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音楽を聴くのが好き。レコードも好き。バンドzirconiumのリーダー。 連絡事項がありましたらツイッターのDMからでもどうぞ。 https://twitter.com/zrcnm

マガジン

  • コラムのアーカイブ : 「月刊 QはA」

    名古屋のレコードショップStiffslackのマンスリーフリーペーパーに寄稿したコラム「月刊 QはA」のアーカイブ

  • White Light / White Heat レコード

    The Velvet Underground「White Light / White Heat」のアナログレコードの特徴や印象、考えたことについての覚え書き。

最近の記事

アデニア・ペリエリ(メタモルファ)の発根管理メモ

アデニア・ペリエリ(Adenia perrieri)の未発根の現地株を3月に入手して発根管理した際のことを自分用のメモも兼ねて書いてみます。どなたかの参考になれば。近年アデニア・ペリエリはアデニア・メタモルファ(Adenia metamorpha)という名前に変更されたようなので、ここでは以後メタモルファと呼ぶことにしておきます。 1. 根元をカット首と頭があるような株姿になんとなくひかれてベアルートを入手。届いてみると首の部分がイメージしていたよりも長かった。植え付けるに

    • 仲間を偲ぶ - 1000travels of jawaharlal

      1000travels of jawaharlalのベーシスト、岩田真一さん(がんちゃん)が2022年9月29日に亡くなりました。もうすぐ1年が経とうとしています。追悼の意を込めて、1000travels of jawaharlalへの愛を込めて、書いてみます。 がんちゃんと僕が初めて出会ったのは、1998年11月4日、大阪のライブハウス、十三ファンダンゴ。東京からNaht、札幌からCowpers、京都のDig a Hole、僕らzirconiumという4バンドが出演するラ

      • メカニカルキーボード(WASD製)について

        7、8年前からメカニカルキーボードを使っています。WASDというアメリカのショップから購入しました。20年以上使い慣れたApple純正日本語キーボードの操作感を継承しつつ、より打ち心地の良いキーボードで仕事をしたいなとの想いでした。とても気に入っています。 104タイプのキーボードで、Cherry MXのブラウン軸(タクタイルバンプ)を選択しました。Macで仕事をする自分用のキーボードが「Windows用のキーボードをなんとか工夫してMacで使っている」状態ではナンセンスな

        • Mac Pro(Mid 2010)について

          Mac Pro (Mid 2010)を2022年の今もまだメインマシンとして使っています。新品で購入した12年前と今では、自分を取り巻く状況はずいぶんと変わったけど、ずっと付き合ってきたかわいい相棒です。自宅で仕事をする機会が増えた昨今、いっそう重宝してます。筐体のデザインとして、この頃のMac Proが一番冴えてると思っていて、いい頃合いで売却して次のマシンの資金に充てるような賢いやり方は、一度も思いつかなかったです。かっこいいからなるだけずっと使えたらいいなあと思ってた。

        アデニア・ペリエリ(メタモルファ)の発根管理メモ

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        • コラムのアーカイブ : 「月刊 QはA」
          8本
        • White Light / White Heat レコード
          10本

        記事

          月刊 QはA #8「ヴァイナルリイシュー」

          レコードって、道の駅で売ってるちょっと美味そうなドレッシングのような位置づけで流行してるんじゃないかなと、僕は勝手に思っています。ちょっと高いけどせっかくだから記念に買おう、普段づかいの味ではないけども、こういうのを買って楽しくなれる感じって良いよねみたいな。「せっかく」の中に込められた諸要件は、人それぞれ違うんだと思いますけど、少なくとも、聴いてつまんない音源だったら即売りますよって心持ちでレコードを買ってる人達がレコードブームを支えてるわけではないだろうなと想像しています

          月刊 QはA #8「ヴァイナルリイシュー」

          Valor 525 灯油ストーブ

          イギリスのValor社製ストーブ、Valor 525を使っています。備忘録も兼ねてもろもろをメモしておきます。情報の断片がいつかどなたかのお役に立つようなことがあればうれしいです。 Valor 525は、Valorの中では比較的人気のある機種で、日本国内でも4〜50年前に代理店を通して販売されていた時期があることから、タマ数も多くて入手しやすい部類のビンテージストーブだと思います。 前ユーザーがちゃんと使ったのはせいぜい2シーズンくらいかなってくらいの、そこそこ良いコンデ

          Valor 525 灯油ストーブ

          月刊 QはA #7「打ち上げ」

          20代の頃はライブの打ち上げによく参加しました。当時は今よりも人数規模の大きい打ち上げが多かったように思います。ライブを観に来てくれたお客さんよりも打ち上げに集まる人数の方が多いこともよくあった。ネットのない時代になんかしら情報を入手しにぞろぞろ集まって来てたってのもあるかもしれない。今ではもう打ち上げに参加することもめっきり少なくなったし、ザ・打ち上げみたいな会も減ったんだと思う。 大人数でのりこんだ居酒屋で、トイレに立って席に戻る時に、ふと遠くから自分のいた席の周辺を眺

          月刊 QはA #7「打ち上げ」

          2018年 Dave Navarro インタビュー 「Nothing's Shocking」を振り返る

          僕、Jane's Addictionのアルバム「Nothing's Shocking」がすごく好きでした、今でも大好きです。作品の中でデイブナヴァロ(Dave Navarro)のギターは、もちろん重要な役割を果たしていると思ってます。が、好きなギタリストを挙げてみようとする時、自分の頭の中にデイブナヴァロの名前が浮かばないんです。その理由は、デイブナヴァロのギターが恐ろしいくらいペリーファレル(Perry Farrell)のコンセプトと同化しきっていて、こんなに好きなバンドな

          2018年 Dave Navarro インタビュー 「Nothing's Shocking」を振り返る

          Valor 625 灯油ストーブ

          イギリスのValor社製のビンテージストーブ、Valor 625を入手してレストアして遊びました。自分用の備忘録も兼ねてメモしておきます。情報の断片がいつかどなたかのお役に立つことがあればうれしいです。 おそらく1970年代に製造・販売されたと思われるValor 625は、アラジンなどと同じく灯油を燃料とするブルーフレームのストーブです。海外の中古サイトでたまたま見かけて、かわいいフォルムだなと一目惚れして入手しました。ヨーロッパ的な優美さもありつつ、ボテッとした田舎くささ

          Valor 625 灯油ストーブ

          アラジン ブルーフレーム 15型後期デラックス

          古いストーブ、アラジンの15型後期デラックス(H42206)を使っています。1960〜66年頃のストーブです。自分用のメモを兼ねて雑感を書いてみます。情報の断片がどなたかの参考になればうれしいです。 僕の場合は、アラジンのぽってりとしたタンクの造形に惹かれました。購入前から、買うならぽってり、ぽってりじゃないモデルなら別にアラジンじゃなくてもいいと考えていました。また、カスタマイズして使いたいと思っていたので、イジるにあたって躊躇しなくてもいいような、なるだけ外見のボロい個

          アラジン ブルーフレーム 15型後期デラックス

          White Light/White Heat - 2012 Mono Reissue

          The Velvet Underground White Light/White Heat Sundazed Music – 2012 BOXセットのバラ先日、モノラル盤White light/White heat、1750円ってのをネットの中古リストの中に見つけたんです。品番「LP5413」とあって、これはなんなんやろ?となって調べてみるんですが、どこをどう調べても出てこない。考えた結果、可能性としては、White light/White heatってタイトルを付けてしま

          White Light/White Heat - 2012 Mono Reissue

          月刊 QはA #6 「お盆休み」

          先日「glutamate radio」というラジオ番組に出演しました。As Meias、Kulara、Leadsled、The Pogoなどのバンドで活躍されたのち、現在はTwolowやKenny Baker、Renaで活動中の塚本純さんが聞き手の番組です。音楽と出会ったきっかけなどそのあたりの話をしています。コンピュータからもスマートフォンからも簡単に聴くことができます。興味のある方おられましたらこちらからぜひ一度どうぞ。ラジオ番組のTwitterアカウントはこちらです。

          月刊 QはA #6 「お盆休み」

          月刊 QはA #5 「ラブレター」

          好きなバンドやレーベルに手紙を送るのがけっこう好きでした。今はSNSを通じて、空中に向かって漠然と好きと言ってみれば、本人に伝わるかもしれんねえ、共感してくれる仲間が見つかるかもしれんねえくらいのゆるさでコミュニケーションできてしまうけれど、インターネットが普及する前は、やたらと直で手紙を書いてました。 好きなバンドに手紙を書いて送る遊びは高校生の頃から始まったと思います。当時よく聴いていたスラッシュとか少しヘヴィなオルタナバンド、例えば、Nuclear Assault、M

          月刊 QはA #5 「ラブレター」

          月刊 QはA #4 「音源はライブしない」

          サブスクの隆盛とともに、音楽の楽しみ方がライブ中心に変わってきた傾向は、それはそれで面白いなと思っています。同時に、そういう状況を、ライブの現場にこそ、リアルな現場にこそ、音楽の真髄が凝縮されているんだ、世の中がやっとそれに気付き始めたんだ、的に解釈する空気も漂ってるように感じることがあるんです。そういうムード、けっこう苦手意識があります。音楽を楽しむ「現場」ってそもそも他にもいっぱいあると思うけどなって。テントを持ってフェスに行ってタオルを振り回してる人達や、ライブハウスに

          月刊 QはA #4 「音源はライブしない」

          月刊 QはA #3 「飾らない方のレコード」

          レコード好きです。僕はどちらかというと(収集しているいくつかの領域を除いて)、リスナーって立場にこだわって楽しむタイプかなと思っています。レコ屋でもDJでもコレクターでもなく、ただ聴きたいだけのリスナーやもんなって感じの自分勝手な流儀で楽しんでます。レコードってけっこう高いモノなんで、買うからにはきっちり楽しませてもらいまっせ的な感覚が根底にあるかもしれない。興味のある方、こんな人もいるんだなくらいのノリで読んでみてください。 15、6年前から、買ったレコードの音はほぼすべ

          月刊 QはA #3 「飾らない方のレコード」

          月刊 QはA #2 「キャバーンクラブ」

          あのバンドは○○大学の○○サークル出身のバンドらしいよ、みたいな話は界隈でちょくちょく聞きますが、僕も大学の音楽サークル出身で、関西外国語大学のキャバーンクラブという小さなサークルに所属していました。 学内にあった音楽系5団体のライブ演奏を全部まとめて観れる新入生歓迎祭的なイベントをきっかけにしてサークルに入りました、よくある話です。当時は、軽音楽部とフォークソング部はガンズみたいなハードロック、ミュージックマインドというサークルはメタリカのようなスラッシュメタル、サウンド

          月刊 QはA #2 「キャバーンクラブ」