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オワコンとかイマドキとかじゃなく、「で、自分はどうしたい?」を軸に据えて。

本日こんな記事を見つけて考えさせられました。タイトルはピリリと刺激的な感じで【「大企業社員はオワコンじゃない!」そのワケは?】というもの。


レンタル移籍(※)を手がけるローンディールさんの記事で、いわゆる大企業(NTTドコモ)の社員の方と、ベンチャー企業代表の方との対談。企業のあり方やそこにいる人について考えさせられました。

※レンタル移籍=大手企業の社員が、一定期間ベンチャー企業で事業開発などの取り組みを行うプログラム。ローンディールが手がけている。


印象的だったのは、このあたり。

小川:最近、大企業なんてオワコンだから起業しろっていう風潮があるでしょう。あれは間違っていると思っているんですよ。(中略) 起業して成功するか、大企業で出世して役員まで上りつめるかの違いですよ。どちらを目指すかはそれぞれの性格や自身の選択。リスクテイクの種類が違うだけで、中身はそれほど変わらない。だから、大企業社員がオワコンなわけじゃないし、すべての起業家がすぐれているわけでもない。
大企業もベンチャーも関係ない。できる人はできるし、できない人はできない。


分かるなぁ・・と思って読んでいました。今の時代はどことなく「大企業=オワコン」「起業やフリーランス=イマドキ」という図式が雰囲気として漂っている気がするんです。後者のほうがいわゆるイノベーターで、チャレンジャーで、スゴイ、みたいな。でも、この記事は「本当にそうか??」という疑問を直球で投げています。


どことなくそんな空気が、、、というのはいわゆる「流行り」のようなものだと私は感じています。といいつつ空気や流行りの影響は大きいので、それを元に自分の道を選択する人も出てきていると思うのですが、本当にそれでいいのかな?と。


今回の記事で改めて思うのは、会社員がオワコン、起業・フリーランスがイマドキという単純な図式ではないし、そこにいる人達がイコール意欲が高い/低いでもない。優秀/非優秀とか決められるものでもない。

ただ言えるとしたら、ひと昔前よりも明らかに選択肢は広がっていて、多様化している。だから、自分が選択する自由は増えたし、だからこそ軸を持って選ぶことがますます重要になった、ということかなと。


選択肢が増えるというのは私はすごく良いことだと思うし、あらためて良い時代になったなと思います。ただ、だからこそ空気や流行りに流されず、「で、自分はどうしたい?」を明確に持つことが幸せに生きるカギになると思います。


良い時代になったからこそ、自由を泳ぐためにはそれ相応の準備がいる。しなやかに泳ぎ回れるよう、自分と向き合う時間を取って、備えていきたいですね! ^^  私も、そうしますー。


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