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【本】移動力〜人生は「移動距離」で決まる!

最近読んだ本の1つで面白かったこちらを今日は紹介します。

著者、長倉さんの本は初めて読んだのですが、言い切り型の強めのトーンで書かれた文体が「長倉節」といった様子で面白かったです。正直勢いで書かれている感もあるけれど、さくっと読めるし、日常に勢いやパワーを欲している人にはオススメ。

いくつか印象的だったワードを取り出してみると(※そのまま引用ではなく、私の言葉で補完しています)

「定住」「安定」が不幸の始まり。人間の能力を制限し、人生を徹底的につまらないものにしていく。安定を捨てた時に人は覚醒する。
私たちの行動をコントロールするのは意思ではなく「環境」。環境は行動を決める。意思は関係ない。だとすれば環境をコントロールすれば人生を変えられる。
移動しまくって、脳を刺激せよ。これまで安定を洗脳されてきたのに移動と言う刺激を与えることで自分の人生を取り戻せる。まずは移動して、今までと違う景色が見えるようになると、今まで狭い世界に閉じ込められていたことに気がつく。昔から人生を変えたければ環境変えろと言われているがまさにそれだ。
今までのキャラクターをリセットしろ。私たちの行動や言動は基本過去との整合性を取るためのものだからだ。あなたの周りにいる人の大半はあなたの過去を知っていて、彼らはあなたに「過去のあなた」を期待している。だけど、キャラクターを変えないまま行動を変えるのには無理がある。だからまずやるべき事はキャラクターのリセットだ。
通勤経路を変えろ。1泊2泊の弾丸海外旅行に行け。代年4回は海外へ、年4回は国内へ行け。月一回はホテルに泊まれ。

もはや、移動に関するものではないことも多く含まれているけれど、とにかく永倉さんの主張は人生を変えたければ〇〇しよう!そういう人のためのアドバイスになっています。

最後に、巻末で永倉さんと対談している泰一フォックスさんの言葉で印象的だったことを書いておきます(こちらは引用)。

海を泳いでいて思ったんだけど、立ち泳ぎするのってものすごい大変。1ヶ所の点にいるわけでしょ。だけど人生だって同じでさ、1ヶ所の点に止まっていると思うけどさ、そこにはものすごいエネルギーがかかっているわけで、泳いだほうが楽なんだよ。つまり1カ所に入るよりも動いたほうが楽だってこと。立ち泳ぎしてずっと一点にいなさいって言うのって結構大変。だから人生も同じで、一ヶ所に止まっているように見えて、自分は静かにしているんだ、怖いから移動しないと思っているようにしているけど、それにはものすごいコストがかかっているし、エネルギーがかかっているっていうことに気づいた方がいい。だから泳いでしまった方が楽。だから、早く前に進んだ方が人生うまくいくし、楽。

安定にはエネルギーがかからないどころか、むしろその方が大変だという例え話がわかりやすくて、残しておきたいと思いました。


以上、気になった方はぜひサクっと読んでみてくださいね!



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