキをやりきる、というのはエンターテイナーとしての矜持がないとできないこと、トンチキができてこそ一流アイドルである、とトンチキラバーズである私は割と真面目に思っています。
トンチキでもやりきる強さ、これもSexy。

24 Try This One More Time

この曲が出たとき、デビュー曲『Sexy Zone』のアンサーソングだと思いました。
世界平和を希求する歌である『Sexy Zone』では、「Wildも地球の裏側じゃMildになるよ」と歌っています。つまり、価値観は変わるのだ=価値観をトランスフォーム!ということです。
そしてWild & Peaceful。Wildが価値観を変えてPeacefulへ。
新しい価値観を提示すること、価値観を変えていくこともSexyなんだと思います。

25 カラフルEyes

「Sexy Zoneは5人」にこだわり続けた勝利くんがいつも、「カラフルEyesは特別な曲」といっていたのが印象的でした。
5人に戻れた曲でもあり、そして個性やバックグラウンドがバラバラな5人の多様性(ダイバーシティー)も「カラフルEyes」のタイトルそのものかなと思います。私はそういうSexy Zoneが好きだったなあと。
多様性を認め合い、違いを学び合う。平和を目指すためには必要なことですよね。

26 puzzle

カラフルで多様な人が集まれば、命の数だけ好きな色があり、凸凹しているもので、その凸凹をどう合わせていくかという無理難題に挑んできたのもSexy Zoneの12年の歩みでした。
時にぶつかり合うことがあっても、カラフルな幸せのPIECEを拾い集めてPEACEを目指す、これが世界平和を託されてデビューしたSexy Zoneとしてやってきた人たちの答えだなと。私はこの曲をそう解釈したときにボロボロ泣いた、通勤電車の中で。
分断が進む社会でお互いを理解しようとすること、繋がろうとすること、それを諦めないこと。私も頑張ろうと思います。

27 最後の笑顔

Sexy Zoneは、いろいろな要因で「5人」で活動できた時間が短かったグループでした。終盤は卒業が続きました。
たくさんの別れ、別離を経る中で知ったのは、内心寂しさを感じながらも無理して笑顔でさよならすることもあること、潤んだ瞳で胸を張って歩くこともあること。相反する想いが胸中で両立してもよいのだ、ということを教えてくれましたね。

28 勇気100%

夢はでかくなけりゃつまらないだろう?

様々な言動がデジタルタトゥーとして残り続けてしまう現代で、無謀そうな大きな夢を語ること、それ自体が勇気のいることだと思います。
でも、夢を語ることを諦めないこと。もう頑張るしかないさ、と進むこと。
少年だった彼らの歌声から何回でも勇気をもらって背中を押してもらえるようにという願いを込めて。本当にいい曲です。国民的応援歌。大好き。

「勝利」を真ん中に据えて、バレーW杯のサポーターとしてデビューしているグループなので、応援歌を歌うのはSexy Zoneの使命でもあると思う。

29 人生遊戯

口先でつぶやいたって何も変わんねえぞ?

泥臭くても、かっこ悪くても、自分で切り拓いていこうとすること。
アイドルは生き様ごと愛してもらうのが仕事の過酷な職業だと思いますが、You're Alive=思いきり命を燃やすこと、その情熱がSexyなのかなと、そう思っています。
これからもまだまだ目指したい頂上がある、掴みたい夢がある。まだまだここから。人生楽しんで、いざ参らん♪

30 天空のロイヤルブルー

運命上昇!天空のロイヤルブルー
大気圏をブレイクスルー

これからの彼らに、そしてファンの皆さんにも、いいことがあるようにという想いを込めて。
深海に沈むような気持ちになったこともありましたので、最後は大気圏をブレイクスルーする曲にしてみました。
『SexyZone』も「ーソラニカザシタテノヒラー」から始まり、宇宙スケールの世界観の曲でしたから、これからも青い空に向かって、でっかいスケールで活動してくれたらいいなと思います。

以上、30曲でした!ここまでお付き合いいただいた皆さん、ありがとうございました。

2023年冬に作ったセトリのnote

手前味噌ですが、昨年冬にFMおとくにさんの『LIVE MUSIC』SexyZone特集で放送していただいたセトリのnoteもご紹介しておきます。
この時は冬のイルミネーションのイメージで作りました。

2022年夏に作ったセトリのnote

この時は夏のフェスで聴きたいイメージで選曲しました。

ずいぶん長くなってしまいました。ここまで読んでいただいた方、ラジオの放送を聴いていただいた方、ありがとうございました。
SexyZoneの音楽を楽しんでいただくきっかけになれてていたら嬉しいです。

ではまたどこかで~!


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