タバコが好き


もともとわたしは喘息だったので、小さな頃から母に「タバコだけは吸っちゃダメだよ」と言われて育ってきた。


大学に入り、喫煙者の友達も増えたが母の言葉を守り頑なにタバコだけは避けてきた。

しかし、大学3年の頃に当時の彼氏と別れた。
ヤケになって初めてタバコを吸ってみた。
美味しくなかった。


しかし慣れというものはすごいもので、いつのまにか喫煙者になっていた。
でも大学生の頃は、1日に2本吸うか吸わないか、飲み会の時だけ吸うか。その程度だった。


そんな時、母の親友が亡くなった。
直接会うことはほとんどなかったが、美人さんだったのは覚えている。
死の数ヶ月前にたまたま見かけた時、美しかった彼女は、見る影もなかった。
死因は「肺がん」だった。
下の子はまだ小学生だっただろうか。
どのような気持ちでこの世を去ったのか、わたしには想像もつかない。

この時もう一度、母から釘を刺された。
「タバコだけは絶対にやめて」と。
だから、わたしは吸うのをやめた。


しかし、過去のブログでご存知の方もいるかもしれないが、あまりにも新卒で入った会社がブラックだった。
どんどんと鬱のような症状が出るようになった。

母の言葉は、重たかったけれど、またわたしはタバコに手を出した。


今もタバコを吸いながら、文章を書いている。
タバコは今日も美味しい。
あの頃は、別に必要ないツールだったが今では欠かせないツールになった。
1日に7〜8本は吸うだろうか。

ベランダで空を見ながらタバコを吸うのが好きだ。
す〜っと動く煙と青い空。
いつもアイスコーヒーかアイスティーを準備してまったりするこの時間が大好きだ。

皆がどのような理由でタバコを吸うのか知らないが、わたしは単純に美味しいというのもあるが、煙を見ているのが好きだからだ。
煙を見ていると自然と心が落ち着く。
ただひたすら音楽を聞きながら、ぼーっと吸うタバコは美味しいし、ゆらゆらと動く煙は美しい。
わたしはそう思う。


今度、母親と2人で温泉旅館に泊まりに行くことになった。
わたしはここで、タバコを吸っていることを打ち明けると同時に謝ろうと思っている。
今のわたしにはなくてはならないものだと。

でも、鬱が治ったらまたやめようと思っている。
世の中は喫煙者に厳しいし、わたしは女性ということもあり妊娠する未来を考えた場合、デメリットが大きい。というか高いし。


伝えたとき、母はどのような反応をするのかな。
怖いが、黙ってコソコソ吸っているよりいいのかなと。
しかし、知らないでいいこともあるのだろうか。
わからない。

さて、どうしようかな。
と考えながら、もう1本に手を伸ばす。

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