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中国に口座がない人がWeChatPayを使う方法

日本でも、スマートフォンでQRコードを読み込んで支払いを行う、いわゆる「QR決済」が少しずつ普及し始めています。

大手からベンチャーまで様々な事業者が参入し、シェア拡大に向けて熱い戦いを繰り広げており、今後の覇権争いが楽しみな業界です。

QR決済と言えば中国がその代名詞で、中国のQR決済であるWeChatPayやAlipayは日常生活に欠かせないインフラとなっています。

日本では考えられませんが、大きなチェーン店だけではなくローカルな屋台や八百屋など、地元の小さいお店にまで広く普及しています。

今や、首から自身のQRコードをぶら下げて物乞いをする光景すら見られます。

中国のシリコンバレーと言われる深センでは、現金の利用率が3%程度と言われており、現金だけで生活する方が難しくなっています。

深センに限らず、日本から中国に行く方はQR決済が使える環境を整えておくことで、非常に利便性が高まります。

ただ、2018年10月現在、残念ながら中国に銀行口座を持ってない人はWeChatPay、Alipayのアカウントに入金することができません

アカウント自体はクレジットカードで開設できるのですが、クレジットカードからは入金ができません。

定期的に中国に行かれる方であれば、現地に銀行口座を開設している方も多いかと思いますが、観光等で行かれる方であれば 中国で銀行口座を開設せずに使いたいと思います。

これまで、口座を持っていない方が使うには、既にWeChatPayにお金がチャージされている方にお願いして、自分のアカウントにお金を送金してもらう必要がありました。

そういった知り合いの方がいれば ごく簡単に送金が可能ですが、必ずしも周りにそういう方がいる人ばかりではないと思います。

今回はそんな方向けに、中国に口座がなくてもWeChatPayのアカウントに簡単にチャージする方法をお伝えします。

その方法は、ポケットチェンジというサービスを使ってチャージする方法です。

ポケットチェンジとは、余った通貨を 自分の好きな電子マネーに交換できる両替機です。

このサービスを使えば、日本円をWeChatPayに交換し、自身のアカウントにチャージすることができます。

2018年10月時点では、Alipayには非対応ですが、WeChatPayさえあれば生活に困らないかと思います。

使い方も簡単です。

交換したい電子マネーを選んで、両替機にお金を入れます。するとQRコードが印刷されたレシートのようなものが出てきます。そのQRコードを読み込むと、あらかじめ開設しておいた自身のWeChatPayアカウントに入金されます。

外貨両替と同様、手数料がかかりますのでレートは両替機で確認してくださいね。

皆さんも渡航前にチャージして、日常生活の利便性を高めることはもちろん、無人レストランや無人コンビニ、シェアサイクルなど様々なサービスやテクノロジーを是非体験してみてください。

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