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1週間VR体験実験 同伴について

初めましての方は初めまして。GlinT Fraulein (グリント) と申します。この度、ラックさんの"1週間VR体験実験"の方に同伴させていただくので、概要を説明していこうと思います。

https://twitter.com/Name_is_Luck_/status/1254001565955842048

先行研究について

https://note.com/luck_researcher/n/n4f51057f0111

https://note.com/luck_researcher/n/n0b623e9bf8fd


先行研究として、メインで1週間VR体験実験を行うラックさんの"72時間VR体験実験"があります。今回の実験はこれを更に延長し、期間を1週間としたものです。

https://note.com/luck_researcher/n/n41b9d5749d20


こちらが今回の実験におけるラックさんの書いた概要です。前回の実験における反省点などを踏まえて、様々な改善がされています。今回はこれを参考にしつつ目標設定等をしていきます。以降、上記3記事を前提として説明をしていくので、もし読んでない方は先に上記3記事をお読みください。

個人目標

せっかくの実験ですから、私個人としても目標を立てたいところです。(1週間VR世界に居続けるという前提があるとはいえ)何も目的がないのはつまらないでしょう。

少しだけ自己紹介をさせてください。私はVket3が始まった9月21日にVRCを始めました。最初からVRモード(HTC VIVE)でした。始めて半年ちょうどの3月21日にプレイ時間1000時間となり、VR睡眠の本格化や新型コロナウイルスの影響もあって執筆現在(4月28日)のプレイ時間は1600時間程度です。
ラックさんが"1週間VR体験実験"をすることは噂に聞いていて、4月の頭頃にどんなものかと特にレギュレーションは持たずにVRCにできる限り籠ったところ、「割と行けるのではないか?」と思い今回の実験に同伴することにしました。

今回の実験において、これまで通りの延長としてVRCをするだけでは少しつまらないでしょう。という訳で、

20200428_レンタル

トラッカー、借りちゃいました。(アストネス様、ありがとうございます!)
今回の実験の目標として、まず一つ「フルトラ環境によって起きる変化の体験」を掲げます。フルトラになって変わった、楽しくなったという話はたくさん聞いてきましたが、まだフルトラになったことはありません(コントローラーをトラッカー化して腰のみ)。今回は潤沢な時間をできる限り使い、余すことなくフルトラを体験していきます。

また今回はVket4の開催時期と被るということで、「Vket4を隅々まで楽しむ」ことを忘れないようにします。元々Vket3からVRCを始めた身として、このような形でVket4に向かえるのはなんとなく感慨深いですね。もちろんVket4以外の場所にも赴きますが、時期も時期なので恐らく人も集まると思います。すると自ずといる時間が長くなるのではないでしょうか。

条件設定

実験期間は日本標準時(JST) 2020/05/02 21:00:00~2020/05/09 21:00:00までになります。
前回と同じく、なるべく暇にならないようにGW期間中を実験期間にしたいと思いこの日付にしました。
(ラックさん "1週間VR体験実験 概要" より)

私の実験期間ですが、日本標準時(JST) 2020/05/03 18:00:00~2020/05/10 18:00:00まで、168時間になります。よって、ラックさんとの同時実験となる時間は2020/05/03 18:00:00~2020/05/09 21:00:00まで、147時間となります。

プレイするコンテンツはラックさん同様にVRChat。
プレイ環境はHTC VIVE(無印)フルセット、VIVEトラッカー×3を用いたフルトラ環境となります。VRsatileを注文した眼鏡ユーザーなのですが、処方箋情報を提出するのが遅かったためVRsatileが届くかは怪しいところです。

電池管理に関してですが、コントローラーは予備が1セットあるので交互に充電しながら回すことで難なく動き続けるでしょう。
トラッカーに関してですが、現状20100mAhのAnker製バッテリーを使うことになります。理由はこれしかないからです。残念ながらお金がない… 一応、トラッカーの電池容量が1500mAh/個、3つあることを考えると満充電4回分になります。だいぶ重たい代物なのでベターとは言い難いですが、そこは妥協することになります。

ギネスを参考にした設定

ギネス記録に従い、1時間に5分、食事、トイレ等の休憩を行っても良いという形で行います。

ギネスはあくまで参考にしただけであり、厳密にはギネス記録と同一の条件という訳ではありません。
また、以下のやむ得ない事態には例外的にVRHMDを外します。

・Steam VRやPCが何らかのエラーを起こしてしまった時
・下痢等、体調が著しく悪化した時
・地震等、自然災害が発生した時
・来客が来た時

(ラックさん "1週間VR体験実験 概要" より)

「1時間に5分」という設定ですが、これはつまり「1日(24時間)に2時間」ということになります。日付を跨いだ持ち越しはしませんが、1日単位では守っていきます。できれば短い方が純度の高いデータが得られると思うので、目標は「1日に1時間以内」とします。

時間制限の中で、お風呂やトイレ、食事の準備などを済ませることとなりますが、元々早風呂であることや簡単な食事を用意しておく(後述)ことから、基本的には問題となることはあまりないとは思います。

食事、水分補給等について

飲料に関しては利尿作用の強いお茶やコーヒー系を避け、甘すぎないイオンウォーターを中心にしたいと思います。
また、栄養不足になる事や飽きを避けるため柑橘系ジュースや野菜ジュースを用意したいと思います。

冷蔵庫であればトイレ休憩中等に無理なく行けるので、以下の条件の食料をバリエーション豊かに用意する事にします。

・冷蔵もしくは常温にて長期保存可能
・素手で簡単に食べられる
・VRHMDを被っていても食べるのに苦労しない
・栄養を考え、炭水化物だけではなくタンパク質等も重視する
・塩気、甘味、苦み、酸味、辛みの強い物をなるべく豊富に用意する

飲料に関してですが、あまり特殊なものを用意しても現実世界との差異が出てしまうと思われるので、日常的に飲んでいるカフェインレスの麦茶をメインに据えます。栄養不足回避についてですが、これも日常的に飲んでいる野菜ジュースがあるのでそちらを利用していきます。

食事に関してですが、上記の5条件をある程度満たした上で、バリエーション豊かに用意でき、それでいてこの記事以前から私のことを知っている人ならまず間違いなく納得できる最強の食料を用意します。

その名は、おにぎりです。

VRCに存在する「ペコペコバトル」というゲームワールドをご存知でしょうか? 僭越ながら私は周囲からガチ勢として認知されていて、この「ペコペコバトル」の影響でおにぎりをよく食べるようになりました。お金がないのとは関係ありません。
以下におにぎりがどれだけ条件を満たしているかを記します。

・冷蔵もしくは常温にて長期保存可能 … 冷蔵である程度の保存は利く。冷凍での保存も視野に入る。電子レンジでの加熱所要時間も調査済みです。
・素手で簡単に食べられる … 最大の武器。元々素手で食べる前提のものです。
・VRHMDを被っていても食べるのに苦労しない … ラップでくるんで保存しますが、つまりラップを外すだけで、片手でも食べられます。
・栄養を考え、炭水化物だけではなくタンパク質等も重視する … 具材を工夫することができます。
・塩気、甘味、苦み、酸味、辛みの強い物をなるべく豊富に用意する … こちらも同様に具材を工夫することで対処します。

もちろんおにぎりだけではなく、電子レンジなどで簡易調理できるおかずなども使っていきます。今回、この実験のことを何も知らない母親から、「救援物資」として多くの食料が送られてきました。常温保存が利くものもかなり多いので、有効に使わせていただきます。

アバターについて

今回、「フルトラ環境によって起きる変化の体験」を目標に挙げているので、できる限り日常使用している「女子高生かなちゃん」(サムネイル画像参照)を使っていきたいと考えています。

20200502_実験用かなちゃん

頭上には実験中の旨を示すPlaneが載っています。こちらはUiMenuレイヤーに格納されているため、VRC内の(一般的な)ミラーやカメラに映らないようになっています。[05/02 追加/画像更新]

ただし、懸念すべき点として、「ボーンの向きがおかしいよ、フルトラでどうなるか知らないよ」みたいな警告を何十回とVRCSDKに言われていますので、もし不具合が発生するようならば別のアバターの使用も考慮します。その場合、恐らくルーシュちゃんorスピカちゃんを使うことになると思います。[04/30 更新]

その他の条件設定など

Xiaomi Mi Smart Band 4による心拍数トラッキングと睡眠トラッキング機能を用いて、健康状態を記録します。
この記録は実験終了後、記事にまとめておきたいと思います。

健康状態の記録は同様に行います。お風呂に入るときはXiaomi Mi Smart Band 4を外す派なのですが、今回の実験中はお風呂でもバンドを外さないことにします。

可能な限り細かく実験中の動画を撮影し、経過報告と記録に努めます。
実験に関する呟きは「#1週間VR体験実験」のハッシュタグを付けて行います。

動画は撮影後、できる限りリアルタイムでTwitterの方に上げるよう努めます。ハッシュタグは「#1週間VR体験実験_同伴」で、メインタグを邪魔しないようにまとめます。

生存確認を兼ねて、VRChat in HereによりTwitterにて行動ログを残しておきます。
また、何かの拍子でVRChat in Hereが機能停止する事がありますので、その際は極力早く復旧に努めます。

生存確認と、HMDを被っていない時間を計測するため、VRChat in HereによりTwitterにて行動ログを残しておきます。

被っていない時間の記録ですが、「ここに私はいません 眠ってなんかいません」という一種のAFKワールドを作りましたので、赤ステータスFriend+でこのワールドに入ることでVRChat in Hereに呟かせて記録します(赤ステータスがVRChat in Hereを通過するのは確認済です)。ただし、ワールドロード中にトイレ休憩で1-2分抜けることがあるので、そこまでは記録できません。[04/30 更新]

今回はFriend onlyのインスタンスについての通知は切ります。[04/30 追加]

また、移住環境の関係があり夜9時ごろから明け方にかけてはほぼ喋れません。その時間帯に関しては、指ペンなどを用いて意思疎通を図ろうと思います。[05/02 追記]

同伴者確認事項

同伴者としての要件を確認していきます。

・実験期間中、72時間以上連続ログインが可能 ... 時間としては少しズレますが、先述の通り147時間の連続ログインをします。
・3点トラッキング、もしくはフルトラッキングでVRモードが可能な方 ... フルトラッキング環境を借りましたので、そちらで実行していきます。
・上記「ギネスを参考にした設定」を満たせる方 ... 先述。
・参考設定以外に付帯条件を付ける事も可能
・Xiaomi Mi Smart Band 4を持っている方推奨、無くても構いません ... 先述。
・note記事やブログ等にて条件設定を明確にできる方 ... この記事がそれに値します。
・実験終了後、結果等をnote記事やブログ、Togetter等にまとめられる方 ... 終了後はまたnoteにてまとめを公開します。
・実験中、飲酒をしない方 ... 未成年なので飲酒できません。

楽しい実験にしましょう

前回の挑戦と同じく、ギネス記録は参考に過ぎず、あくまで実験のため、エンターテイメント性を重要視した物になります。
なので、ルールや条件を定めたものの割とゆるい気持ちでやっていきたいと思っています。

もちろん条件を破ることをするつもりはありません。ですが、条件の中でできる限り楽しいことはしていきます。中々ないこんな機会ですから、疲れない程度に全力で挑ませていただきます。

仮想空間で会いましょう。


更新履歴

05/02
・アバターのPlaneについて追加
・時間帯によって喋れない旨を記載

04/30
・かなちゃんの警告についての修正
・AFKワールドについて記載
・フレオンの通知は切ることを記載


追記:結果を公開しました。


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