シビル・アクションを見終えて

ジョントラボルタ主演の「シビル・アクション」を見終えた。

あらすじは、小さな法律事務所を持つ弁護士の物語で、とある街の公害問題を取り扱った作品だ。
最初は金目的でこの事件に踏み込んだ弁護士が、自身のプライドを取り戻しながら奔走する物語。


正直、物語の起伏があまりなく平坦な映画だなーという印象だった。が、自身の金が尽きて、従業員もなくしてまでも、働き続ける主人公には感動した。

個人的に特に印象に残ったシーンは、裁判が終わった後、今までの法律事務所を潰し、再度開業したところだ。

自分自身、会社を経営してて思うが
すべてを賭けている今の会社を失ったとき、再度以前のような情熱を持って開業出来るかといえば、きっと違うと思う。

「そんな軽い気持ちで起業をしてるのか?」と思うかもしれない。
がしかし、一回起こした会社を潰して、また自分で始めるというのは、かなり力が必要だ。
ましてやこの映画の主人公のように、金ではなく、他人のために奔走できるかといえば、並大抵の気概じゃ厳しいだろう。

そんな教訓を浴びせられたような、そんな映画だった。