教員採用試験｜小学校教諭の倍率は過去最低を記録！

文部科学省が2022年9月9日に発表した報道資料によると、令和4年度（2021年実施）小学校教員採用試験の最終倍率は2.5倍だったと発表しました。

この結果、前年度の2.6倍から0.1ポイント減少して過去最低値を更新しています。

なお、都道府県ごとの倍率推移は以下の記事をご覧ください。

教員採用試験｜小学校教諭の倍率ランキング

教員採用試験（小学校教諭）の受験倍率を高い県と低い県TOP3をそれぞれまとめています。

令和4年度（2021年実施）

》低い県

1. 秋田県：1.3倍
   福岡県

2. 大分県：1.4倍
   佐賀県

3. 山形県：1.5倍
   長崎県

》高い県

1. 高知県：9.2倍

2. 神戸市：6.4倍

3. 奈良県：5.1倍

令和3年度（2020年実施）

》低い県

1. 佐賀県：1.4倍

2. 富山県：1.5倍
   長崎県
   福岡県

3. 山形県：1.6倍
   大分県

》高い県

1. 神戸市：7.3倍

2. 高知県：6.9倍

3. 奈良県：5.1倍

令和2年度（2019年実施）

》低い県

1. 佐賀県：1.4倍
   長崎県

2. 北九州市：1.5倍

3. 富山県：1.6倍
   福岡県

》高い県

1. 高知県：7.1倍

2. 神戸市：6.1倍

3. 鳥取県：5.5倍

令和元年度（2018年実施）

》低い県

1. 新潟県：1.2倍

2. 福岡県：1.3倍

3. 佐賀県：1.6倍

》高い県

1. 兵庫県：6.1倍

2. 高知県：5.8倍
   相模原市

3. 群馬県：5.5倍

平成30年度（2017年実施）

》低い県

1. 新潟県：1.8倍

2. 福岡県：1.9倍

3. 長崎県：2.0倍

》高い県

1. 鹿児島県：7.4倍

2. 群馬県：6.3倍

3. 熊本市：5.3倍

平成29年度（2016年実施）

》低い県

1. 富山県：2.3倍
   広島県
   高知県

2. 福岡県：2.4倍
   和歌山県

3. 茨城県：2.5倍

》高い県

1. 鹿児島県：8.9倍

2. 沖縄県：5.6倍

3. 横浜市：5.4倍
   福岡市

平成28年度（2015年実施）

》低い県

1. 山口県：2.2倍
   高知県

2. 広島県：2.6倍

3. 茨城県：2.7倍
   新潟県
   滋賀県
   和歌山県
   鳥取県

》高い県

1. 鹿児島県：10.1倍

2. 群馬県：7.9倍

3. 沖縄県：5.9倍

平成27年度（2014年実施）

》低い県

1. 大阪市：2.1倍

2. 山口県：2.3倍

3. 茨城県：2.7倍

》高い県

1. 鹿児島県：11.0倍

2. 岩手県：10.2倍

3. 宮崎県：10.0倍

平成26年度（2013年実施）

》低い県

1. 山口県：2.5倍

2. 滋賀県：2.8倍
   香川県
   北九州市

3. 石川県：3.0倍
   静岡市

》高い県

1. 鹿児島県：13.0倍

2. 宮崎県：11.2倍

3. 岩手県：10.9倍

平成25年度（2012年実施）

》低い県

1. 山口県：2.5倍

2. 北九州市：2.6倍

3. 広島県：2.8倍

》高い県

1. 青森県：17.4倍

2. 鹿児島県：12.7倍

3. 宮崎県：11.4倍
   熊本市

教員採用試験｜小学校教諭の倍率は低いけど・・・。

教員採用試験（小学校教諭）の倍率は低いですが、必ず合格できるとは限りません。

実際、倍率が低い福岡県では以下のように公言しております。

どれだけ倍率が低くても、優先すべきは教員の質ということです。

筆記試験の勉強だけに偏った対策はしないように気をつけましょう。

僕のnoteでは、教職・一般教養や個人面接の対策に役たつ情報を配信しています。参考にしてください。