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幸せ味のスコーンと先生と私。

皆さん、こんにちは!ぽよ🌈と申します。

note2回目の投稿!

本日は私の身に起こった不思議なご縁のお話です。


遡ること・・・

11年前、娘が幼稚園の時のお話です。


娘は当時、とても運動神経が良かったので

運動系の習い事を勧めたのですが、

「みんなに注目されるのが嫌だから、私はこれがいい!」と

ペン字教室に通い始めました。


始めて半年ぐらいした頃、

お世話になっていたペン字教室を辞め、

別のペン字教室に通い始めることになりました。


新しいペン字教室の先生は

娘のことを親身に見てくださり、

娘の才能をたくさん褒めてくださって、

たくさんの愛を注いでくださいました。


私は送り迎えをするだけだったのですが、

いつしかその先生のことが大好きになり、

娘が大きくなった頃には

自分もペン字教室に入ることになるぐらい

いつも穏やかな、その先生のことが大好きでした。


週に一度のそのペン字教室が

私は楽しみで仕方ありませんでした。

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当時、私の家の近くにお弁当屋さんがありました。


自然食品をたくさん使っていて

大人気のお弁当屋さんだったのですが、

そこに売られている大人気のお弁当よりも

私はレジのところにいつも置いてあるスコーンが

大好きで大好きで仕方ありませんでした。


スコーンは毎月、季節の物を練り込んであり、

何だか懐かしいような、心がポカポカするような・・・

とにかく幸せな気持ちになれるスコーンでした。


大人気のお弁当屋さんでお弁当を買わずに

スコーンだけを大量に買って帰る私は、

かなり不思議な人に見えていたかもしれません。

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そんなある日。

私はペン字教室で、お弁当屋さんのスコーンの話をしました。

あの幸せな味のするスコーンを

先生にもぜひ召し上がっていただきたくて。


スコーンの話をした直後、

先生は両手で口を覆い、絶句してしまいました。


私にはなぜ先生が黙っているのか、

その意味が全くわかりませんでした。


先生はしばらくした後、

満面の笑みで話し始めました。


「そのスコーン、私が焼いているのよ」


・・・!?

驚きで息が詰まりました。

まさか先生の次に私が絶句することになろうとは(笑)


考えてみれば納得です。

あの幸せな味は、

私や娘に愛情を注いでくださる先生そのもの。


娘がペン字を始めていなければ、

教室を変えていなければ、

お弁当屋さんでスコーンを買っていなければ・・・

繋がらなかった不思議なご縁。

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11年経った今、お弁当屋さんの方針が変わり

幸せ味のスコーンはお店に並ばなくなってしまいました。


私も今の仕事を始めてすぐに

ペン字教室は辞めてしまったのだけど、

今もそのお弁当屋さんにいらっしゃる先生に

時々会いに行っては、たくさんの元気をいただいています。


お弁当屋さんと先生が繋いでくださった別のご縁。

それはまた次の機会にお話しさせていただこうと思います。


長くなりましたが、

お読みいただきましてありがとうございました。

明日が皆さんにとって、良い1日になりますように・・・

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