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大人になるって素敵だと思えた日。

有休をいただいて、なにをしようかと考えた時に浮かんできたのは、前記事で書いた「映画を見ること」ともう1つが「美術館に行くこと」でした。


私は、大して、というか、全く詳しくないのですが、アートなものが純粋に好きなんです。感情がストレートに出ているのとか、余計なものがそぎ落とされたシャープなものとかを見たり聞いたりするのが好きで。だから、全然知識はないけど、美術館には時々足を運びます。


今回は東京都現代美術館に行くつもりだったのですが、展示替えのため休館中とのことで、プラン変更。たまたま見つけて気になっていた、いわさきちひろさんの「ちひろ美術館」にお邪魔することにしました ^^  いわさきちひろさんといえば、絵本を彩る優しい絵が有名な方です。



西武新宿線の上井草駅から徒歩の場所。元々アトリエとして使われていたところだそうで、緑に囲まれていました。

中にはお庭も。


ちひろさんの絵は、皆さんも何かの絵本で見たことがあるのでは?私は黒柳徹子さん著の「窓際のトットちゃん」の表紙が記憶に残っていましたが、他にもたくさんありますよね。ちひろ美術館のサイトでも見ることができるので、よかったら。


今回、絵葉書を何枚か買ってきたのですが、どの絵も本当に可愛らしいし、今の私には何よりも、いま1歳の我が娘を彷彿とさせるんです〜!思わず「これも娘に似てる」「これも娘みたい」と次々手に取ってしまうほど、年頃の子どもの特徴が絵に描き表わされていてスゴイ。

買ってきた絵葉書を写真で撮ったものから1枚載せると、たとえばこちら。本当に優しい絵柄です ^^ (なおトップ画像も同じく絵葉書を写真に撮ったものです、)


最後に。美術館に「大人になること」という、ちひろさんの文章が飾られていたのですが、素敵で。絵が上手で温かみがあるだけではなく、人としてのちひろさんが浮かび上がった気がしました。パネルの写真を撮るわけにはいかないと思い、撮ってこなかったのですが、公式サイトに載っていたのでご紹介します。

大人というものはどんなに苦労が多くても、自分のほうから人を愛していける人間になることなんだと思います。

全体の文章として好きなのですが、この最後の部分が特に深いなぁ、、、と。私もこれを実践していきたいです。


大人になるのが(もう大人じゃん、と言わないでください、まだ年輪を重ねている途中です w )ますます楽しみに感じられた午後でした。皆さんもよろしければ、ちひろ美術館、行ってみてください ^^


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