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俺流シリーズ:アーキテクト編

こんにちは。グローバルウェイのビジネスアプリケーション事業部のSです。

俺流シリーズ第3弾は「アーキテクト」編です。
システムアーキテクトは、求められる要求を実現する最適なシステム構造を考えるのが基本ですが、それだけでは十分ではありません。検討した最適なアーキテクチャを実現するケイパビリティが組織になければ絵に描いた餅でしかないからです。

それではアーキテクトにはどのような資質が必要なのでしょうか? この記事では私の考える「アーキテクトが備えるべき三つの資質」についてお話していきます。

1|組織を作る

アーキテクトは自らが描いたアーキテクチャを組織に実現させるために必要なあらゆる支援を行います。システムを構築・運用するために最適なプロセスや組織構造、役割、手法、技術、基準を定め、定着化させ、場合によってはメンバーのスキルセットの定義や選定、育成計画の作成も行います。

つまり、対象システムを構築・運用するために最適な組織(戦略・戦術・構成・制度・要員・技術)を作り出すことが求められます。

2|強い信念と美意識

どれだけ最適化されたアーキテクチャを持つシステムであっても、 それを理解しないものの手に委ねられれば、簡単に崩壊してしまいます。
アーキテクチャを崩壊させるものは、顧客からの要求やプロジェクトの要請、 部分最適の追及など要因は様々あります。

よって、アーキテクトはアーキテクチャを堅持するため、それらと戦う強い信念と強烈な美意識を持つべきです。 考え抜かれたアーキテクチャは機能美を備えていると私は思います。

3|変化への柔軟性

一方で最適な状態とは状況によって変化していきます。 システムを取り巻く環境の変化に応じて最適解も変化します。

したがって、アーキテクトは「状況の変化を正確に見極め、変化に適応する柔軟さ」も資質として備えている必要があるのではないかと思います。

まとめ

アーキテクトが描くアーキテクチャは、プロジェクトにとって神であり法になります。 それだけにプロジェクトの成功に対するアーキテクトの責任は重いと言えます。 一方でアーキテクトをしていると、自らデザインしたアーキテクチャを作品のように感じることがあります。まさに建築家(Architect)です。
アーキテクトにとっての最大の喜びは、自らの手でデザインしたアーキテクチャがまるで芸術作品のように、時間を超えて記憶に刻まれることです。その創造物は単なる機能的な存在以上の価値を持つのです。

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