見出し画像

【オススメ本】キャリアに迷った時のビタミン剤に〜「自分で始めた女たち」

ここのところ本を買う時はいつもAmazonかメルカリ。でも、ネットでは出会えない本との出会いを求めて、たまには店頭にも行く。本屋さんに行くと「へぇ〜こんな本あったんだー!」の発見があり、嬉しくなるので ^^


さて、そんな私が先月、本屋をふらっと訪れた時に見つけたのが、今日ご紹介する『自分で「始めた」女たち』


ビジネス書の棚にある本にしては珍しい、オシャレな表紙が気になって見てみたら、様々な女性の生き方を紹介する、私が大好きな種類の本だった!しかも「ニューヨークタイムズベストセラー」とある通り、もとが洋書なので、中を見ても美しい写真が満載で、海外の雑誌を眺めるような装丁がさらにツボ ♡ w



タイトルにある通り「自分で始めた女たち」、つまり「起業して自分のビジネスをやっている女性」が100人以上も取り上げられている。年齢、国籍や仕事の内容はもちろん、LGBTの方なども含めて多様性に富んでいるのが、さすがアメリカらしい^^


こんな風に、国は違えど、今を生きる女性起業家たちがたくさん登場し、何を考え、どう仕事をしているかが満載。これは「キャリアに悩んだ時のビタミン剤」な一冊だと思います。


ここでは、私がいいなぁ!と思った言葉をピックアップしてご紹介しますね(以下、本文より引用)。


1.  ダニエル・コールディング(インテリアデザイナー、ニューヨーク市ブルックリン)



●あなたにとって成功とは?
上質な人生。私にとって上質な人生とは、無難ではない選択をする自由があること。やりがいのあるプロジェクトを引き受けたり、1ヶ月間休暇を取って旅に出たり、、、「選ぶ自由」こそ究極の贅沢よ。


●自分らしく好きなことをしようと奮い立たせてくれる座右の銘は?
「世間の中で人々の意見に従って生きるのはたやすい。ひとりだけで、自分の心のままに生きるのもたやすい。だが、大勢の中で周囲と調和しながら自立した個人でいられる人こそ偉大である。」高校時代から大切にしているエマソンの言葉よ。ブレずに本心に従いなさい、と励まされた。


2. リズ・ランバート(ホテル経営者、テキサス州オースティン)


●起業で払った最大の犠牲は?
続けていけるのかと悩んで眠れない夜はたくさんあった。創業時は仕事の量も気苦労も半端じゃない。でも、それって犠牲かな?切符を買って飛び乗れ、よ。


●インスピレーションが必要な時や、スランプから脱出したい時の特効薬は?
「旅。家からちょっと足をのばして歩くだけでもいい。さらにもう少し足をのばしても。環境を変える、旅をする、いつももっと先へと足をのばす。他人の人生を見に行くのよ。」


3. リゾ (ミュージシャン、ミネソタ州ミネアポリス)


●あなたにとって成功とは?
まわり(家族、仕事仲間、友だち)を見て、みんなでご飯を食べられて、安心していられて、幸せなら、成功だってあたしは思うな。


●クリエイティブな世界にいる女性のどんなところに憧れる?
女性の物の見方って全般的にすごいよ。あたしたち女性は、世界の目であり、耳なんだよ。


3者3様、それぞれの哲学がよく伺えますよね。これくらいの哲学を語れる人間になりたい!


この他にも気になるワードはたくさんあったし、めくるその時々で心に刺さる言葉が変わりそうだな、とも。私も手元に置いておいて、自分のキャリアに迷ったり悩んだりした時に、時折眺めたいと思います!みなさんも、よかったら、ぜひ。(私は英語でも読みたくて、実は原書も買っちゃいました w )



この記事が参加している募集

買ってよかったもの