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私、●●のために戦っていたんだ。

復職して以来ずっと「歯を食いしばって」仕事をしている感じがありました。時短で時間が足りないから?トラブルが多いから?人が足りないから?など、まぁ、どれもこれも理由なのでしょうが、なんとなくピンとこないまま。しかし、今朝、とある本を読んでいて「これだーー!」と腑に落ちました。


◾︎私、「信頼」のために戦っていたんだ。


4月から私が担当している海外人事という仕事について、以前こちらのnoteで少し書きました。「世界各地で働く日本人社員(いわゆる駐在員)のお世話」がメイン。もっと具体的にいうと、給与、賞与、手当をはじめとするお金の計算と支払いなど、マジメで堅い内容です。


だから「間違えず、正確」なことが絶対的に重要それでいてスピーディで、ホスピタリティある対応を目指しているのですが、、、なかなか現実は遠い、、、(もちろん、ちゃんとやれている会社もあると思いますが、各社なかなか苦労しているとも聞きます。)


というのも、今の仕事で要求される「細やかさ」はなかなかレベルが高い!たとえば何月何日に日本を出国したかでお給料の計算が変わる。(1日でもずれたら額が違う)。家族が一緒に住んでいるか、子どもが何人いて、それぞれ何歳か、などが1つ変わるだけでも手当が変わる。これらは超基礎編の話ですが、ほんとに挙げたらキリがないほど細かなルールがたくさんあります。


というお仕事なので、「正しくやれて当たり前」。しかも「間違えると一気に信頼を失う」のです。そうですよね。私もこの仕事をするまで、お給料が正しく支払われるのなんて当たり前だと思っていました。でも、それは違うんです。限られたスケジュールの中で、数えきれないほど様々な計算がすべて正しくなされて初めて、正しく支払いがなされるのですー!


という中で毎日働いていると、「自分たちに対する信頼」に敏感になります。たとえば、ミスはどうしても起きるものだけれど、それが重なるだけで「この人事、大丈夫?」と一気に不信感を持たれてしまう。たしかに万が一お給料が間違っていたりしたら、次のお給料も間違っていないかと疑心暗鬼になりかねませんよね。。。気持ちは分かります。それくらい重要なものを扱っているという認識はあります。


だから、起こしてしまったミスは仕方ないとはいえ、どうしたらそこからリカバリーできるか?どうしたら信頼を失わないようにできるか?を必死にやっています。あいにくホームランヒットで一気に点を取り返す!みたいなことができないお仕事なので、地道に着実に期待に応えていくしか手がないのです、、、!


そんな風に「信頼」と「不信」の狭間で毎日仕事をしていて強く思うのは、「やっぱり信頼は積み重ねていきたい!」ということ。そして、仕事の相手から「頼れるな」「できるな」と思ってもらいたい!ということも思います。そうじゃなきゃ悔しい。そうありたい。

そして私個人だけではなく、チームのメンバーにもまさにそういう頼られる経験、自分に自信を持てる経験をしてほしいので、なんとか引き続き頑張りたいところです。まだチームとして信頼を積み重ねるところまではいけていないので、リーダーとしてまだまだ私がやらなきゃいけないことがある。まずは、小さくとも着実に期待に応えていくところから!と思います。


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