周易占考~上か下か?~3

前回、前々回の続き。
治療にあたり、裏卦(りか)は「沢水困(たくすいこん)」
困難に遭っても耐え忍んで努力する事。

痛かろうが苦しかろうが我慢する事って事です。この事から今回は麻酔なしで歯石取りをして貰いました。

互卦(ごか)は「雷水解(らいすいかい)
解とは読んで字の如く「解消する」という事なので、歯石が取れるという事。

そして、之卦(しか)の「艮為山(ごんいさん)」
軽はずみな行動を慎み、地道な努力で現在の状況を守る事。
単純に寄り道したり買い食いしたりせず、大人しく帰る事と変換。

本卦と賓卦だけは結構しっかり目に読んで、あとの卦の占考は力尽きた感もありましたが、ほぼ全て的中していたので、改めて易の凄さを感じました。

参考文献
「中国の思想 易教」松枝茂夫・竹内好監修、丸山松幸訳 徳間書店

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